こんにちは。
今回は建築家の隈研吾が設計した図書館4選。高知の梼原や富山、滋賀などです。
新国立競技場の建築を手掛けたことでも有名な建築家の隈研吾氏。
木材を使用した建築を得意とし、国内外に様々な建築物を設計していますよね。
そこで、今回は建築家の隈研吾が設計した図書館をまとめました。
※当サイトはアフィリエイト広告を利用していますが、当サイトが独自に作成した記事であり、第三者から依頼を受けたものではありません。
CONTENTS
隈研吾とは
隈 研吾(くま けんご、1954年〈昭和29年〉8月8日 - )は、昭和・平成・令和時代の日本の建築家(一級建築士)。
神奈川県横浜市出身。
著名な親族として、妻・篠原聡子(建築家)のほか、遠い親戚の後藤勇吉(航空機パイロット)がいる。
株式会社隈研吾建築都市設計事務所主宰。
東京大学教授。
1990年代半ば以降(ゆすはら座関連設計以降)、木材を使うなど「和(日本)」をイメージしたデザインを旨としており、「和の大家」とも称される。
建築家の隈研吾が設計した図書館!
ここからはいよいよ、実際に隈研吾氏が設計した図書館を見ていきましょう。
雲の上の図書館
高知と愛媛の県境の「雲の上の町」梼原に、図書館/福祉施設の複合体を梼原の杉を使ってたてた。
体育館・こども園とが芝生広場をはさんで向かい合い、多世代の交流するコミュニティのコアが生まれた。
森の中の町梼原にふさわしい、森のような空間、木漏れ日のふりそそぐ室内を、鉄と杉の混構造で実現した。
フラットな床ではなく、起伏のある大地を作り、盛り上がった大地はステージともなって、トークやコンサートなどの様々なイベントに利用できる。
図書館の中では皆裸足になり、杉を圧密して作った木の床のぬくもりを感じることができ、各々の気に入った場所に寝転んで、本を読むこともできる。
図書館と向かい合う福祉施設では、梼原の和紙職人、ロギール・アウテンボーガルトによる梼原の木の皮を漉き込んだ和紙が多用され、あたたかく、「家のような」福祉施設が実現した。
高知県梼原町にある隈研吾氏が設計した図書館「雲の上の図書館」!
2018年の5月にオープンした図書館で、梼原町産のスギや高知県産のヒノキが使われています。
雲の上の図書館の隣には隈研吾氏が手掛けた複合福祉施設「YURURIゆすはら」もありますよ。
守山市立図書館
地域に開かれ、市民に開かれたストリート型の図書館をデザインした。
中心となる室内化したストリートのまわりに、街と調和する家のような小さなボリュームを並べた。
守山の街のストリートが、図書館の中のストリートへと連続し、図書館が街の生活の一部となることを試みた。
このストリートは県産である杉材で覆われ、森の中を散策するように本や人と出会い、木もれ日の中で学ぶことができる。
Moriyama City Library — 守山市立図書館 | Architecture | Kengo Kuma and Associates
滋賀県守山市にある隈研吾氏が設計した図書館「守山市立図書館」!
「本の森」をコンセプトに設計された建物で、県産の杉材を多用した開放的な空間となっています。
ファサードは周囲の街並みと調和するよう家のようなボリュームが並べられていますよ。
Toyama キラリ(富山市立図書館)
富山市の中心部にたつ。
富山市ガラス美術館、富山市立図書館、富山第一銀行の複合ビル。
南からの自然光を有効に分配する斜めのヴォイドを中心に配置して、このヴォイドを媒介として、3つのプログラムの統合を試みた。
このヴォイドを取り囲むように、地元産の杉のムク材の板を配置することで、地域コミュニティのコアにふさわしい、やわらかく、あたたかい空気感をつくりだすことができた。
ミュージアムと図書館はヴォイドを媒介として、ひとつに融け合い、従来の公共建築のかたくるしいイメージを一掃することができた。
Toyama Kirari — Toyama キラリ | Architecture | Kengo Kuma and Associates
富山県富山市にある隈研吾氏が設計した図書館「Toyama キラリ(富山市立図書館)」!
御影石やガラス、アルミなどの異素材を組み合わせた外観が特徴の建物で、図書館だけでなく美術館や銀行なども入っています。
内部は地元産材のルーバーを使用した吹き抜けの解放的な空間となっていますよ。
富山市立図書館 On-Line | 富山市立図書館公式サイト
呉市音戸市民センター
瀬戸内海の小島(音戸)に作られた、瓦ぶきのコミュニティーセンター。
呉市役所の支所、公民館、図書館、500人を収容する多目的ホールを複合させることで、地域の生活の核となることをめざした。
瓦と自然が連なる周辺の集落の景観との融合をめざして、建物全体を屋根でおおい、軒を長く出すことによって、海と建築とをやわらかく接合した。
屋根の一部には地元の伝統景観の構成要素であった本瓦を用いたルーバーとし、屋根の下の空間にも、やわらかく調整された自然光を落としてくることが可能となった。
Kure City Ondo Civic Center — 呉市音戸市民センター | Architecture | Kengo Kuma and Associates
広島県呉市音戸町にある隈研吾氏が設計した図書館を含む公共施設「呉市音戸市民センター」!
本瓦が使用された大屋根が特徴で、周りの集落と調和した建物となっています。
室内の壁や天井のルーバーはさざ波をモチーフにしており、隈研吾氏らしいデザインに仕上がっていますね。
隈研吾氏は本も出していますよ。
どの作品も毎日通いたくなるような素敵な図書館ですね。
以上で建築家の隈研吾が設計した図書館4選。高知の梼原や富山、滋賀などでした。
有名建築家が設計したホテルをまとめた記事はこちら
建築家の隈研吾が設計した作品をまとめた記事はこちら
建築家の安藤忠雄が設計した図書館をまとめた記事はこちら
有名建築家が設計した図書館をまとめた記事はこちら
建築家の隈研吾が設計したホテルをまとめた記事はこちら
建築家の隈研吾が設計した美術館をまとめた記事はこちら
建築家の隈研吾が設計した住宅をまとめた記事はこちら
建築家の隈研吾が手掛けたスターバックスをまとめた記事はこちら
建築家の隈研吾が設計した熱海にある作品をまとめた記事はこちら
建築家の隈研吾が設計した京都にある作品をまとめた記事はこちら
建築家の中村拓志&NAP建築設計事務所が設計した作品をまとめた記事はこちら
建築家の原広司が設計した作品をまとめた記事はこちら