こんにちは。
今回は東京にある建築家の安藤忠雄の建築作品8選。美術館や駅舎、教会までです。
日本を代表する建築家の安藤忠雄氏。
コンクリート打ちっ放しの建築が特徴で、国内外に様々な建築物を手掛けていますよね。
そこで、今回は東京にある建築家の安藤忠雄の建築作品をまとめました。
※当サイトはアフィリエイト広告を利用していますが、当サイトが独自に作成した記事であり、第三者から依頼を受けたものではありません。
CONTENTS
安藤忠雄とは
安藤 忠雄(あんどう ただお、1941年(昭和16年)9月13日 – )は、日本の建築家。
一級建築士(登録番号第79912号)。
東京大学特別栄誉教授。
21世紀臨調特別顧問、東日本大震災復興構想会議議長代理、大阪府・大阪市特別顧問。
東京にある建築家の安藤忠雄の建築作品!
ここからはいよいよ、実際に東京にある建築家の安藤忠雄の建築作品を見ていきましょう。
表参道ヒルズ
表参道ヒルズ(おもてさんどうヒルズ、Omotesando Hills)は、東京・表参道にあり、商業施設、住宅施設、及び駐車場からなる複合施設。
同地に存在した同潤会青山アパート(渋谷アパート)の再開発プロジェクト(第1種市街地再開発事業)として、2006年に開業した。
2006年2月11日(建国記念の日)にオープン。
全長は約250メートルで、地上6階、地下6階。
西館、本館と同潤館からなり、地下3階から地上3階は国内外の有名ブランドなどが入居する商業施設であり、4階以上は住居施設となっている。
表参道の傾斜にあわせ、床をスロープ状に傾斜させているのが特徴である。
本館内部は6層分の吹き抜け構造になっており、そのまわりでは「スパイラルスロープ」と呼ばれる通路がらせん状につながっている。
表参道ヒルズは同潤会アパート(青山アパートメント)を取り壊した跡に建設された。
同潤会青山アパートは1927年に竣工し、築年数80年を経過していた。
再開発は森ビルが中心になり計画を推進した。
設計は安藤忠雄である。
元々道路に挟まれた細長い敷地であったため、斜線制限により高層建築を造るのは難しい敷地であった。
ケヤキ並木の景観と調和させることもあって地上部分を3階と低く抑え、地下3階とあわせて6層分のフロアとしている。
外部照明の設計は照明デザイナーの内原智史が担当、空調、衛生、及び電気に関わる設備設計は森村設計が行った。
東京の表参道にある安藤忠雄氏が設計した商業施設「表参道ヒルズ」!
周りの景観を壊さないようにケヤキの並木の高さと建物が同じくらいになるように低くしていますよ。
そのため、低くしたぶんは地下空間を利用して補っています。
内部は中央にある吹き抜け部分を囲んだスロープが特徴となっていますよ。
渋谷駅
渋谷駅(しぶやえき)は、東京都渋谷区道玄坂一丁目および同二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・京王電鉄・東京急行電鉄(東急)・東京地下鉄(東京メトロ)の駅である。
駅の設計は建築家の安藤忠雄である。
駅全体は「地宙船(地中の宇宙船)」をテーマとしたデザインが施され、新宿三丁目駅や明治神宮前駅と同様にホーム階からコンコース階に達する円形の吹き抜けが設置されており、当駅のホームにも「地宙船」をイメージした模型が設置されている。
地下駅でありながら、機械を一切設置しない自然換気システムを世界で初めて採用するとともに、ホームの床下や天井には冷水を循環させる「放射冷房システム」も採用し、地球環境に配慮した設計を取り入れている。
なお、自然換気システムは東急文化会館跡地に建設された複合施設「渋谷ヒカリエ」開業までは仮設の換気塔を設置して対応した。
東京都渋谷区道玄坂にある安藤忠雄氏が設計した駅舎「渋谷駅」!
地宙船をモチーフにした卵型の建物で、空調がいらない自然換気システムを採用しています。
地下2階のコンコースから地下5階のホームには楕円形の巨大な吹き抜け空間が設けられていますよ。
東京アートミュージアム
東京都調布市仙川町にある安藤忠雄氏が設計した美術館「東京アートミュージアム」!
