こんにちは。
今回は有名建築家が設計した佐賀の建築物8選。博物館やホテルなどです。
佐賀には博物館やホテル、旅館、図書館、体育館など様々な建築物がありますよね。
そこで、今回は有名建築家が設計した佐賀の建築物をまとめました。
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有名建築家が設計した佐賀の建築物!
ここからはいよいよ、実際に有名建築家が設計した佐賀の建築物を見ていきましょう。
佐賀県立博物館
佐賀県立博物館(さがけんりつはくぶつかん)は、佐賀県佐賀市城内にある県立の総合博物館である。
佐賀県立美術館とは通路で接続する。
本館の建物は3階建ての鉄筋コンクリート造で、1970年7月1日に竣工した。
外観形状、天井、階段の配置など十字型をベースにした設計。
十字型のプレキャストコンクリートを基本単位(グリッド)としてこれを多数連結していくプレグリッド・システムと呼ばれる構造。
高橋靗一(第一工房)と内田祥哉による設計、住友建設・松尾建設による施工で、1971年(昭和46年)には日本建築学会賞(作品賞)(受賞者:高橋靗一・内田祥哉)を受賞した。
建築家の高橋てい一氏(第一工房)と内田祥哉氏が設計した佐賀県佐賀市城内にある博物館「佐賀県立博物館」!
キャンチレバーとピロティによるファサードが特徴の建物で、十字形の平面の先に4つの階段が配置されています。
隣にある安井建築設計事務所による佐賀県立美術館とは通路で繋がっており、外観のデザインも佐賀県立博物館に少し合わせてあるように感じますね。
この博物館は日本建築学会賞作品賞を受賞しており、DOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築にも選ばれています。
佐賀県立図書館
佐賀県立図書館(さがけんりつとしょかん)は佐賀県佐賀市にある県立図書館である。
1913年に鍋島家により建設された佐賀図書館を前身とし、1929年に佐賀県に移管し、県立図書館となる。
1962年に改築、1963年に新館として開館した。
2013年に佐賀県医療センター好生館内に好生館分室を設置。
高橋てい一氏(第一工房)と内田祥哉氏の2人の建築家が設計した佐賀県佐賀市にある図書館「佐賀県立図書館」!
大きなバルコニーが特徴の建物で、バルコニーの手すりなどがユニークなデザインに仕上がっています。
Dφモデュールによるモデュラーコーディネーションが導入された建築となっていますよ。
市村記念体育館
市村記念体育館(いちむらきねんたいいくかん)は、佐賀県佐賀市城内にあるスポーツ施設・ホールである。
鹿児島県でフィットネスクラブを運営するセイカスポーツセンターを中心とした「セイカスポーツグループ」が佐賀県総合運動場・佐賀県総合体育館(共に佐賀市日の出)と共に指定管理者として管理している。
佐賀県出身の実業家でリコー創業者の市村清により佐賀県に寄贈された施設で、1963年(昭和38年)に「佐賀県体育館」として開館した。
坂倉準三の設計で、瓶の王冠のようにギザギザのある特徴的な外観をしている。
この外観は折板状の外壁と楕円形の吊屋根で構成されており、吊屋根工法の建物としては佐賀県内唯一である。
1986年(昭和61年)に「佐賀県文化体育館」、1992年(平成4年)に寄贈者を記念して「市村記念体育館」に名称変更した。
平成19年度全国高等学校総合体育大会ではボクシング会場として使用された。
2018年3月からスタートした「肥前さが幕末維新博覧会」でメインパビリオンである「幕末維新記念館」として利用している。
また、全国高等学校総合文化祭・2019さが総文では芸術・工芸部門の会場として使用する。
建築から50年以上が経過し老朽化が進んでいること、またフロア面積が小さく競技会などを開催するのが難しいことから、佐賀県の策定した「佐賀県総合運動場等整備基本計画」において、スポーツ施設としての使用を終了する方針が示されている。
2019年に次世代を担う人材育成や文化・芸術の拠点として内部を改装する方針であることが示された。
県文化課によると、庁内で検討を重ね、「維新博の『志』を引き継ぐ施設」「文化的な活動ができる施設」という二つの方向性を県議会に説明した。
検討委で具体的な内容を詰めていく。
建築家の坂倉準三氏が設計した佐賀県佐賀市城内にある体育館「市村記念体育館」!
ギザギザの壁と屋根が特徴の建物で、オブジェのようなインパクトのあるファサードに仕上がっています。
屋根からすべり台のように斜め下に突き出した樋も特徴的なデザインとなっていますよ。
ホテルニューオータニ佐賀
建築家の黒川紀章氏が設計した佐賀県佐賀市与賀町にあるホテル「ホテルニューオータニ佐賀」!
