こんにちは。
今回は有名建築家が設計した広島の建築物21選。美術館から住宅までです。
広島には美術館や教会、チャペル、住宅、ホテル、公共施設など様々なデザインの建築物がありますよね。
そこで、今回は有名建築家が設計した広島の建築物をまとめました。
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有名建築家が設計した広島の建築物!
ここからはいよいよ、実際に有名建築家が設計した広島の建築物を見ていきましょう。
神勝寺 禅と庭のミュージアム
広島の福山にある禅や建築、アートも楽しめるミュージアム「神勝寺 禅と庭のミュージアム」!
上記の写真は、このミュージアムの目玉である名和晃平氏率いるクリエイティブユニットのSANDWICH設計によるパビリオン「洸庭」です。
他にも建築家の藤森照信が手掛けた寺務所などもありますよ。
呉市音戸市民センター
瀬戸内海の小島(音戸)に作られた、瓦ぶきのコミュニティーセンター。
呉市役所の支所、公民館、図書館、500人を収容する多目的ホールを複合させることで、地域の生活の核となることをめざした。
瓦と自然が連なる周辺の集落の景観との融合をめざして、建物全体を屋根でおおい、軒を長く出すことによって、海と建築とをやわらかく接合した。
屋根の一部には地元の伝統景観の構成要素であった本瓦を用いたルーバーとし、屋根の下の空間にも、やわらかく調整された自然光を落としてくることが可能となった。
Kure City Ondo Civic Center — 呉市音戸市民センター | Architecture | Kengo Kuma and Associates
広島の呉にある建築家の隈研吾氏が設計した公共施設「呉市音戸市民センター」!
本瓦が使用された大屋根が特徴で、周りの集落と調和した建物となっています。
室内の壁や天井のルーバーはさざ波をモチーフにしており、隈研吾氏らしいデザインですね。
広島市環境局中工場
焼却設備は,精密な自動化運転により省力化され,高温完全焼却を行っています。
また,ろ過式集じん機,ガス吸収塔,触媒脱硝装置等を設置し,排ガス中のばいじんやダイオキシン類をはじめとする有害な物質を除去し,騒音,悪臭を外部に出さない施設になっています。
さらに,焼却炉の余熱は工場内の冷暖房,給湯に利用しています。
また,蒸気タービン発電機により工場内で使用する電気をまかない,余った電気は電力会社へ売っています。
広島の吉島にある建築家の谷口吉生氏が設計したごみ処理施設「広島市環境局中工場」!
様々な美しい美術館を手掛けてきた谷口吉生氏がごみ処理施設を設計するとこんなにスタイリッシュになります。
エコリアムと呼ばれる中央ガラス通路があり、焼却装置をアート作品のように眺めることができますよ。
事前に予約すると見学することが可能です。
三原市芸術文化センター
三原市芸術文化センター(みはらしげいじゅつぶんかセンター)は、広島県三原市宮浦2丁目にある多目的ホールである。
愛称はポポロ。
市民公募により名づけられた。
施設は三原市が所有し、三原まちづくり芸術文化センター共同事業体が指定管理者として運営管理を行っている。
広島の三原にある建築家の槇文彦氏が設計した文化施設「三原市芸術文化センター」!
曲面を描いたステンレス屋根が特徴の建物で、目の前には綺麗な芝生に囲まれています。
館内にあるホワイエは目の前の公園を意識した開放的な造りになっていますよ。
この作品で第51回BCS賞と第13回公共建築賞の優秀賞を受賞しています。
世界平和記念聖堂
世界平和記念聖堂(せかいへいわきねんせいどう)は、広島県広島市中区にある、キリスト教(カトリック)の聖堂。
カトリック幟町教会(カトリックのぼりちょうきょうかい)の聖堂であり、カトリック広島司教区の司教座聖堂となっている。
広島世界平和記念聖堂(ひろしませかいへいわきねんせいどう)とも呼ばれる。
建築家村野藤吾設計によるRC造、三廊式バシリカの教会堂で、1950年(昭和25年)8月6日に着工され、1954年(昭和29年)8月6日に竣工した。
2006年(平成18年)7月5日には重要文化財に指定されている。
広島の幟町にある建築家の村野藤吾氏が設計したカトリック教会「世界平和記念聖堂」!
