こんにちは。
今回は有名建築家が設計した岐阜の建築物14選。国際会議場から美術館や図書館までです。
岐阜には国際会議場や美術館、図書館、集合住宅、ホテルなど様々な建築物がありますよね。
そこで、今回は有名建築家が設計した岐阜の建築物をまとめました。
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有名建築家が設計した岐阜のの建築物!
ここからはいよいよ、実際に有名建築家が設計した岐阜の建築物を見ていきましょう。
長良川国際会議場
長良川国際会議場(ながらがわこくさいかいぎじょう、Nagaragawa Convention Center)は岐阜県岐阜市にある国際会議場兼多目的ホール。
岐阜市の国際コンベンション都市づくりの拠点として、国内外からのイベント・コンベンションを誘致している。
トリニティ岐阜(財団法人岐阜市公共ホール管理財団・株式会社総合舞台はぐるま・株式会社コングレの共同事業体)が指定管理者として管理運営を行っている。
学校跡地に建設された。
杮落しは1995年9月1日。
設計者は安藤忠雄で、施設内の国際会議室にあたる部分の外観が卵形の特徴的な建物である。
建築家の安藤忠雄氏が設計した岐阜県岐阜市にある国際会議場「長良川国際会議場」!
内部が国際会議室となっている卵型と大階段が特徴の建物で、階段を上ると屋上庭園となっています。
屋上には4つのガラスのボックスが設けられており、そのガラスのボックスの天窓から内部に光を取り込んでいますよ。
長良川国際会議場 – 岐阜のシンボルである長良川と金華山を取り込み、造形的に もユニークなコンベンション施設
セラミックパークMINO
セラミックパークMINO(セラミックパークミノ、Ceramics Park MINO)は、岐阜県多治見市にある美術館、イベントホール、国際会議場などで構成される複合施設。
多治見市東部の丘陵に位置し、谷や尾根などの自然の地形に調和させ、自然環境に配慮した設計がされている。
美術館展示室には、吊り免震構造で世界初となる「並進振子免震システム」を採用している。
建築家の磯崎新氏が設計した岐阜県多治見市にある美術館や国際会議場、ホールなどを備えた複合施設「セラミックパークMINO」!
地形に沿うよう自然と一体となった建物で、カスケード広場や長いアプローチが特徴となっています。
アプローチの通路などの天井には地元の陶器が埋め込まれていますよ。
岐阜県現代陶芸美術館の展示室には世界初となる「並進振子免震システム」が採用されており、この建築はJSCA賞を受賞しています。
岐阜市民会館
岐阜市民会館(ぎふしみんかいかん、Gifu Civic Auditorium)は、岐阜県岐阜市にある文化普及支援施設である。
芸術文化全体における普及や活動を「大ホール」、「展示ギャラリー」を中心に支援する。
1967年(昭和42年)に坂倉準三設計で建てられ、1968年には第9回BCS賞(建築業協会賞)を受賞している。
金華橋通り沿いにあり、外観は1階部分全面ガラス張り、上部は円筒を斜めに切った様なフォルムが特徴的な建物である。
内観は螺旋階段が特徴的、円筒部分は大ホールとなっていて音響的には不利だが特殊パネルを使用して残響を軽減している。
管理・運営は指定管理者として一般財団法人岐阜市公共ホール管理財団が行っている。
建築家の坂倉準三氏が設計した岐阜県岐阜市にある市民会館「岐阜市民会館」!
円錐を斜めに切ったようなホールと横に長い低層部分からなる建物で、ホールの外観の仕上げには大仏タイルが使用されています。
ピロティのある水平を基調とした低層棟は、坂倉準三氏が師事したコルビュジエを感じることができる建築となっていますよ。
モザイクタイルミュージアム
施釉磁器モザイクタイル発祥の地にして、全国一の生産量を誇る多治見市笠原町に誕生したモザイクタイルミュージアムは、タイルについての情報が何でも揃い、新たな可能性を生み出すミュージアムです。
設計は、独創的な建築で世界的な評価の高い建築家、藤森照信氏。
タイルの原料を掘り出す「粘土山」を思わせる外観は、地場産業のシンボルとして、なつかしいのに新鮮な、不思議な印象を与えます。
タイルは、単調な壁や床を彩り、楽しい景色を創り出すことで、ひとやまちを元気にします。
その魅力を知っていただくために、膨大なタイルのコレクションを基盤に、この地域で培われてきたタイルの情報や知識、技術を発信。
さらに、訪れた方々がタイルの楽しさに触れ、タイルを介して交流して、モザイクタイルのように大きな新しい絵を描いていける、そんなミュージアムを目指します。
建築家の藤森照信氏が設計した岐阜県多治見市笠原町にあるミュージアム「モザイクタイルミュージアム」!