グレーの落ち着いた外観の建物で、和を意識した切妻屋根が特徴となっています。
緑や濠に囲まれており、リゾート感のある建築となっていますよ。
このホテルは佐賀市景観賞を受賞しています。
嬉野温泉和多屋別荘 タワー館
佐賀県嬉野市嬉野町下宿にある旅館「嬉野温泉和多屋別荘」!
建築家の黒川紀章氏が設計したのは12階建てのタワー館で、タワー館のお部屋からは嬉野の街並みを眺めることができます。
黒川紀章氏がデザインしたゆったりとしたロビーには、デンマークの家具デザイナーのボーエ・モーエンセンがデザインしたスパニッシュチェアが並んでいますよ。
エコムスアルミニウムプロジェクト
エスユウエスというアルミフレームを用いた精密機器等の製造会社の依頼で始まったアルミニウム構造による建築の開発プロジェクトである。
工場でできるだけ完成品に近いユニットを製作し、現場での作業をなるべく減らすことが、工期短縮、コストの削減につながる。
そこで、工場で1,200mm角のパネルを製作し、現場での加工がなく、ボルト締めのみで組み立てられるシステムを提案した。
アルミニウムの建築を開発するにあたって目標としたことは、アルミの特性を生かし、鉄骨では実現できない新しい構造の表現を探るということであった。
アルミ押出材で構成された構造壁というアイデアを実現するためのさまざまな接合方法が考えられた。
基本的には先端にはめ合い接合の仕口をもったX形押出し形状の連続である。
アルミ住宅は、実際にまずはモデルハウス(エコムスハウス)として九州鳥栖に建設された。
建築家の山本理顕氏設計が設計した佐賀県鳥栖市弥生が丘にあるモデルハウス「エコムスハウス」!
アルミとガラスの市松模様が特徴のスタイリッシュな建物で、ユニット化やモジュール化することで、簡単に組み立てられるようになっています。
エコムスハウスのすぐ横にはエコムスファクトリーもありますよ。
この建築はグッドデザイン賞の金賞を受賞しています。
中冨記念くすり博物館
中冨記念くすり博物館(なかとみきねんくすりはくぶつかん)は、佐賀県鳥栖市神辺町288-1にある、薬業史・医業史の博物館である。
1995年(平成7年)、久光製薬の創業145周年記念で田代売薬の功績を称える為、薬に関する総合的な博物館が「中冨記念くすり博物館」として設立される。
なお、久光製薬の前身、小松屋の創業は1847年(弘化4年)であり、創業145周年は1992年(平成4年)である。
建造物はイタリアの彫刻家、チェッコ・ボナノッテによりデザインされている。
エントランスでは彼の作品が展示されている。
1階は19世紀末にイギリス・ロンドン郊外のハムステッドに建てられたアルバン・アトキン薬局の内装を移設展示
2階は配置売薬(置き薬)において日本の4大売薬として田代(鳥栖市から基山町一帯)で栄えた田代売薬の資料を展示
イタリアの彫刻家のチェッコ・ボナノッテが設計した佐賀県鳥栖市神辺町にある博物館「中冨記念くすり博物館」!
石とガラスを組み合わせた建物で、後ろ側に回ると一転、個性的なデザインとなっています。
後ろ側の傾斜したガラスに空や緑などの美しい自然を映し出してくれますよ。
中冨記念くすり博物館 | 佐賀県鳥栖市にある中冨記念くすり博物館のオフィシャルサイトです。
副島病院
ベットの上の患者から、街が見える病院。
庇とテラスが、患者を日差しと外の視線から守る。
建築家ユニットの手塚貴晴+手塚由比が設計した佐賀県佐賀市にある病院「副島病院」!
南側に設けられたルーバーバルコニーが特徴の建物で、大きな窓が設けられた病室は庇によって直射日光はもちろん、プライバシーも確保された設計となっています。
増築された大腸・肛門病センターも手塚貴晴+手塚由比が手掛けていますよ。
この建築は日本建築学会作品選奨賞やグッドデザイン賞の金賞、日本商環境設計家協会JCDデザイン賞優秀賞、佐賀市都市景観賞、佐賀県緑の街角賞を受賞しています。
佐賀県に行くさいに持っていきたい1冊です。
佐賀県に行ったさいには、どの建築も行ってみたいですね。
以上で有名建築家が設計した佐賀の建築物8選。博物館やホテルなどでした。
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