コンクリートの梁と柱の間にレンガを積んだ壁がモダンな印象のファサードです。
アーチ状の間口、窓の形や模様など細部までこだわりを感じる建物となっています。
この作品は重要文化財に指定されており、DOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築にも選ばれていますよ。
カトリック幟町教会 世界平和記念聖堂 | Memorial Cathedral for World Peace
広島市現代美術館
広島市現代美術館(ひろしましげんだいびじゅつかん)は、広島県広島市南区にある美術館。
1989年5月3日に開館した。
建物の設計は黒川紀章。
主に第二次世界大戦後に作られた、現代美術や若手芸術家の作品を扱っている。
館内には展示室の他に、ミュージアムショップ、カフェ、ミュージアム・スタジオ、ビデオコーナー、ライブラリーコーナー等が整備されている。
比治山公園内にあり、近くには広島市立まんが図書館もある。
広島の比治山にある建築家の黒川紀章氏が設計した美術館「広島市現代美術館」!
円形の広場とその左右に配置された切妻屋根が特徴の建物で、高さが高くなるにつれて使われている素材が現代的なものに変化しています。
屋根にはスリッドが入っており、爆心地の方向を指していますよ。
この作品で1990年に日本建築学会賞を受賞しています。
広島市現代美術館|Hiroshima City Museum of Contemporary Art
広島平和記念資料館
広島平和記念資料館(ひろしまへいわきねんしりょうかん)は、広島県広島市中区に所在する博物館(平和博物館)である。
「原爆資料館」(げんばくしりょうかん / もしくは「平和資料館」)とも称される。
同時期、爆心地である中島地区を新たに平和記念公園として整備する構想が進んでいたが、資料展示施設は公園の全体設計を担当した建築家・丹下健三により公園の目玉施設として位置づけられるに至った。
丹下の設計による「広島平和会館原爆記念陳列館(現・広島平和記念資料館)」は1955年に開館し、これに伴い中央公民館の被爆資料は「陳列館」に移されて展示・保管され、初代館長には長岡が就任した。
開館当初の広島平和記念資料館は現在の「本館」(写真の左手前側)のみであったが、設計者の丹下によってコンペ(広島平和記念公園及び記念館競技設計)当初より、資料館の西側に「集会所」として広島市公会堂(現在の広島国際会議場)を、東側(画像の右手奥側)には広島平和会館本館(平和記念館 / 現在の東館)を配して、それらを空中回廊で結んで3棟一体の建築とするよう計画されていた。
広島の中区にある建築家の丹下健三氏が設計した広島ピースセンター!
丹下健三氏の代表作の一つで、コンクリート打ちっ放しのピロティが特徴のかっこいい建物です。
慰霊碑や広場、原爆ドームと共に意図的に一直線上に並べられており、ピロティから慰霊碑や原爆ドームが見えます。
本館以外にも平和公園はもちろん、東側にある東館、西側にある広島国際会議場も丹下健三氏が手掛けていますよ。
この作品は重要文化財に指定されており、DOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築にも選ばれています。
尾道市立美術館
尾道市立美術館(おのみちしりつびじゅつかん)は、広島県尾道市の千光寺公園(千光寺山)にある市立の美術館。
広島唯一の安藤建築「尾道市立美術館」!