細長い敷地に建つ建物で、ワンルームの吹き抜けの中央に階段が設けられており、スリットからは外部の光が差し込みます。
安藤ストリートと呼ばれる仙川駅近くの通りは、「東京アートミュージアム」をはじめ、「シティハウス仙川」、「仙川アヴェニューアネックスII」、「仙川デルタスタジオ」、「シティハウス仙川ステーションコート」さらに「せんがわ劇場」、「ふれあいの家(集会所)」、「仙川保育園」が入った複合施設の全部で6棟の安藤建築が楽しめますよ。
上野毛駅
上野毛駅(かみのげえき)は、東京都世田谷区上野毛一丁目にある、東京急行電鉄大井町線の駅である。
線路のある掘割をまたぐ形で「不動橋」という陸橋が架かっており、橋上を「上野毛通り」という路線バスも行き交う公道が通っている。
駅舎はこの道路の両側の地平面に2棟あるが、この2棟は道路をまたぐ形で屋根を共有して一体化しており外見上で非常に特徴的なものになっている。
駅舎の設計は安藤忠雄。
2棟の駅舎はそれぞれ「正面口」と「北口」という改札口を有する。
正面口のある駅舎はホームの上、掘割を塞ぐように建てられ、改札口は不動橋に面している。
北口は上野毛通りと環八通りとの交差点(「上野毛駅前」交差点)に面している。
両駅舎は2階にテナントが入居しているほか、北口駅舎には裏側には自転車駐輪場が設置されている。
東京都世田谷区上野毛にある安藤忠雄氏が設計した駅舎「上野毛駅」!
道路を挟んで2つの建物を大きな屋根が繋いでおり、この大屋根にはオーバル型の穴があいています。
この安藤忠雄氏らしいインパクトのある建築で、上野毛のランドマークとなっていますよ。
国際子ども図書館
国際子ども図書館(こくさいこどもとしょかん)は、児童書を専門に扱う図書館サービスを行う国立国会図書館の支部図書館。
2000年に日本初の児童書専門の国立図書館として設立された。
英語名はInternational Library of Children’s Literature。
日本内外の児童書および児童書に関わる文献の収集・保存・提供をはじめとして、児童書関連の図書館サービスの日本における中枢および国際的な拠点である。
施設は東京都台東区上野公園にあり、1906年建設の旧帝国図書館の庁舎を利用している。
この建物は国際子ども図書館に転用されるにあたり安藤忠雄建築研究所と日建設計により設計、鴻池組により改修が行われ、2002年に完成、全面開館した。
改修においては歴史的建造物の保存と再生、現代の施設としての活用が掲げられ、外装、内装は旧態を残すよう極力保全するとともに、徹底的に補修、復元を施した。
復元は古写真を利用したシャンデリアの模造復元にまで及んでいる。
歴史的建造物の保全という方針も徹底しており、室内でも床を本来の床板より数十cm上にパネルで底上げし、パネルと本来の床の間の空間に空調ダクトや照明ケーブルなどを通している。
また、旧態の復元・保存と現代の施設としての機能を両立させるため公道のある側とは反対の西側壁面をガラスのカーテンウォールで覆い、旧西側外壁の外側に張り出すように箱型の建造物を増築した。
箱型増築部分は旧建造物では階段や回廊が狭かった問題を、外側に大型のラウンジを付け足すことによって解消し、またエレベーターや空調などの近代設備を歴史的建造物を傷つけることなく設置した。
加えて東西を貫く形で一階建てのガラスボックス建造物を張り出させ、公道側の東にエントランス、中庭側の西にカフェテリアを新設した。
この改修は高い評価を受け、第45回BCS賞(建築業協会賞、2004年)、第15回BELCA賞(建築・設備維持保全推進協会賞、2006年)を受賞した。
東京都台東区上野公園にある安藤忠雄氏が改修した図書館「国際子ども図書館」!
