こんにちは。
今回は有名建築家が設計した島根の建築物9選。美術館や博物館から図書館やホールなどです。
島根県には美術館や図書館、博物館、ホールなど様々な建築物がありますよね。
そこで、今回は有名建築家が設計した島根の建築物をまとめました。
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有名建築家が設計した島根の建築物!
ここからはいよいよ、実際に有名建築家が設計した島根の建築物を見ていきましょう。
島根県立美術館
島根県立美術館(しまねけんりつびじゅつかん)は、島根県松江市にある美術館。
21世紀の文化拠点として1999年3月に開館した山陰最大規模の美術館である。
「水と調和する美術館」を館テーマとしており、水が描かれた作品を多数収蔵、展示する。
また、「日本の夕陽百選」に定められる宍道湖の夕日鑑賞には、絶好の東南岸に位置することから屋上展望テラスの設置や建物の西側が全面ガラス張りになっている等、夕日観賞に適した設計がなされている。
建築家の菊竹清訓氏が設計した島根県松江市にある美術館「島根県立美術館」!
チタン製の大きな屋根が特徴の建物で、丸くくり抜かれた部分は展望テラスとなっています。
宍道湖のほとりに建っており、宍道湖のきれいな夕日を眺めることができますよ。
この美術館は公共建築賞を受賞しています。
島根県立図書館
島根県立図書館(しまねけんりつとしょかん)は、島根県松江市にある島根県立の公共図書館。
1966年(昭和41年)には松江城西側の松江藩薬草園跡地にあった松江刑務所が郊外に移転した。
松江刑務所跡地を島根県が取得し、菊竹清訓が設計を手掛けた島根県立図書館の新館が1968年(昭和43年)10月に竣工した。
なお、菊竹は島根県において、島根県立博物館(現・島根県庁第三分庁舎、1958年)、出雲大社庁の舎(1963年)、島根県立武道館(1970年)、島根県立美術館(1999年)などの設計も手掛けている。
2001年(平成13年)には大規模改修工事を行ったが、建物の老朽化、書庫の収蔵冊数、バリアフリーなどの課題がある。
建築家の菊竹清訓氏が設計した島根県松江市にある図書館「島根県立図書館」!
入ってすぐにある広い吹き抜けのホールが特徴の建物で、複雑な形状をした鉄骨の屋根が設けられています。
ジグザグに配置されたコンクリート打ちっ放しの外壁も特徴的で、窓から美しい城山への眺望が可能となっていますよ。
島根県立古代出雲歴史博物館
島根県立古代出雲歴史博物館(しまねけんりつこだいいずもれきしはくぶつかん)は、島根県出雲市にある歴史系の博物館である。
槇文彦の設計による建築物。
コンセプトとして建築の主張を抑えるために面と線を簡素に表し、素材も鉄とガラスというシンプルな組み合わせになっている。
また、壁面の鋼は古代のたたら製鉄、ガラスは現代性をそれぞれ象徴する役割も担い、古代と現代の融合という意味合いもある。
また元々の敷地は駐車場と湿原であったため、庭園の樹木にはシイやカシなど常緑の広葉樹が植えられた。
建築家の槇文彦氏が設計した島根県出雲市にある博物館「島根県立古代出雲歴史博物館」!
ガラスボックスのエントランスにコールテン鋼の本館からなる建物で、ガラスボックスにはカフェや展望テラスも設けられています。
ガラスを多用した建築となっており、館内に居ながら出雲の自然を感じることができますよ。
ビッグハート出雲
ビッグハート出雲 (ビッグハートいずも、Big Heart IZUMO)は、島根県出雲市にある出雲市立の地域交流センターである。
1999年12月に開館した。
指定管理者の財団法人出雲市教育文化振興財団が管理運営する。
漢字では「出雲巨心」と表記される。
メインホールは多目的ホール「白のホール」で、主にクラシック音楽コンサートに使用される。
建築設計事務所C+A(小嶋一浩・小泉雅生)が設計した。
櫓柱構造が特徴。
これにより、非構造壁を増やせた。
また、「白と黒」が具現化されている作品でもある。
C+A(シーラカンスアンドアソシエイツ)が設計した島根県出雲市にある複合施設「ビッグハート出雲」!
