こんにちは。
今回は有名建築家が設計した沖縄の建築物14選。庁舎や役所から美術館までです。
沖縄には庁舎や役所、美術館、水族館、ホテル、劇場など様々な建築物がありますよね。
そこで、今回は有名建築家が設計した沖縄の建築物をまとめました。
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有名建築家が設計した沖縄の建築物!
ここからはいよいよ、実際に有名建築家が設計した沖縄の建築物を見ていきましょう。
那覇市役所
那覇市役所(なはしやくしょ)は、日本の地方公共団体である那覇市の組織が入る施設(役所)である。
新庁舎は地上12階、地下2階建てで、仮庁舎のほか、教育委員会、銘苅庁舎の部局も移転し、総合庁舎としての役割となる。
建築家の国場幸房氏が設計した沖縄県那覇市にある市役所「那覇市役所」!
下部が階段状になった外観が特徴の建物で、インパクトのあるかっこいい建築と話題になっています。
壁面やバルコニーには緑が積極的に取り入れられており、6階の中庭部分は大きな吹き抜けになっていますよ。
那覇市 | 『平和・こども・未来「ひと つなぐ まち」』 | 那覇市 Naha City
沖縄県庁舎 行政棟
沖縄県庁舎(おきなわけんちょうしゃ)は、沖縄県那覇市泉崎にある広域自治体たる沖縄県の役所(県庁)の本庁舎である。
隣りには沖縄県議会、沖縄県警察本部庁舎がある。
近くには那覇市役所やテレビ局、百貨店、銀行などが立ち並ぶ。
高層の庁舎は、仕上材料の異なる三層構成となっている。
頂部は、近くにある琉球放送のアナログ放送STL波を豊見城市の旧NHK沖縄放送局にある送信施設に届かせるため、切妻屋根の中央部の曲線で切りとっている(2011年のアナログ放送停波後の改築等は未定)。
正面玄関上部には、シーサーを取りつけるなど、伝統と現代の共生を目指している。
1991年には、第32回BCS賞を受賞している。
建築家の黒川紀章氏が設計した沖縄県那覇市にある県庁舎「沖縄県庁舎 行政棟」!
最上部や側面に曲面を取り入れた巨大な建物で、放送電波の妨げにならないよう屋根の中央部分が切り取ってあります。
最上階の14階には展望台があり、那覇市内を一望できますよ。
この作品で1991年に第32回BCS賞を受賞しています。
名護市庁舎
1981年(昭和56年)6月某日、港地区にて、名護市新庁舎(現在施設)が竣工し、東江にある旧庁舎から機能が移転された。
象設計集団とアトリエ・モビル(丸山欣也主宰)が設計を担当した新庁舎は、同年、第33回日本建築学会賞作品賞を受賞した。
新庁舎は、新築当初、外気を建物内部に取り込む「冷房無し」が話題となり、沖縄各地で同じような発想に基づいて自然換気を生かした住宅が建てられた。
市によれば「庁舎に来訪する市民からの要望」もあって、現在では冷房を使用している。
建築家集団の象設計集団が設計した沖縄県名護市にある市庁舎「名護市庁舎」!
公共建築らしくない遺跡のようなデザインが話題となった建物で、沖縄らしいピンクの花ブロックを使用することで風が抜けるようになっています。
建物の周りがテラスや回廊、スロープなどで構成されており、デザインが異なる56頭のシーサーが並んだファサードも魅力となっていますよ。
この庁舎建築は日本建築学会賞作品賞を受賞しています。
今帰仁村中央公民館
建築家集団の象設計集団が設計した沖縄県国頭郡今帰仁村仲宗根にある公民館「今帰仁村中央公民館」!
建物は中庭を囲んでコの字型に配置されており、赤い列柱が特徴となっています。
この柱は全部で276本あり、雨端(アメハシ)と呼ばれる庇のような役割をもつ回廊となってますよ。
沖縄美ら海水族館
沖縄美ら海水族館(おきなわちゅらうみすいぞくかん)は、沖縄本島北西部の本部半島備瀬崎近くにある国営沖縄記念公園・海洋博覧会地区(海洋博公園内)の 水族館で、一般財団法人沖縄美ら島財団が管理・運営している。
「チュらうみ」とは沖縄の方言で「清〔きよ〕ら(しい)海」という意味。
大水槽を泳ぐジンベエザメやイルカショーが人気で、沖縄県の著名な観光地となっている。
2005年(平成17年)にアメリカのジョージア水族館が開館されるまでは世界最大の水族館であった。
建築家の国場幸房氏が設計した沖縄県国頭郡本部町にある水族館「沖縄美ら海水族館」!