明治時代に建てられた歴史的なレンガ建築にガラスの箱が貫いたように増築されています。
このレンガ棟から中庭を挟んで美しい曲線を描いたガラスのアーチ棟がありますが、こちらも安藤忠雄氏設計のもと新築されていますよ。
この図書館は第45回BCS賞や第15回BELCA賞を受賞しています。
21_21 DESIGN SIGHT
21_21 DESIGN SIGHT(トゥーワン・トゥーワン・デザインサイト)は、東京都港区赤坂9丁目・旧防衛庁跡地に誕生した複合施設「東京ミッドタウン」内に作られたデザイン専門施設である。
建築設計は安藤忠雄が担当した。
安藤がテーマとしたのは「日本の顔としての建築」。
日本一長い複層ガラス(11.4 m)や、折り曲げられた巨大な一枚鉄板の屋根(約54 m/約450 m2)を用いるなど、日本が持つ建築技術を最大限に追求し設計された。
また一枚鉄板には、三宅一生が取り組んできたテーマ「一枚の布」に対応するという意味が込められている。
地下階が延床面積の約8割を占め、地上で見ただけでは想像出来ないボリュームがある。
六本木の東京ミッドタウン内にある安藤忠雄氏が手掛けた美術館「21_21 DESIGN SIGHT」!
ディレクターである三宅一生氏の「一枚の布」をモチーフにデザインした「一枚の鉄板」を折り曲げたような屋根が特徴の建物です。
建物のほとんどが地下にあり、外から見るよりも広い空間となっています。
後からできたギャラリー3は外観は同じデザインとなっていますが、こちらは地上のみとなりますよ。
東京大学情報学環・福武ホール
東京大学創立130年を記念して建てられた安藤忠雄氏設計の校舎・ホール「東京大学情報学環・福武ホール」!
長さ95mもあるコンクリートの「考える壁」と軒が特徴の外観で、壁の内側は地下2階までつながる階段が設けられています。
京都の三十三間堂をモチーフにした建物で、楠の緑のある景観を遮らない高さに抑えられた建築となっていますよ。
この作品は2008年度グッドデザイン賞を受賞しています。
21世紀キリスト教会 広尾チャペル
東京都渋谷区広尾にある安藤忠雄氏が設計した教会「21世紀キリスト教会 広尾チャペル」!
二等辺三角形のコンクリート打ちっぱなしの建物で、それに合わせて一部のガラス開口部も三角形となっています。
礼拝堂も二等辺三角形になっており、その先端の部分にガラス開口部と十字架が取り付けられていますよ。
内装は木で作られており、コンクリートとの組み合わせがモダンな雰囲気になっています。
Casa BRUTUSで安藤忠雄氏が特集されたものを再編集しています。
安藤忠雄氏の作品がたくさん載っていておもしろいですよ。
Casa BRUTUS特別編集 安藤忠雄 ザ・ベスト (マガジンハウスムック)
東京都内の安藤建築巡りにもおすすめですよ。
以上で東京にある建築家の安藤忠雄の建築作品8選。美術館や駅舎、教会まででした。
有名建築家が設計したおしゃれなホテルをまとめた記事はこちら
建築家の安藤忠雄が設計した作品をまとめた記事はこちら
有名建築家が設計した東京の建築物をまとめた記事はこちら
建築家の安藤忠雄が設計した大阪にある作品をまとめた記事はこちら
建築家の安藤忠雄が設計した京都にある作品をまとめた記事はこちら
建築家の安藤忠雄が設計した直島にある作品をまとめた記事はこちら
建築家の安藤忠雄が設計した淡路島にある作品をまとめた記事はこちら
建築家の安藤忠雄が設計した神戸にある作品をまとめた記事はこちら
建築家の安藤忠雄が設計した北海道にある作品をまとめた記事はこちら
建築家の安藤忠雄が設計した美術館をまとめた記事はこちら
建築家の安藤忠雄が設計した教会やチャペルをまとめた記事はこちら
建築家の安藤忠雄が設計した図書館をまとめた記事はこちら
建築家の安藤忠雄が設計したホテルをまとめた記事はこちら
建築家の安藤忠雄の本のおすすめをまとめた記事はこちら