こんにちは。
今回は建築家の隈研吾が手掛けたスターバックス3選です。
新国立競技場の建築を手掛けたことでも有名な建築家の隈研吾氏。
木材を使用した建築を得意とし、国内外に様々な建築物を設計していますよね。
そこで、今回は建築家の隈研吾が手掛けたスターバックスの店舗をまとめました。
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隈研吾とは
隈 研吾(くま けんご、1954年〈昭和29年〉8月8日 - )は、昭和・平成・令和時代の日本の建築家(一級建築士)。
神奈川県横浜市出身。
著名な親族として、妻・篠原聡子(建築家)のほか、遠い親戚の後藤勇吉(航空機パイロット)がいる。
株式会社隈研吾建築都市設計事務所主宰。
東京大学教授。
1990年代半ば以降(ゆすはら座関連設計以降)、木材を使うなど「和(日本)」をイメージしたデザインを旨としており、「和の大家」とも称される。
建築家の隈研吾が手掛けたスターバックス!
ここからはいよいよ、実際に建築家の隈研吾が設計したスターバックスの店舗を見ていきましょう。
Starbucks Reserve® Roastery Tokyo(スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京)
新しいカフェ文化を都市にもたらしたスターバックスによる、新業態、スターバックス リザーブ® ロースタリーの東京店。
シアトル、上海、ミラノ、ニューヨークに次ぐ5つ目の店舗となる。
キャスクと呼ばれる高さ17mの巨大なコーヒー豆の貯蔵庫を中心に置いたスパイラル状の構成で、コンクリートのアクティビティの立体化を試みた。
この3次元の街路に沿って、ベーカリー、カクテルバー、ティーセクションなどの、従来のスターバックスとは異なる機能がはりつき、街路の多様性の立体化が実現した。
都市との連続性を獲得するために、上階にも縁側状のテラスを設け、目の前の目黒川と桜並木を眺めながら、コーヒーを楽しむことができるようにした。
重層するテラスの軒を杉板による大和貼りで仕上げ、五重塔のように、木で作られた軒を重層させることで、垂直な壁で構成された従来の都市建築に代わる、陰影豊かな新しい現代の盆栽、都市建築の原型を提案しようと試みた。
西側の縁側には、隣接する集合住宅とのバッファーとして、立体的なプラントボックスを挿入した。
直径16.3mmのワイヤーでアルミ製のプラントボックスを支え、給水、排水のパイプを一体化することで、従来は脇役でしかなかったプラントボックスを、ファサードの主役としてデザインした。
その意味で雨樋をファサードの主役とした、桂離宮をはじめとする日本の伝統建築にもつながる試みである。
Starbucks Reserve® Roastery Tokyo | Architecture | Kengo Kuma and Associates
東京都目黒区青葉台にある焙煎工場を併設した話題のスターバックス「Starbucks Reserve® Roastery Tokyo(スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京)」!
外装デザインは隈研吾氏が手掛けており、スターバックス・カンパニー チーフデザインオフィサーのリズ・ミュラー氏が内装を担当しています。
ガラス張りに重なった軒が特徴のファサードで、明るい杉を多用した建物となっています。
縁側のようなテラス席からは、目黒の桜並木を眺めることができますよ。
STARBUCKS RESERVE® ROASTERY TOKYO|スターバックス コーヒー ジャパン
スターバックス花蓮湾ストア
台湾で有名な景勝地でも花蓮に建つ、リサイクルコンテナを使ったモバイル型カフェ。
連結して40フィートの長さになったコンテナを、90度ずつ回転しながら4層の高さまで組み上げ、大きな樹木のような透明感のある建築を作った。
回転しながら積み上げることによって、多様なテラス空間も生み出すことができた。
リサイクルコンテナを利用して生まれるポーラスな「都市の森」は、軽やかなモビリティを持つ、新しいサステイナブル建築のプロトタイプとなるだろう。
Starbucks Hualienbay Store — スターバックス花蓮湾ストア | Architecture | Kengo Kuma and Associates
台湾の花蓮にある隈研吾氏が設計したコンテナスタバ「スターバックス花蓮湾ストア」!
リサイクルコンテナを再利用したユニークな建物で、29個の輸送用コンテナを交互に積み重ねています。
内部は天窓などの開口部と白いコンテナで、明るく透明感のある空間となっていますよ。
スターバックスコーヒー 太宰府天満宮表参道店
大宰府天満宮に至る参道に沿ってたつ、スターバックスコーヒー。
間口7.5m奥行き約40mの長細い敷地を考慮して、木をななめに組み、光と風が流れるような有機的な空間をつくった。
内部空間を覆い尽くすX形の木組みは、60角の1.3m~4mの杉材を約2000本使用して、材の全長は4kmにおよぶ。
木組みは筋交いとして、建物を支える。
全体を組んだ後、ジョイントをダボで縫うことにより、木組みをより硬いものとした。
太宰府という歴史ある土地と、現代的な木造技術の遭遇が、他のスターバックスとは異なるユニークな空間を生み出した。
建築家の隈研吾氏が設計した福岡県太宰府市宰府にあるスタバ「スターバックスコーヒー 太宰府天満宮表参道店」!
伝統的な木組み構造が特徴で、それがそのままインテリアにもなった斬新な建物です。
メディアでも話題になった店舗で、インスタ映えにもおすすめのスポットとなっていますよ。
このスターバックスの店舗はグッドデザイン賞を受賞しています。
太宰府天満宮表参道店 | スターバックス コーヒー ジャパン
隈研吾氏の作品集もありますよ。
どのスタバも一度は行ってみたい店舗ですね。
以上で建築家の隈研吾が手掛けたスターバックス3選でした。
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