こんにちは。
今回は有名建築家が設計した三重の建築物7選。美術館やホテルから駅舎までです。
三重には美術館や博物館、ホテル、駅舎、資料館など様々な建築物がありますよね。
そこで、今回は有名建築家が設計した三重の建築物をまとめました。
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有名建築家が設計した三重の建築物!
ここからはいよいよ、実際に有名建築家が設計した三重の建築物を見ていきましょう。
ルーブル彫刻美術館
ルーブル彫刻美術館(ルーブルちょうこくびじゅつかん)は、三重県津市白山町佐田にある美術館。
寶珠山大観音寺の境内にある。
B級スポット扱いされることがあるが、ルーブル美術館から公式に許可を得て運営している。
先代館長で現館長の父である竹川勇次郎が私財を投じ建設した、ルーブル美術館の世界唯一の姉妹館である。
「姉妹館」であって「分館」ではないため、ルーブル美術館の公式サイトには掲載されていない。
勇次郎がルーブル美術館の作品に感銘を受け、フランスのルーブル美術館に何度も足を運び交渉し、17回目の渡仏でようやく美術館に了承を得えたもの。
建物は黒川紀章が設計したもので、1987年(昭和62年)に開館した。
開館時にはルーブル美術館館長が訪れ、年間10万人の来館者があった。
館内の作品はルーブル美術館にある、彫刻作品約1300点を本物から直接型をとり作成したレプリカを展示している。
サモトラケのニケやミロのヴィーナスはじめとして、日本に居ながらにして彫刻作品を楽しむことができる。
また館内作品に直接触れたり撮影したりすることが許可されている。
常設展示作品はルーブル美術館のほか大英博物館やメトロポリタン美術館など欧米の有名美術館のものもある。
建築家の黒川紀章氏が設計した三重県津市白山町佐田にある美術館「ルーブル彫刻美術館」!
シンプルなコンクリートにピラミッド型のガラスの天井が特徴の建物で、内部には吹き抜けが設けられており、様々な彫刻作品が所狭しと並べられています。
建物よりも彫刻作品の大きさや数に圧倒されてしまいそうですね。
ルーブル彫刻美術館 | 雨天でも関西・東海の子連れで観光お出かけにおすすめインスタ映えスポット
Sogokagu Design Lab
新しいライフスタイルと先端的な技術の統合をめざす家具メーカーのための、ワークショップスペース。
ウレタン成型を得意とするメーカーのアイデンティティに敬意を表して、ウレタンを主役とする、やわらかな建築を作った。
鉄骨構造をまず発砲ウレタンでくるみ、その両側を2枚の膜で覆い、生物の皮膚のような、やわらかくて重層的な外壁を生成した。
外側には、耐熱性を考慮してETFEを用い、内側には、メッシュ入りの透明な塩ビの膜を用いた。
鉄骨の主構造においても、生物的なロバストさを追求し、小部材をアミダ状に組み合わせた、メッシュ状の構造システムを実現した。
インテリアでは、厚さ25mmの合板の断片を組み合わせて、雲のような曖昧な空間を実現した。
Sogokagu Design Lab | Architecture | Kengo Kuma and Associates
建築家の隈研吾氏が設計した三重県伊賀市にある家具メーカーのデザインラボ「Sogokagu Design Lab」!
オフィス棟と研究棟を備えた建物で、相合家具製作所が得意とするウレタンを外壁に使用しています。
内部にはやわらかい光が入るようになっており、ガラスの階段や木製スクリーンが設けられていますよ。
賢島駅
賢島駅(かしこじまえき)は、三重県志摩市阿児町神明(賢島)にある近畿日本鉄道(近鉄)志摩線の駅である。
志摩線の終着駅。
その名前の通り、賢島に所在し、同島の中央部にある。
本州と賢島の距離はおよそ20メートルである。
駅番号はM93。
頭端式ホーム4面5線を持つ地上駅。
1993年まで留置線(賢島車庫)があったが廃止されている。
現行駅舎は村野藤吾が設計した。
もともと特急車両の車内サービスなどでワゴンを出し入れするなど物の移動も考慮されており、プラットホームからバス・タクシーのりば等のある北出口までほとんど階段などの段差がなく車いすなどでも容易に乗降できる構造になっている。
ただし1フロア下の賢島港側南出口へは階段と上りエスカレータによって結ばれており、車いす利用の場合は駅員に申し出ると迂回路にて案内される。
駅舎には1階にファミリーマート(2013年6月開店)が出店しており、2階には伊勢志摩サミット記念館がある。
2016年までの2階には喫茶店(賢島宝生苑の経営する軽食堂「ラ・ペルル賢島店」)などがあった。
かつて、普通列車は南口駅舎の西隣に現存する志摩電気鉄道時代からの駅舎に隣接した、特急用ホームより1階分低い(傾斜地なので両方とも地上)普通列車用ホームより発着していたが、1993年以降は特急用ホームの北側に新設された、特急用ホームと同じ標高にあるホームを使用している。
建築家の村野藤吾氏が設計した三重県志摩市阿児町神明にある駅舎「賢島駅」!
迫力のある大屋根とピロティが特徴となった建物で、コンクリートの柱に持ち上げられて宙に浮いているようになっています。
外壁や内部の一部にはレンガが使用されており、レトロな佇まいとなっていますよ。
式年遷宮記念 せんぐう館
古代より千三百年継続されてきた神宮式年遷宮の意義を伝承する「資料館」はゆったりとした存在感ある大屋根の中に展開する空間体感により、展示の真意にせまる設えを目指しました。
「奉納舞台」は勾玉池に浮かぶ既存の舞台を全面改築し、施設のシンボル的存在として、「休憩所」は低く抑えた軒に切り取られた風景が参道側からの人を誘引する透明感ある空間として構想されています。
式年遷宮記念せんぐう館 | A. KURYU ARCHITECT & ASSOCIATES
建築家の栗生明氏が設計した三重県伊勢市豊川町前野にある記念館「式年遷宮記念 せんぐう館」!