ジンベイザメが泳ぐ巨大水槽が話題となった水族館で、世界最大のアクリルパネルが設けられています。
入り口には沖縄の気候に配慮した半野外のパーゴラ空間を取り入れ、そこから沖縄の美しい海を眺めることができますよ。
この水族館は公共建築賞の特別賞を受賞しています。
国立劇場おきなわ
国立劇場おきなわ|Projects|株式会社高松伸建築設計事務所
国立劇場おきなわ(こくりつげきじょうおきなわ、英語:National Theatre Okinawa)は、2004年1月18日に沖縄県浦添市に開場した劇場である。
全国で5番目に開場した国立劇場で、沖縄伝統芸能の保存振興を図ることを主な目的として設置された。
延床面積は14,729m2の、地上3階また地下1階の劇場で、大劇場は632席、小劇場は255席の客席数を擁する。
施設外観として、琉球王国時代の家屋などを基にしたデザインで設計され、外壁は斜めに交差した網代形の竹組みをモチーフにしている。
屋根には琉球瓦や琉球石灰岩を、海に近く塩害を防ぐ為に外壁には耐食性の高いプレキャストコンクリートを使用している。
2006年には第47回建築業協会賞(BCS賞)、2008年には第11回公共建築賞を受賞している。
建築家の高松伸氏が設計した沖縄県浦添市にある劇場「国立劇場おきなわ」!
沖縄の伝統的なチニブをモチーフにした外壁が特徴で、美しいカーブを描いています。
沖縄らしさも取り入れたインパクトのある建物ですね。
この劇場はBCS賞や公共建築賞を受賞していますよ。
沖縄アミークスインターナショナル
Okinawa AMICS International – Coelacanth and Associates
沖縄県うるま市にあるシーラカンスアンドアソシエイツが設計した幼稚園・小学校・中学校の校舎、沖縄アミークスインターナショナル!
起伏のある敷地に低層の建物をいくつか並べており、図書館を含むメディアセンターなどもあります。
中心には中庭を配置し、建物は吹き抜けの回廊で繋がっていますよ。
ホテルムーンビーチ
日本におけるモダン・ムーブメントの建築208選に選定!|ホテルムーンビーチ【公式】
沖縄国際海洋博覧会に合わせ1975年(昭和50年)にオープンした沖縄県では老舗のリゾートホテルである。
株式会社ムーンビーチが運営を行っていたが、2001年(平成13年)に親会社であった國場組が経営不振のために、オリオンビール、沖縄電力、琉球銀行、沖縄銀行、沖縄海邦銀行などが出資した新会社、ムーンビーチ・リゾート株式会社が設立され運営されている。
建築家の国場幸房氏が設計した沖縄県国頭郡恩納村字前兼久にあるリゾートホテル「ホテルムーンビーチ」!
ピロティや吹き抜けが特徴の建物で、建築面積の8割を占めるピロティからは海を見渡すことができます。
各階の回廊が一体となった吹き抜けにはポトスが垂れ下がり解放的な空間となっていますよ。
このホテルはDOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選ばれています。
沖縄県公文書館
沖縄県公文書館(おきなわけんこうぶんしょかん)は、1995年に開館した沖縄県が設置する公文書館である。
沖縄県の公文書だけでなく、琉球政府や琉球列島米国民政府の文書も扱っており、戦後の沖縄を知る上で貴重な存在である。
2007年4月に指定管理者制度を導入し、財団法人沖縄県文化振興会が指定管理者になった。
建築家の国場幸房氏が設計した沖縄県南風原町にある公文書館「沖縄県公文書館」!
赤瓦を使用した連続した屋根が特徴の建物で、屋根は30度の急勾配となっています。
高倉をモチーフにしており、壁には台形のルーバー設けられていますよ。
この建築はBCS賞や公共建築賞優秀賞を受賞しています。
沖縄コンベンションセンター
沖縄コンベンションセンター(おきなわコンベンションセンター、英語:Okinawa Convention Center)は、沖縄県宜野湾市真志喜四丁目にある沖縄県立の会議展覧センターである。
隣接してビーチやマリーナ、海浜公園、屋外劇場、体育館、野球場、リゾートホテルなどの施設があり県内外の様々な企業や団体のコンベンションやイベントに対応できる。
設計は大谷幸夫で、1987年(昭和62年)に完成した。
1998年(平成10年)には公共建築百選に選定されている。
2007年(平成19年)よりbjリーグに参戦した琉球ゴールデンキングスのメインアリーナでもあった。
2019年には第43回全国育樹祭式典が同アリーナで挙行される予定であり、秋篠宮・同妃紀子が臨場される予定。
2018年には大田昌秀元沖縄県知事県民葬が執り行われた。
建築家の大谷幸夫氏が設計した沖縄県宜野湾市真志喜にある会議展覧センター「沖縄コンベンションセンター」!
