こんにちは。
今回は有名建築家が設計した香港の建築物6選。ザハ建築からヘルツォークまでです。
香港にはザハ・ハディッドやヘルツォーク&ド・ムーロンが設計した建築をはじめ、銀行や空港、店舗など様々な建築物がありますよね。
そこで、今回は有名建築家が設計した香港の建築物をまとめました。
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有名建築家が設計した香港の建築物!
ここからはいよいよ、実際に有名建築家が設計した香港の建築物を見ていきましょう。
大館(Tai Kwun)
建築家ユニットのヘルツォーク&ド・ムーロンが設計した香港にある複合施設「大館(Tai Kwun)」!
警察署や裁判所、刑務所として使われていた歴史的建造物をリニューアルした16棟と新築2棟からなる建物です。
新築された「JCコンテンポラリー」はアルミによるファサードが特徴となっており、ギャラリーやレストランが入っていますよ。
香港理工大学 ジョッキー・クラブ・イノベーション・タワー
女性建築家のザハ・ハディッドが設計した香港にある大学の施設「香港理工大学 ジョッキー・クラブ・イノベーション・タワー」!
近未来のような大胆なファサードが特徴の建物で、外観だけでなく、内部も複雑な構造に仕上がっています。
ギャラリーなども設けられて一般の方でも入れるようになっており、日本から最も手軽にザハ建築を見ることができる建築物の一つとなっていますよ。
香港国際空港ターミナルビル
香港国際空港(ホンコンこくさいくうこう、香港國際機場、Hong Kong International Airport)は、香港にある国際空港である。
現地ではチェクラップコク国際空港(赤鱲角國際機場、Chek Lap Kok International Airport)とも呼ばれる。
香港国際空港は、啓徳空港(旧・香港国際空港)に代わる、アジアを代表するハブ空港にふさわしい設備を持った国際空港として建設された。
空港コードは「HKG」。
2015年の年間乗降者数は約6,800万人でドバイ国際空港、ロンドンのヒースロー国際空港に次ぐ世界第3位、貨物取扱量においては世界第1位と世界屈指の規模を誇る。
世界最高の空港の一つと評価されており、イギリスのサービス調査会社のスカイトラックスが毎年発表する「The World’s Top Airports」において2001年以降、何度も世界一の空港に選出されていたものの、2012年は3位、2013年-2015年はいずれも4位と、ここ数年は横ばい気味である。
2016年にはシンガポール・チャンギ国際空港、仁川国際空港、ミュンヘン空港、東京国際空港に次ぐ世界第5位の空港と評価された。
ターミナル1
49ヶ所の搭乗ゲート、およびバス搭乗ゲートがある。
デザインは、イギリスの著名な建築家であるノーマン・フォスターによる基本計画をベースに空港公団による実施設計と設計監理が行われた。
延床面積57万㎡。
英・中・日の企業5社のJVで施工。
日本の前田建設工業が参加した。
ターミナル内には数多くのレストランやカフェ、みやげ物店があり、特に発着エリア内には免税店や本屋、シャワールームなどの他、エルメスやカルティエ、シャネルやダンヒルなどの高級ブランドや、上海灘やボッシーニなどの地元の有名ブランドのブティックなど、様々な種類の店舗を揃えている他、各航空会社のラウンジや有料で使用できるシャワーなどの設備が用意されており、長時間の乗り継ぎの際も退屈しないような工夫がされている。
ターミナルの大部分のエリアで無料Wi-Fiが利用できる。
深夜帯にはほとんどの店舗が閉店するが、24時間空港であることから、一部のラウンジやシャワー、日本のラーメンチェーンである味千ラーメンなどの一部のレストランや物販店(セブン-イレブンなど)は営業している。
イギリスの建築家のノーマン・フォスターが設計した香港にある香港国際空港の旅客ターミナルビル!