すり鉢状の敷地に建てられたユニークな外観が特徴の建物で、タイルの原料を掘り出す採土場をイメージしてデザインしています。
土壁風の正面には茶碗のかけらが埋め込まれており、ワクワクさせてくれるような建築になっていますよ。
可児市文化創造センター
可児市文化創造センター(かにしぶんかそうぞうセンター)は、岐阜県可児市にある文化普及支援施設である。
指定管理者制度により公益財団法人可児市文化芸術振興財団が管理運営を行なっている。
愛称「ala(アーラ)」はイタリア語で「翼」を意味する。
シンボルマークもこの翼をモチーフにしたものである。
建築家の香山壽夫氏が設計した岐阜県可児市にある文化施設「可児市文化創造センター」!
中庭を囲むように配置されたL字型の建物で、大きな軒とガラス張りが特徴のファサードとなっています。
内部はガラス張りの気持ちの良い吹き抜けが設けられており、大小2つのホールが備わっていますよ。
この建築はBCS賞を受賞しています。
瞑想の森 市営斎場
建築家の伊東豊雄氏が設計した岐阜県各務原市那加扇平にある火葬場「瞑想の森 市営斎場」!
自由曲面シェル構造の屋根が特徴の建物で、屋根と一体となった柱の中には雨樋が設けられていますよ。
目の前の池にこの白い屋根が映って幻想的な雰囲気となっています。
内部は波打つ屋根の形状がそのまま天井に現れていますよ。
この斎場はBCS賞を受賞しています。
西福寺
老朽化した本堂の建替えを建替えである。
木造以外の耐火建築物にすることと、建築の占有面積を解体する本堂より一廻り小振りなものに抑えること以外に具体的な与件は一切ない。
前者の要請にはコンクリート造を採択すればこと足りるものの、後者の要請はその実、根本的な問題を孕んでいる。
即ち空間容量を縮小しつつも従来通りの宗派の典儀の形式を損なうことのない空間構成を発見しなければならないという問題である。
特に軸方向の距離が物理的に削減されることが難題であった。
我々はこれをのちに「重層」と名付けることになった手法によって解決することとした。
即ち機能上求められるゾーンを 互いに重ね合わせつつ奥行方向に圧縮するというものである。
これによって宗教空間に不可欠な空間的深度や濃度もまた獲得されることになった。
建築家の高松伸氏が設計した岐阜県可児市にある小さなお寺「西福寺」!
コンクリートによる列柱の外観が特徴の建物で、コンクリートの列柱には黒御影石の基壇が設けられています。
建て替え前にもともと建っていた本堂の小屋組を再生したものが天井に設けられていますよ。
ソフトピアジャパンセンタービル
ソフトピアジャパン(Softopia Japan)は岐阜県が大垣市に1990年代より整備した先端情報産業団地、またはこれを運営する公益財団法人。
総面積は12.7ヘクタール。
170社以上のIT関連企業が集結しIT関連技術者2,000人超が働いている。
公益財団法人ソフトピアジャパンでは、IT人材の育成、ベンチャー企業の育成をはじめ、研究開発支援・技術支援などの支援を行っている。
センタービル(本館)は中核となる施設で、1996年(平成8年)6月竣工。
地上13階建(地下2階)、高さ95m。
建物の設計は黒川紀章建築都市設計事務所で、照明普及賞(1997年)および第10回日経ニューオフィス賞(1997年)を受賞した。
建築家の黒川紀章氏が設計した岐阜県大垣市加賀野にあるソフトピアジャパンの中核施設「ソフトピアジャパンセンタービル」!
