こんにちは。
今回は有名建築家が設計した美しい教会・チャペル9選。おしゃれな結婚式場にもおすすめです。
日本国内には安藤忠雄による水の教会や軽井沢の石の教会、広島のリボンチャペルなど様々な建築家が設計した教会やチャペルがありますよね。
そこで、今回は有名建築家が設計した美しい教会やチャペルをまとめました。
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有名建築家が設計したおしゃれな教会・チャペル!
ここからはいよいよ、実際に有名建築家が設計した美しい教会やチャペルを見ていきましょう。
石の教会・内村鑑三記念堂
石の教会・内村鑑三記念堂(いしのきょうかい・うちむらかんぞうきねんどう)は、長野県北佐久郡軽井沢町にある教会、記念館。
ホテルブレストンコートに隣接する。
明治・大正期のキリスト教指導者・内村鑑三の顕彰を目的として建てられた教会で、地上は礼拝堂、地下には内村鑑三記念堂となっている。
石とガラスの異なるアーチが重なり合う独特のフォルムは、アメリカ人建築家ケンドリック・ケロッグの手によるもの。
石は男性で、ガラスは女性を象徴しているとされる。
アメリカ人建築家のケンドリック・ケロッグが設計した長野県軽井沢町にある教会「石の教会・内村鑑三記念堂」!
石のアーチが連続したドミノのような建物で、アーチの間にはガラスが設けられています。
チャペルは自然光が降り注ぐ幻想的な空間となっており、自然を建築の一部として取り込んだオーガニック建築となっていますよ。
結婚式場としても人気で、一般の方でも見学が可能です。
Blue Blanc
広島・東京 建築設計事務所 SUPPOSE DESIGN OFFICE Co.,Ltd −Works− Blue Blanc
建築家の谷尻誠が設計した愛知県東岡崎にある結婚式場「Blue Blanc」!
チャペルは柔らかい光に包まれたような洗練された空間となっています。
他にも街のような雰囲気の待合や自然をイメージしたバンケットなど場所によって様々な体験ができますよ。
岡崎市の結婚式場【公式】ブルー:ブラン Bleu Blanc
白い教会
白い教会は、「ハイアット・リージェンシー・大阪」の結婚式場として建設された80人収容の小さなチャペルである。
直径60cm、部材の太さが25mm角の鋼材リングが、立体的に組み合わさった構造を持つ。
リングの立体配置は、任意の立体を充填する切頂性四面体を仮想の1単位とし、その4つの正六角形に内接する円の配置に相当する。
鋼材リングは、互いに溶接により結合され、全体として、大部分を空隙が占める泡状の立体格子を形成している。
立体格子は、屋根を支えるだけでなく、外装のガラスを支持するMPG構法としても利用されている。
立体格子の内側には、二重に織りこまれた白いオーガンジーのスクリーンが吊るされている。
建築家の青木淳が設計した大阪府大阪市住之江区南港北にあるチャペル「白い教会」!
ガラス越しに見える白いリングが特徴の建物で、鋼材によるリングが構造体にもなって支えています。
内部もこのリングの効果もあって、結婚式場にぴったりな幻想的な空間となっていますよ。
東京カテドラル聖マリア大聖堂
1899年(明治32年)に最初に建てられた木造でゴシック様式の聖堂は、1945年(昭和20年)に戦災で消失、カトリック関口教会は敗戦後の物資不足による経済的理由で長らく再建されないままであった。
そこで、日本へのカトリック再布教100年事業の一環としてドイツ・ケルン大司教区の支援を受けながら、カトリック東京大司教区主催による東京カテドラル聖マリア大聖堂のコンペが、1962年(昭和37年)5月締め切りで行なわれた。
美術館を連想させるマッシブな四角い立方体の前川案、平面計画は三味線のバチを思わせる銀杏形であったが全体的にはやはり公会堂や音楽堂を連想させる箱型の谷口案に比べ、HPシェルの現代的な構造技術を用いながら、教会の建物そのものが頂部において十字架型になるという丹下案が異彩を放ち、丹下が一等当選。
西洋の教会に典型的に見られるような街路から直接入堂する形式の建築計画ではなく、いったん敷地の奥の方「ルルドの洞窟」に向かって進み、それから転回するようにして階段を上り聖堂に至るという動線は、まず鳥居や山門をくぐって参道を歩みながら徐々に気持ちを整え、それから「本尊」に相対するといった日本の伝統的な手法であり、建物本体の記念碑性だけでなく「場」の力によって聖性を生み出すことが目指されていた。
その、教会に付属する周辺施設との配置バランスにすぐれた全体計画も高評価の理由であった。
建築家の丹下健三が設計した東京都文京区の椿山荘の前にある教会「東京カテドラル聖マリア大聖堂」!