弧を描き連続した屋根が特徴の建物で、アーチ型立体トラスによる構造となっています。
巨大な開口部や一直線に伸びたトップライトが設けられており、明るく軽やかな建築に仕上がっていますよ。
Hong Kong International Airport – Passenger Home
中国銀行タワー
中国銀行タワー(英語:Bank of China Tower,中国語(繁体字):中銀大廈)とは、香港(中華人民共和国・香港特別行政区)の香港島北部、中西区の金鐘(Admiralty)にある中国銀行(香港)の本店ビルのことである。
Bank of China Towerの頭文字を取って『BOC Tower』と呼ばれることもある。
中国銀行(香港)は1917年、香港(現中華人民共和国・香港特別行政区、設立当時はイギリス領・香港)に設立された(詳細は中国銀行(香港)の項を参照)。
なお中国銀行(香港)は、2001年に中華人民共和国の中国銀行(本店:中華人民共和国・北京市)から独立して別法人となった。
中環(Central)地区の香港上海銀行(HSBC)・香港本店ビル横に現存する1950年に完成したパーマー&ターナー(Palmer & Turner)設計の洋中折衷のアールデコ調建築である旧社屋の老朽化への対応、及び業務の効率化を図る目的で現在の建物が新たに建設された。
香港島北部の金融街である金鐘地区に位置するこの超高層オフィスビルは、中国系アメリカ人建築家で『幾何学の魔術師』との異名を持つイオ・ミン・ペイ(I・M・Pei、貝聿銘)の設計で、同時にペイによる建築の代表作でもある。
建物は1990年に完成した。
鋼鉄製のトラスの枠組みをデザインに生かし、幾何学的なイメージを連想させる。
青いハーフミラーガラスの壁面を持ち、意匠は発展する香港の街を成長の早い植物の竹に見立てて起草された。
地上72階建てで高さが367.4mであり、完成当時は香港のみならずアジアでも最高の高さを誇った。
またそれまでの香港で最も高いビルは、香港島北部の湾仔(Wan Chai)地区で建設され1980年に完成したホープウェル・センター(合和中心:Hopewell Centre:216.0m)であったが、中国銀行タワーはアジアで初めてとなる高さ300m超の超高層ビルである。
その特異な形状とも相まって、香港を象徴する建物であると同時に香港のイメージをも変えるランドマークとなった。
その後1992年に、湾仔地区に建設された地上78階建て・高さ374mのセントラルプラザ(中環廣場:Central Plaza)に最高の座は譲り渡したものの、世界的に著名な建築としても知られ、今日でも観光名所であると同時に香港を象徴する建築のひとつでもある。
ヴィクトリア湾からはこのビルを概ね眺めることが可能で、対岸の九龍(Kowloon)側からも望むことができ、香港島のスカイラインを形成しているビルのひとつとなっている。
中国銀行タワーは歴代の中国銀行(香港)発行の香港ドル紙幣の表面や現行香港ドル紙幣裏面の凹版部分に印刷されている他、風景としては中国銀行(香港)発行の旧1000香港ドル紙幣裏面と旧20香港ドル紙幣裏面、香港上海銀行(HSBC)発行の旧20香港ドル紙幣裏面と現行1000香港ドル紙幣、スタンダードチャータード銀行(渣打銀行:Standard Charterd Bank)発行の現行1000香港ドル紙幣裏面にそれぞれ印刷されている。
建物はオフィス及び業務窓口として利用されており展望台などは設置されていないが、43階に限り一般にも開放されているのでそこから中環の超高層ビル群や、九龍側の景色を眺めることができる。
アメリカ人建築家のI.M.ペイが設計した香港にある超高層オフィスビル「中国銀行タワー」!