緩やかなマウンド状の敷地に建った建物で、中央の通路を中心にホールやギャラリー、スタジオなどが配置されています。
各機能の間には庭が設けられており、ガラスを多く使った建築となっていますよ。
悠邑ふるさと会館
悠邑ふるさと会館は、1000人を収容できる大ホールや各種会議室、図書館などがある複合文化施設です。
建築家の新居千秋氏が設計した島根県邑智郡川本町大字川本にある複合文化施設「悠邑ふるさと会館」!
柱を多用したデザインが特徴の建物で、道路側がガラス張りとなった横長いエントランスも特徴的となっています。
悠邑ふるさと会館が建てられた2年後にかわもと音戯館が隣に増築されていますよ。
この建築で島根県景観賞を受賞しています。
大社文化プレイス
大社文化プレイス(たいしゃぶんか-)は島根県出雲市にある文化施設。
複数のホールなどからなる『うらら館』と出雲市立大社図書館『でんでんむし』との複合施設で、旧大社町時代の1997年(平成9年)9月に着工し、1999年(平成11年)7月竣工。
同年10月に開館した。
2005年(平成17年)に大社町が出雲市と合併したことにより現在は出雲市の施設となっている。
建築家の伊東豊雄氏が設計した島根県出雲市にある図書館とホールの複合施設「大社文化プレイス」!
曲面を多く使った建物で、図書館部分の屋上は芝生の敷かれた丘のようになっています。
館内は自然光を取り入れた開放的な空間となってますよ。
島根県芸術文化センター
島根県芸術文化センター グラントワ(しまねけんげいじゅつぶんかセンター グラントワ)は、島根県益田市有明町にある芸術文化施設。
島根県立石見美術館と、島根県立いわみ芸術劇場で構成され、2005年10月8日に開館した。
正式名称は「島根県芸術文化センター」で、「グラントワ」は愛称である。
「グラントワ」の由来は、広い屋根と言う意味のフランス語 (Grand Toit) である。
全国からの16,456点の応募の中から選ばれた。
建物の屋根が、石見の景観・風土を象徴する、落ち着いた赤色石州瓦の使用された、大きな切妻屋根で作られていることに由来している。
建物の屋根、外壁には島根県が誇る石州瓦が約28万枚使用されている。
大ホール壁面には、音響・意匠・構造を一体のものとするため、三次元的に複雑な形状を持つコンクリート折版構造が採用されており、約1.8秒(500Hz/空席時)の残響時間が確保されている。
設計は、株式会社内藤廣建築設計事務所。
建築家の内藤廣氏が設計した島根県益田市有明町にある美術館と劇場からなる複合施設「島根県芸術文化センター」!
赤茶色の石州瓦で覆われた外観が特徴の建物で、屋根に12万枚、壁に16万枚の石州瓦が使用されています。
回廊に囲まれた45m四方の広い中庭があって、その中央には25m四方の鏡のような水盤が設けられていますよ。
この建築でBCS賞や公共建築賞を受賞しています。
くにびきメッセ
くにびきメッセこと、島根県立産業交流会館(しまねけんりつさんぎょうこうりゅうかいかん)は、島根県松江市にある展示場、会議室を備えた山陰地方最大規模のコンベンション施設。
建築家の高松伸氏が設計した島根県松江市にある複合施設「くにびきメッセ」!
館内の中央にあるガラスウォールの空間には円錐や球などの茶室?がおさめられており、斜めにかかった空中回廊も設けられています。
隣には同じく高松伸氏が設計した松江地方合同庁舎が建っていますよ。
仁摩サンドミュージアム
仁摩サンドミュージアム(にまサンドミュージアム)は、島根県大田市仁摩町天河内にある砂の博物館である。
建物はガラス張りの6つのピラミッド群からなっており、仁摩町出身者である高松伸の設計による。
建築家の高松伸氏が設計した島根県大田市仁摩町天河内にある博物館「仁摩サンドミュージアム」!
ピラミットモチーフのガラスでできた6つの建物で構成されていますよ。
建物に必要な空間は地下に入っており、外から見えるピラミットの部分はトップライトとなっています。
中央にある一番大きな建物には世界最大の一年計砂時計「砂暦(すなごよみ)」が設置されていますよ。
島根県に行くさいに持っていきたい1冊です。
島根県の建築と言えば出雲大社が有名ですが、他の建築も楽しめそうですね。
以上で有名建築家が設計した島根の建築物9選。美術館や博物館から図書館やホールなどでした。
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