上部から見ると十字架の形をしたインパクトのある外観が特徴の建物です。
内部はコンクリート打ちっ放しにトップライトの光で、迫力のある空間となっています。
代表作でもあるこの東京カテドラル聖マリア大聖堂で、丹下健三自身の葬儀も行われましたよ。
カトリック東京カテドラル関口教会 | -東京都文京区関口にあるカトリック教会です-
水の教会
CHAPEL ON THE WATER – フォトギャラリー | TOMAMU the WEDDING | 星野リゾート トマム
水の教会(みずのきょうかい)は、北海道勇払郡占冠村の星野リゾート トマム内にあるチャペル。
第31回『BCS賞』(1990年)受賞。
「あるがままの自然を、人間の意志によって切り取った空間こそ『聖なる空間』である」とする建築家安藤忠雄が設計した。
白樺(シラカンバ)の森とL字型のコンクリートに沿って進むアプローチから非日常空間への演出が始まり、教会内部は自然の要素「水・光・緑・風」に触れることができるものとなっている。
礼拝堂はガラス扉(5m×15m)がスライドして開放的な空間になる。
十字架は水深15cmの水辺の真ん中にあり、祭壇に水が流れていることで人が足を踏み入れることの出来ない神聖な空間を作っている。
屋上には、鉄筋コンクリート製の4本の十字架がトップライトを囲んで立てられており、外観上の特徴になっている。
建築家の安藤忠雄が設計した北海道勇払郡占冠村のトマム内にある教会「水の教会」!
コンクリート打ちっぱなしのシンプルな外観が特徴の建物です。
目の前に湖が広がり、そこに十字架が建っており、建物から眺められるようになっています。
実際に結婚式も挙げることができるみたいですよ。
こんなおしゃれな空間で、結婚式を挙げることができたら素敵ですね。
この教会はBCS賞を受賞していますよ。
水の教会 CHAPEL ON THE WATER | 星野リゾート トマム
リゾナーレ ガーデンチャペル ZONA(ゾーナ)
舞い降りる二枚の葉が出逢い、重なり合う。
ガーデンチャペル「ZONA(ゾーナ)」のモチーフは、自然の奇跡が織りなす偶然の出逢い。
「ZONA」は、イタリア語で“聖域”を表す言葉。
デザインを手がけたKDaは、約束の場所の静謐な空気と、豊かな自然の祝福をこのスタイリッシュなチャペルに表現しました。
昼の「ZONA」は、自然の光が波紋のように広がります。
夜は幻想的な光を放ち、昼とは異なる表情に。
その深く美しい姿は、いつ訪れても祝福に満ちた空気を漂わせています。
チャペル | 星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳 | リゾナーレウエディング
建築家ユニットのクライン・ダイサム・アーキテクツが設計した山梨県北杜市小淵沢町にあるチャペル「リゾナーレ ガーデンチャペル ZONA(ゾーナ)」!