継ぎ目のない鋳鉄の大屋根が特徴の建物で、社殿に倣い矩勾配の45度となっています。
隣には緩勾配の休憩場が設けられており、勾玉池を眺めながら休憩することができますよ。
この建築はBCS賞やAACA賞優秀賞など様々な賞を受賞しています。
鳥羽市立海の博物館
鳥羽市立海の博物館(とばしりつうみのはくぶつかん、英語: Toba Sea-Folk Museum)は、三重県鳥羽市浦村町にある、鳥羽市が設置し、公益財団法人東海水産科学協会が指定管理者として運営する博物館である。
移転前に塩害に苦しんだ経験から、外装材には極力金属を用いず、全ての建物の屋根が日本瓦葺きとなっている。
このため、周辺地域の漁村風景に溶け込んだ意匠となっている。
バブル経済時代の設計にもかかわらず、低コストで建築できた点も注目を集めた。
三重県鳥羽市浦村町にある内藤廣氏が設計した博物館「鳥羽市立海の博物館」!
建築家の内藤廣氏の代表作の一つで、展示棟や収蔵庫、体験学習館、ギャラリーからなる建物です。
内部は集成材を使った美しいアーチ型の空間となっていますよ。
この建築は日本建築学会賞作品賞や芸術選奨文部大臣新人賞、吉田五十八賞を受賞し、公共建築百選にも選ばれています。
鳥羽市立 海の博物館 TOBA SEA-FOLK MUSEUM ~漁村と海女文化を伝える~
志摩観光ホテル ザ クラシック
建築家の村野藤吾氏が設計した三重県志摩市阿児町神明にあるリゾートホテル「志摩観光ホテル ザ クラシック」!
高台に建つ重厚感のあるクラシックな建物で、客室や屋上展望台からは英虞湾の景色を楽しむことができます。
すぐ近くにあるカフェ&ワインバーやレストランが入っている「ザ クラブ」の建築も村野藤吾氏が手掛けていますよ。
Lotus Beauty Salon
名古屋近郊に建つビューティーサロンである。
美容院は一般的に鏡と椅子がリニアに連続することが多く、プライバシーがない。
そこで、客をプライベートにもてなすことのできる個室だけで構成した空間を提案した。
個室は狭くても奥行きを感じさせない円形で、髪をカットする際の、客の頭を中心にしたスタイリストの回転半径を規準にした。
しかし普通に部屋を壁で仕切るだけではサービスの連携が悪くなる上に、閉塞感が生まれてしまう。
そこで個室の壁の高さを1.4 メートルに設定し、座っている客にとっては道を行き交う車が見えず空だけが見える個室、立っているスタイリストには視線の抜けがよいワンルームとした。
次にコストを下げるため、傾斜地に合わせて通路や滞在性の低い部屋の床を傾けることで、建物の高さを抑えた。
その結果、床から間仕切り壁の高さが段階的に変化し、その天板はベンチ、デスク、ハイカウンター、パーティションとグラデーション状に機能が変わることになった。
使用者は自らの身体との関係の中で、能動的にその機能や意味を発見していくことになる。
壁と床の接線はモルタルで滑らかにつなぎ、奥行きが把握しづらく閉塞感ない空間とした。
これは髪の毛が壁と床の接合部に挟まらず、掃除しやすいメリットもある。
構造は握ることができるほどの繊細な60φの鉄骨柱とし、一部は水平力を受けるために傾けることで、耐震壁のない大きなワンルームを実現した。
円形の個室にはそれぞれ異なる薄い色ををグラデーション状に塗り、滑らかにつないだ。
白いペンキに赤や黄色を数滴垂らすだけの、かろうじて知覚可能な淡い色である。
色を数滴加えるだけで大きく色みが変わってしまうため、現場で何度も調色し、ようやく色を決めた。
実際に空間にしばらくいると、視覚の慣れによって色味が意識から後退して、壁の色が純白に見えてくる。
そして隣の空間へ移動すると、色味が意識の中に立ち現れる。
その直前の体験によって、色は相対的に変化するのだ。
それは実際の色の変化によるものなのか、自分の体調や気分のせいなのか、日光の入り方の差なのか、即座に判断できないくらい繊細な現象である。
相対的な色、使用者の身体によって変化する相対的な機能。
蜂の巣を半分に割ったような空間の中で、使用者の動物的で能動的な体験が始まる。
建築家の中村拓志氏が設計した三重県桑名市にある美容院「Lotus Beauty Salon」!
プライベートな空間を確保するために個室となっているのが特徴の美容院です。
個室は圧迫感を軽減させるためサークル型にし、スタッフが作業しやすいように壁の高さが1.4メートルと低くしてあります。
そうすることによって、座っているお客さんには壁がある個室になり、立って作業しているスタッフには壁がない空間となっていますよ。
エッジロータス桑名店|三重県 四日市 桑名 鈴鹿のトータルビューティーサロン EDGE(エッジ)
三重県に行くさいに持っていきたい1冊です。
三重県といえば伊勢神宮が有名ですが、他の建築も楽しめそうですね。
以上で有名建築家が設計した三重の建築物7選。美術館やホテルから駅舎まででした。
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