建築家の安藤忠雄氏が設計したのは新館で、元々あった本館に隣接するかたちで造られました。
コンクリート打ちっぱなしとガラスのカーテンウォールが魅力の美術館です。
中には様々なデザイナーズチェアや家具が置いてありますよ。
ONOMICHI U2
小さな公共性
活かすこと、残すこと、循環していくこと。
「サイクル」ということを テーマに町の魅力を引き出し豊かな未来をつくることを目指した。
広島県尾道市は海と山に囲まれ、古民家の立ち並ぶ美しい坂の町・尾道として知られており多くの観光客やサイクリストがやって来る。
この町の新たな拠点施設として海沿いの倉庫を有効活用するプロポーザルが2012年に行われ、我々はこの倉庫をホテル、サイクルショップ、イベントスペース、BAR、レストラン、ベーカリー、コーヒーショップ、物販店を併設した商業施設へとコンバージョンすることで、そこに住まう人々が町に愛着を持ち、訪れる人との関わりが生まれる場所を提案し選定された。
昭和18年に建てられた船荷倉庫だった県営上屋2号倉庫の射巫体をそのまま残し、その中に新しい建築を足していくことで歴史を継承しつつ、新たな場所となるよう計画した。
既存倉庫に新しく付加される鉄骨造の建物には、小さな古民家が密集する尾道の町並みの「小さなスケールの連続と路地」という関係を継承させた。
自転車のリペアを行う路地、地元住民やトラベラー同士の情報交換の場となる縁側など、建物全体を「町」と見立て、人々の関わりを生むきっかけを散りばめた。
また「瀬戸内らしさ=もてなし」と捉え、地元 食材を取り入れたメニュー、地域産業を使ったオリジナル商品、サイクリスト向けのサービスなどが展開されている。
それらを引き立てる要素として、木材・モルタル・スチール等の古民家や造船の街に因んだマテリアルを採用し、魚灯を連想させるような照明などの細かな部分も緻密に設計することでソフト・ハードともに、この町らしさを体験できる空間をつくりだした。
世の中が均ー化していくなか「時間が紡ぐ古いものの価値」「その町に相応しい現代性」この2つが共存する関係性に都市や町の魅力を生かす鍵が潜んでいるのではないだろうか。
町の人々が昔から知っている風景に、現代の価値観を挿入することでコントラストを生み出し、見たことがあるけれども、どこか新しさを感じる「懐かしい未来」のような場により、地域の方が改めて尾道の魅力を発見するきっかけを作り出そうとした。
ONOMICHI U2では、「尾道らしさ」を継承した建築的操作と、町自体を活かす丁寧なプランディングによって、町の中に散り散りになっている、尾道らしさを再編集し、個人を超えたところにある従来の公共に対する価値観ではなく、日常生活の中にある小さな出来事を紡いでいくことによって生まれる「小さな公共性」が、これからの尾道を、また日本の地方の魅力を引き出していくことに繋がるのではないかと我々は考えている。
広島・東京 建築設計事務所 SUPPOSE DESIGN OFFICE Co.,Ltd −Works− ONOMICHI U2 part1
広島・東京 建築設計事務所 SUPPOSE DESIGN OFFICE Co.,Ltd −Works− ONOMICHI U2 part2
建築家の谷尻誠氏が設計した広島県尾道市のサイクリスト向け複合施設「ONOMICHI U2」!
海運倉庫をサイクルというテーマで、リノベーションした複合施設です。
自転車をそのまま持ち込むことができる宿泊施設「HOTEL CYCLE」もありますよ。
ホテルの他にもパン屋「Butti Bakery」やレストラン「The RESTAURANT」、バー「KOG BAR」、カフェ「Yard Cafe」、雑貨屋「U2 shima SHOP」、自転車屋「GIANT」などが入っています。
この作品でJCDデザインアワード2015の準大賞、中国建築大賞2015の一般建築部門の大賞、Taipei International Design Award2014 (台湾) 優選W受賞、International Prize for Sustainable Architecture 2015 (Italy)金賞を受賞していますよ。
Cycle, Travel and Good things|ONOMICHI U2
毘沙門の家
昆沙門の家は、広島市内を一望できる高台の斜面に建つ店舗併用の住宅です。
現在は、土地を造成する技術の発達によって、斜面に建築を建てることは稀になって来ています。
しかし、時代を遡れば、荒れた土地であっても高床式で建築は建てられていました。
そこで、昔からの合理性と現代の技術を融合させることで敷地に逆らうことのない、強靭な建築の姿形を目指しました。
不安定な斜面に安定した建築をつくるために、ここではブランコのフレームの様な揺れに対して 非常に強い骨組みを作ることで斜面での安定した建築を実現しながら、斜面造成の必要性を排除しています。
近年、土地の価値観は整形で四角い土地、平らな土地が良いとされています。
ネガティブな印象として解釈されている斜面地に潜む魅力を、工法や構造形式を見直すことで、新しい土地の価値、建築の価値を見つけていきたいと考えています。
広島・東京 建築設計事務所 SUPPOSE DESIGN OFFICE Co.,Ltd −Works− 毘沙門の家
広島の毘沙門台にある建築家の谷尻誠氏が設計した店舗兼住宅「昆沙門の家」!