イタリアの巨匠マリオ・ベリーニによって設計されたホテル「リゾナーレ八ヶ岳」内にあるチャペルで、重なり合った二枚の葉っぱをモチーフにデザインされています。
ガラスとスチールで表現されており、開閉可能なスチール部分にはパンチングで草木が描かれていますよ。
このチャペルはD&AD AwardsやEnviromental Design & Architecture部門銀賞を受賞しています。
Ribbon Chapel
瀬戸内の島並みを360度見渡す小高い山の中腹に建つ礼拝堂である。
広島県尾道市のリゾートホテル BellaVista SPA&MARINA ONOMICHI の施設で、主に結婚式用の教会として使われている。
われわれは単独では不安定なふたつの螺旋が結び合うことで自立する建築を実現し、結婚という行為そのものを純粋に構造化・空間化した。
結婚式用の礼拝堂は、元もと経路的なビルディングタイプである。
父と歩くバージンロードは、式が終わればふたり伴って出発する新しい道となる。
そのふるまいの過程の中には、さまざまな回想や感情が詰まっている。
嬉しいことにこの礼拝堂でも、新郎新婦が別々の階段を昇って最頂部で結ばれ、その許しを天に請い、結婚を宣言するセレモニーが生まれた。
別々の人生を歩んでいたふたりが、頂部で一つになり、その後一緒に階段を降りてくるのである。
動線だけで構成された純粋な建築。
海や山、空、遠くの島並みと次々景色が現れ、過ぎ去っていく。
とても小さな建築だけれども、われわれは経路を周長約160mに引き伸ばして結婚式独自の体験性を拡大することで、新郎新婦の胸の高鳴りや参列者の思いに寄り添うことを目指した。
中村拓志&NAP建築設計事務所が設計した広島県尾道市にあるチャペル「リボンチャペル」!
リボンをモチーフにした二本の螺旋階段が特徴の教会で、中村拓志&NAP建築設計事務所の代表作品の一つです。
別々にスタートする二本のリボンがやがて一つになる夫婦を表現していますよ。
全面ガラス張りで、天井高はなんと15mもあります。
ヨーロッパ主要建築家フォーラムによるリーフ賞の最高賞やJCDデザインアワード2014の大賞など様々な賞を受賞したチャペルです。
ウェディング |ベラビスタ スパ&マリーナ 尾道 公式ホームページ | 極上のリゾートホテル
ミライエ レクストハウス ナゴヤ
大都市(名古屋)の中に、大屋根で覆われた、暖かくてヒューマンなバンケットホールを作った。
ハコ型を避け、全体を勾配屋根で覆うことによって、やさしくまもられた、森のような空間を生成することができた。
杉やカラマツ材のピースを使って、天井や壁にリズムを与え、さらに天井からのコモレビを導入することによって、空間に森のような生命を与えた。
MIRAIE LEXT HOUSE NAGOYA — ミライエ レクストハウス ナゴヤ | Architecture | Kengo Kuma and Associates
建築家の隈研吾が設計した愛知県名古屋市中区富士見町にある結婚式場とレストランの複合施設「ミライエ レクストハウス ナゴヤ」!
全長70mの大屋根が特徴の建物で、インパクトのある外観となっています。
チャペルは和紙を使用した壁と自然光で、温もりのある空間となっていますよ。
MIRAIE LEXT HOUSE NAGOYA|レストラン×ウエディング(ミライエ レクストハウス ナゴヤ)
世界平和記念聖堂
世界平和記念聖堂(せかいへいわきねんせいどう)は、広島県広島市中区にある、キリスト教(カトリック)の聖堂。
カトリック幟町教会(カトリックのぼりちょうきょうかい)の聖堂であり、カトリック広島司教区の司教座聖堂となっている。
広島世界平和記念聖堂(ひろしませかいへいわきねんせいどう)とも呼ばれる。
建築家村野藤吾設計によるRC造、三廊式バシリカの教会堂で、1950年(昭和25年)8月6日に着工され、1954年(昭和29年)8月6日に竣工した。
2006年(平成18年)7月5日には重要文化財に指定されている。
建築家の村野藤吾が設計した広島の幟町にあるカトリック教会「世界平和記念聖堂」!
コンクリートの梁と柱の間にレンガを積んだ壁がモダンな印象のファサードです。
アーチ状の間口、窓の形や模様など細部までこだわりを感じる建物となっています。
この教会は重要文化財に指定されており、DOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築にも選ばれていますよ。
カトリック幟町教会 世界平和記念聖堂 | Memorial Cathedral for World Peace
61の美しい教会を紹介した本もありますよ。
どの教会やチャペルも一度は訪れてみたい美しい建築ですね。
以上で有名建築家が設計した美しい教会・チャペル9選。おしゃれな結婚式場にもおすすめでした。
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