曲線を多用した屋根が特徴の建物で、竜宮城のような雰囲気となっています。
展示棟、劇場棟、会議棟A、会議棟Bの4棟で構成されていますよ。
この建築は公共建築百選やBCS賞を受賞しています。
浦添市美術館
浦添市美術館(うらそえしびじゅつかん)は沖縄県浦添市にある美術館である。
日本初の漆芸専門美術館、沖縄初の公立美術館として1990年(平成2年)に設立され、琉球漆器をコレクションとしている。
1991年(平成3年)に開館した石川県輪島漆芸美術館とは、互いに漆芸専門美術館ということで友好提携を結んでいる。
また設計には建築家の内井昭蔵があたった。
建築家の内井昭蔵氏が設計した沖縄県浦添市仲間にある美術館「浦添市美術館」!
八角形の屋根をもつドーム状の塔が並んだ建物で、ヨーロッパ古都のような雰囲気となっています。
複数の塔屋は回廊で繋がっており、特徴的な中庭も設けられていますよ。
同じ浦添市にある浦添市立図書館の建築も内井昭蔵氏による設計となっています。
沖縄県立博物館・美術館
沖縄県立博物館・美術館(おきなわけんりつはくぶつかん・びじゅつかん)は、沖縄県那覇市おもろまちにある文化施設である。
博物館機能と美術館機能をあわせ持つ県内初の複合文化施設として開館。
博物館施設としては前身である沖縄県立博物館の2倍の広さを持ち、美術館施設は県立としては戦前戦後通して初めての設置である。
沖縄県那覇市おもろまちにある石本建築事務所が設計した美術館と博物館「沖縄県立博物館・美術館」!
沖縄のグスク(城)をイメージしたファサードが特徴の建物で、沖縄の強い日差しでも快適な室内環境を保てるようダブルスキンを採用しています。
吹き抜けのエントランスホールは木陰のオアシスがモチーフとなっており、樹木のような柱の上部にはトップライトが設けれていますよ。
この建築は日本建築学会作品選奨やBCS賞、グッドデザイン賞など様々な賞を受賞しています。
糸満市庁舎
沖縄本島最南端、行政・文化施設の集積を予定する新たな埋立地で最初の計画。
外装に強い日差しを遮るルーバーや有孔パネルを取り付け、南面と屋根面に太陽光発電パネルを組み込むことで、この庁舎は複合的な省エネ効果を発揮しています。
その南面ルーバーがつくりだす巨大な軒下空間、内外部の吹抜のつながりにより、開かれた庁舎の実現を目指しました。
沖縄県糸満市にある日本設計が設計した庁舎「糸満市庁舎」!
南面と屋上に設置された太陽光発電パネルが特徴の建物で、外周には有孔コンクリート(花ブロック)が設けれています。
ルーバーは強い日差しから守ってくれる日除けの役割も持っており、同時に南面には雨端(アマハジ)と呼ばれてる半野外空間をつくりだしていますよ。
この庁舎は環境・省エネルギー建築賞や環境・設備デザイン賞など様々な賞を受賞しています。
空の森クリニック
不妊治療のための施設。沖縄の森を復活させその中に木造文化を再生。
外廊下で緩やかに繋がれたパビリオンが連続する空間の中で、沖縄の自然空間と溶け合った空間を提供する。
中心の石積みの塊の中には高度医療が詰め込まれている。
グラフィックデザイン、その他小物のデザイン及びプロジェクト総合監修は佐藤卓。
建築家の手塚貴晴+手塚由比が設計した沖縄にある不妊治療専門のクリニック「空の森クリニック」!
深い軒や回廊が特徴の建物で、沖縄の伝統建築や美しい自然を取り入れています。
手術室などのクリーンルームをまとめて中央の石積みの建物におさめ、その周りに中庭を配置しています。
この建築作品はBCS賞やグッドデザイン賞、日本建築家協会優秀建築賞を受賞していますよ。
沖縄の医療法人 杏月会 空の森クリニック|不妊治療・人工授精・婦人科内視鏡治療
沖縄に行くさいに持っていきたい1冊です。
雰囲気のある沖縄独特の建築が多いですね。
以上で有名建築家が設計した沖縄の建築物14選。庁舎や役所から美術館まででした。
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