三角形を組み合わせた幾何学的なデザインが特徴の建物で、成長する竹をイメージしたデザインとなっています。
夜には三角形の枠の部分が美しくライトアップされてきれいですよ。
Bank of China (Hong Kong) Limited
香港上海銀行・香港本店ビル
1983年にイギリスの建築家、ノーマン・フォスターが香港上海銀行からの依頼を受け設計、建設を開始した。
設計の際の条件として完成後何十年を経ても陳腐化しない建物、と言うものもあったとされる。
1985年に竣工し、高さ178.8m、44階建てで、完成当時は中環地区で最も高いビルとなった。
また、この建物は現在フォスターの最も代表的な作品としても知られている。
香港上海銀行新社屋には莫大な建設費が投入されたが、同時に建設当時の考えられる最先端の建築技術をふんだんに使用している。
超高層ビルとしては世界初となる吊り構造を採用した(その為、このビルの床に立つと時々揺れるような感覚に陥る事がある)。
またガラスを多く利用している点では、現在のミニマリズム建築にも通じる。
自然光を多く取り込めるようにするなどの点は、エコロジーを目標とした超高層ビルとして後にフォスターが設計する事になる、ドイツのフランクフルトに建設され1997年に完成したコメルツバンクのコメルツ銀行タワー(Commerzbank Tower: 300.1m)へと繋がる建築思想をも伺える。
更に香港らしいエピソードとして、建物を設計する際には風水師による指南も行われたとする説もある。
なお総本部にはイギリスのロンドン、ドックランズ地区に2002年に完成したノーマン・フォスター設計の8カナダスクエア(8 Canada Square:199.5m)が、アジア本部には中華人民共和国の上海市、浦東新区の陸家嘴地区へ1999年に日本の森ビルが建設した、HSBCタワー(英語:HSBC Tower、中国語:上海滙豐大厦、中国語旧称:上海森茂国際大厦:203.4m)があてられている。
この建物にインスパイアされた建築として、1991年に竣工した東京都文京区本郷にあるノーマン・フォスター設計のセンチュリータワーがある。
イギリスを代表する建築家のノーマン・フォスターが設計した香港にあるオフィス高層ビル「香港上海銀行・香港本店ビル」!
高層ビルで初めて吊り構造を採用した建物で、むき出しになった構造の鋼鉄フレームがファサードの特徴となっています。
ノーマン・フォスター氏の出世作や代表作となっており、ハイテク建築の先駆けにもなった建物ですよ。
ルイ・ヴィトン・香港ランドマーク
ルイ・ヴィトン・香港ランドマークは、香港島中環に建つ店舗である。
外装設計を担当した。
基本的には、縦ルーバーのデザイン。
ルーバーの各ブレードはジグザグのエッジを持ち、その形は大きなジグザグと小さなジグザグの2種類である。
素材はアルミで、9mmの厚み。
間隔は芯々で44mm。
ブレードの側面と小口の仕上げをそれぞれ別個に扱って、その組み合わせで、1.側面=鏡面、小口=白、2.側面=白、小口=鏡面、3.側面=ヘアライン、小口=白、4.側面=白、小口=白の、4つの種類をつくった。
それらのブレードの配列組み合わせによって、ダミエ・パターン(ルイ・ヴィトンが持つパターンのひとつ)が、見る角度によって、浮かびまた消えるようになっている。
LOUIS VUITTON HONG KONG LANDMARK – WORKS | AOKI JUN
建築家の青木淳がファサードデザインを手掛けた香港にある店舗「LOUIS VUITTON HONG KONG LANDMARK」!
アルミの縦ルーバーによるファサードが特徴の建物で、ブレードの小口と側面の仕上げをそれぞれ組み合わせています。
見る角度によってダミエ模様が浮かび上がるデザインに仕上がっていますよ。
Louis Vuitton Hong Kong Landmark 香港特別行政区|ルイ・ヴィトン 公式サイト
香港に行くさいに持っていきたい1冊です。
07 地球の歩き方 aruco 香港 2019~2020 (地球の歩き方aruco)
どの建築物も香港の建築巡りにおすすめですよ。
以上で有名建築家が設計した香港の建築物6選。ザハ建築からヘルツォークまででした。
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