眺めのいい高台の斜面に建てられた店舗併用住宅です。
6本の柱に2枚のスラブと屋根をのせていますよ。
谷尻誠氏が注目を集めるきっかけとなった作品です。
この作品でJCDデザインアワードの新人賞、グッドデザイン賞、ひろしま街づくりデザイン賞を受賞していますよ。
当初はfloat cafeでしたが現在は閉店し、カフェ ダスティアーツとなっていますよ。
カフェ ダスティアーツ
Ribbon Chapel
瀬戸内の島並みを360度見渡す小高い山の中腹に建つ礼拝堂である。
広島県尾道市のリゾートホテル BellaVista SPA&MARINA ONOMICHI の施設で、主に結婚式用の教会として使われている。
われわれは単独では不安定なふたつの螺旋が結び合うことで自立する建築を実現し、結婚という行為そのものを純粋に構造化・空間化した。
結婚式用の礼拝堂は、元もと経路的なビルディングタイプである。
父と歩くバージンロードは、式が終わればふたり伴って出発する新しい道となる。
そのふるまいの過程の中には、さまざまな回想や感情が詰まっている。
嬉しいことにこの礼拝堂でも、新郎新婦が別々の階段を昇って最頂部で結ばれ、その許しを天に請い、結婚を宣言するセレモニーが生まれた。
別々の人生を歩んでいたふたりが、頂部で一つになり、その後一緒に階段を降りてくるのである。
動線だけで構成された純粋な建築。
海や山、空、遠くの島並みと次々景色が現れ、過ぎ去っていく。
とても小さな建築だけれども、われわれは経路を周長約160mに引き伸ばして結婚式独自の体験性を拡大することで、新郎新婦の胸の高鳴りや参列者の思いに寄り添うことを目指した。
中村拓志&NAP建築設計事務所が設計した広島県尾道市にあるチャペル「リボンチャペル」!
リボンをモチーフにした二本の螺旋階段が特徴の教会で、中村拓志&NAP建築設計事務所の代表作品の一つです。
別々にスタートする二本のリボンがやがて一つになる夫婦を表現していますよ。
全面ガラス張りで、天井高はなんと15mもあります。
ヨーロッパ主要建築家フォーラムによるリーフ賞の最高賞やJCDデザインアワード2014の大賞など様々な賞を受賞していますよ。
ウェディング |ベラビスタ スパ&マリーナ 尾道 公式ホームページ | 極上のリゾートホテル
Optical Glass House
広島市の中心部に建つ個人住宅である。
周囲には高層ビルが建ち並び、前面道路には車や路面電車が行き交っている。
そこでプライバシーと静寂のために、道路側に前庭と光学ガラスのファサードを設けた。
室内からはどこの部屋にいても庭を眺めることができ、その向こうでは、通りを行き交う電車や車やビルが音のない滲んだ風景として生活を彩る。
東からの陽光はガラスの屈折によって美しい光紋様を床や壁に描き、水盤型トップライトは雨の水紋をエントランスの床に描く。
木漏れ日が床に踊り、金属をスパッタリングした超軽量カーテンは、建物前後の2つの内庭の温度差によって風が起こっていることを教えてくれる。
都心であっても一日の光や街の変化、季節の移り変わりを感じながら暮らすことのできる住宅である。
約6000個のガラスの塊(50mm×235mm×50mm)をファサードに用いたのは、単位面積あたりの質量が大きく遮音効果があることと同時に、都市の風景を遮断せずにクリアで開放的な庭を作るためだ。
そのため、光学ガラスの原料であるホウケイ酸ガラスを主体とした透明度の高いガラスを、キャスト(鋳込み)法にて製作している。
この工程はガラス内の残留応力の除去のための緩やかな除冷と、厳しい寸法精度を要するため、制作は困難を極めた。
ファサードは、幅8.6m高さ8.6mで大面積のため、奥行きわずか50mmのガラスでは到底自立しない。
そのためファサード頂部の梁から暖簾のように吊ることにした。
まず梁に74本のステンレスのボルトを吊し、そこに地震力を負担する水平部材をガラス一つ置きに固定。
水平部材は40mm×4mmステンレスのフラットバーで、厚さ50mmのガラスブロック内部に収まるようにガラスブロックを掘りこんで、フラットバーにかぶせている。
その結果、目地幅をシール施工の最小寸法である6mmにすることが可能になり、軽やかで滝のような透明感のあるファサードが実現した。
中村拓志&NAP建築設計事務所が設計した広島県広島市中区にある個人住宅「オプティカルグラスハウス」!
光学ガラスのファサードが特徴の住宅です。
唯一の採光面が道路側なので、プライバシーを守りつつ、音をカットし光を取り入れています。
緑が植えられた静かで開放的な庭があり、広島の中心部とは思えませんね。
前にこの近くに住んでいた時にかっこいい建物があるなあと思っていたのですが、まさか家だったとはその時は想像もできませんでした。
市営基町高層アパート
市営基町高層アパート(しえいもとまちこうそうアパート)は、広島県広島市中区基町にある大規模集合住宅・住宅団地。
基町不良住宅街(原爆スラム)解消を目的に造成された。
同様の目的で、同時に計画され、同様の構造を持つ、県営長寿園高層アパート、高層アパート建設以前に建てられた基町の中層アパート群についても合わせて扱う。
独特な構造や規模などより、現代建築としても評価され、建築の教科書にも掲載されている。
2013年(平成25年)度のDOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選出された。
広島県広島市中区基町にある建築家の大高正人氏が設計した集合住宅「市営基町高層アパート」!
大高正人氏の代表作の一つで、建築の教科書にも載るほど評価されている有名な建築物です。
近代建築の巨匠であるル・コルビュジエの影響を強く受けた建築で、1階にはピロティ、エレベーターは2階ごとに止まり、屋上には庭園がありますよ。
この作品で2013年にDOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選ばれています。
新白島駅
新白島駅(しんはくしまえき)は、広島県広島市中区西白島町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・広島高速交通の駅である。
広島県広島市中区西白島町にあるシーラカンスアンドアソシエイツが設計した新白島駅!
なまこのような円筒シェルが特徴の建物で、大小の丸窓からは自然光が入り、半地下の開放的な空間となっていますよ。
広島にはこういうおもしろい駅がなかったのですが、新白島駅はおしゃれでわざわざ行きたくなる駅ですね。
ホロコースト記念館
ホロコースト記念館(ホロコーストきねんかん、英語: Holocaust Education Center)とは、広島県福山市御幸町中津原にある、ナチス・ドイツによるホロコーストについての博物館である。
広島県福山市御幸町中津原にある建築家の前田圭介氏が設計した「ホロコースト記念館」!
インパクトのある外観が特徴の建物で、美術館のような洗練された空間となっています。
作り付けのソファや階段など細部までこだわりを感じる建築となっていますよ。
ホロコースト記念館/Holocaust Education Center, Japan
おりづるタワー
おりづるタワー(HIROSHIMA ORIZURU TOWER)は、広島県広島市中区大手町にある複合商業施設。
原爆ドームの東90メートルの位置に隣接している。
設計者の三分一博志は、既存の約50m余りのビルについて小さな地形と見立て、「世界文化遺産と共存し得る建物」をコンセプトとし、建物全体は周辺の広島平和記念公園(原爆ドーム)との調和を配慮した色を選んだ上で全面的に壁面を緑化。
歩いて上ることが出来るスロープや腰掛けることが出来る丘を整備。
風を取り入れるために外壁を全て取り除き骨組みのみにし、建物の重量を減らすことで耐震性能を向上。
西側のバルコニーと東側のスロープについては、夏の直射光を避け風通しを良くするほかに、耐震の構造補強も兼ねている。
各方位のバルコニーには、夏の風の流れを考慮したルーバー・ウインドキャッチャーを設置し、併せて夏場の直射日光・西日が入らない様に配慮している。
広島県広島市中区大手町にある建築家の三分一博志氏が設計した複合施設「おりづるタワー」!
建物の高さ制限があるため、新しいビルを建てるのではなく、もともとあったビルをリノベーションしました。
高さを確保できたかいもあり、屋上の展望台からは広島市内を眺めることができますよ
また東側には半外部空間のスパイラルスロープが設けられています。
おりづるタワー HIROSHIMA ORIZURU TOWER
広島市立基町高等学校
広島市立基町高等学校(ひろしましりつ もとまちこうとうがっこう)は、広島県広島市中区に所在する市立高等学校。
敷地の東に高裁をはじめとする官庁街、西に市営高層アパート、南に広島城や紙屋町の高層ビル街、北に城北通りを臨み、緑豊かな都心に位置する。
アストラムライン城北駅に近く交通の便も良い。
2000年(平成12年)に校舎が全面リニューアルされ、エスカレーターや巨大な吹き抜けなどを備えた斬新な校舎となった。
この校舎は京都駅や札幌ドームなどを手がけた建築家の原広司が設計した。
広島県広島市中区西白島町にある建築家の原広司氏が設計した高校校舎「広島市立基町高等学校」!
原広司氏の代表作でもある京都駅を思わせるモダンな外観の建物で、1階部分は開放的なピロティとなっています。
普通教室は全て4階に配置され、吹き抜けに部分には高校では珍しいエスカレーターが設置されており、まるでショッピングモールのようですね。
広島市立基町高等学校は映画「君の名は。」の舞台モデルにもなっていますよ。
広島市西消防署
外部への開放性
消防署のさまざまなアクティビティが、外部からも見えるような建物としたい。ガラスのルーバーで被われた透明なヴォリュームが我々の一貫したイメージであった。内部での開放性
訓練が行われるアトリウムを中心とし、上下左右に各施設が配置されている。ガラスで仕切られた空間と壁で囲われた箱の空間を組み合わせるシステムで建物全体を構成している。地域社会への開放性
4階の展示ロビーと見学テラスは自由に入れるスペースである。
見学テラスはアトリウムの中心部まで入っていくことができ、さまざまな訓練活動、事務室での執務の様子、可動床をもつ講堂でのレクチャー、救急教育センターでの実習風景などを見渡すことができる。
毎日のように訪れてくる地域の人たちに、消防職員が自分たちの仕事を案内してまわる光景をみて、消防署という施設は地域社会を形成してゆく上で、きわめて重要な役割を担うべき施設だったと改めて感じている。
広島市西区都町にある建築家の山本理顕氏が設計した消防署「広島市西消防署」!
ガラスのルーバーに赤い箱がアクセントになった建物で、中の様子が分かる開放的なつくりとなっています。
四階には見学用のロビーが設けられており、一般の方でも見学ができるようになっていますよ。
この作品で2004年に第9回公共建築賞優秀賞を受賞しています。
奥田元宋・小由女美術館
http://www.genso-sayume.jp/note.html
奥田元宋・小由女美術館(おくだげんそうさゆめびじゅつかん)は、広島県三次市の市街地に近い南東部にある美術館。
2006年(平成18年)4月15日開館。
広島県三次市にある建築家の柳澤孝彦氏が設計した美術館「奥田元宋・小由女美術館」!
美術館の中央にある水盤が特徴の建物で、元宋の代表作品「待月」を再現しており、月を美しく見ることができます。
常設展示棟は中国山脈の山々をモチーフにしており、緩やかカーブを描いていますよ。
三次市民ホール きりり
瀬戸内海と日本海とに挟まれた中国地方の中央に位置する盆地つくられたホール建築である。
大都市のホールとは異なり、地元住民が利用する機会が主であることから、日常的でありながら、少し「背伸びをした」空間の質を求めた。
また同じ理由から、大小諸室を一巡する回廊でつなぎ、表と裏の区分のないフラットな空間とし、公演内容にあわせて、出演者側区画を自由に設定できるようにした。
大きな公演時には、8つのスタジオ、練習室、また150席規模の小ホールまでを楽屋として使用できる。
大ホールは1006席規模で、この町が、出雲から連なる神楽が盛んな土地柄であることから、桟敷席付き長方形平面という日本の伝統的な劇場形式を採用した。
以上の空間を地上5m浮かせているが、それは第一義的には、3本の川が合流する町であり洪水の可能性が報告されているため、周辺住民がここに避難できるようにしたからである。
また、二義的には、その結果できるピロティ空間が、駐車場として、また様々な催し物が可能な「余白」として利用できるようにできるからである。
広島県三次市三次町にある建築家の青木淳氏が設計した市民ホール「三次市民ホール きりり」!
付近に流れる川による水害を防ぐため、建物を5m持ち上げています。
5m浮かせることによりできたピロティには、駐車場や広場として活用できるようになっていますよ。
せとの森住宅
せとうちホールディングス – SETOUCHI HOLDINGS
広島県福山市にある藤本壮介氏が設計した集合住宅「せとの森住宅」!
ステンレス鏡面仕上げの外観が特徴のインパクトのある建物で、周りの風景を映し出してくれます。
地元の造船所の社宅で、2戸で1棟、全部で13棟をランダムのように配置されていますよ。
広島に行くさいに持っていきたい1冊です。
どの建築も素敵で、広島に来たさいは是非行きたいですね。
以上で有名建築家が設計した広島の建築物21選。美術館から住宅まででした。
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