2本のタワーが特徴の高層な建物で、インパクトのある建築となっています。
向かいには建築家の大江匡氏が設計したソフトピアジャパンドリーム・コアがありますよ。
加藤栄三・東一記念美術館
加藤栄三・東一記念美術館(かとうえいぞう・とういちきねんびじゅつかん、Kato Eizo・Toichi Memorial Art Museum)は、岐阜公園内にある岐阜市歴史博物館分館の美術館である。
1991年(平成3年)5月11日に財団法人により開館。
1994年に岐阜市に移管され、歴史博物館の分館となった。
岐阜市出身の画家、加藤栄三・東一兄弟の偉業を讃え、創建された美術館で、両画伯の作品を多く収蔵している。
地域の美術の普及、文化の振興の役割も果たしている。
建物は漆喰の白壁と平板瓦の屋根が特徴的で、金華山の緑とよく調和している。
建築家の吉村順三氏が設計した岐阜県岐阜市大宮町にある美術館「加藤栄三・東一記念美術館」!
白い漆喰の外観と瓦屋根のファサードが特徴の建物で、和の雰囲気のする自然と調和した建築となっています。
内部は中庭囲むように展示室や玄関ホール、ロビーなどが配置されていますよ。
テクノプラザ本館
テクノプラザは岐阜県が各務原市に整備している先進情報産業団地(研究開発拠点)、VRテクノジャパンの中核となる施設である。
テクノプラザ本館は1998年(平成10年)完成。
設計は建築家のリチャード・ロジャース。
敷地面積約23,600m2。
延床面積約11,400m2。
南棟に隣接する丘の上に北棟があり、外観上は2つの建物であるが、階数の都合上、一つの建物の扱いをする場合がある。
北棟(4階~5階)は岐阜県科学技術振興センター、南棟(1階~3階)は第三セクターのVRテクノセンターが使用する。
北棟には科学技術図書館、研修室、会議室がある。
南棟はVRテクノセンターを中心に、ベンチャー企業の貸オフィスがある。
イギリスの建築家であるリチャード・ロジャース氏が設計した岐阜県各務原市にある「テクノプラザ本館」!
斜面を活かした階段状の南棟とV字型の平面で構成された北棟からなる建物で、丘陵地に建てられています。
南棟の3層の屋根は緑化されており、丘陵地という自然を活かした建築となっていますよ。
岐阜県営住宅ハイタウン北方
建築家の妹島和世氏が設計した岐阜県北方町にある集合住宅「岐阜県営住宅ハイタウン北方」!
ところどころに穴が空いているような外観が特徴の建物で、向こう側が見えるようにテラスが設けられていますよ。
磯崎新氏がコーディネーターとなり、妹島和世氏の他にも高橋晶子氏やクリスティン・ホーリィ氏、エリザベス・ディラー氏の4人の女性建築家がそれぞれ4棟設計しています。
こんなおしゃれな県営なら住みたいですね。
大垣フォーラムホテル
建築家の黒川紀章氏が設計した岐阜県大垣市万石にある観光ホテル「大垣フォーラムホテル」!
宿泊施設としてだけでなく、ボウリング場やレストランも併設されています。
黒川紀章氏らしい個性的な建築物に仕上がっていますよ。
飛騨市神岡図書館(飛騨市神岡振興事務所)
飛騨市神岡図書館(ひだしかみおかとしょかん)は、岐阜県飛騨市神岡町東町にある公立図書館。
飛騨市神岡振興事務所の1階に設置されている。
旧神岡町役場である神岡振興事務所は神岡鉱山の最盛期であった1978年(昭和53年)5月に地上4階建ての庁舎として建設された。
設計者は磯崎新である。
2009年(平成21年)5月までは3階に飛騨市教育委員会が置かれていたが古川町に移転し、以降は残った機能を1階にほぼ集約し、上階は空きが目立った。
同年6月に市民ら19人で組織された検討委員会に有効利用策を諮り、2010年(平成22年)3月に報告書がまとめられた。
その中に神岡図書館を移転する案が盛り込まれていたものの、飛騨市は財政難を理由に一旦は棚上げした。
その後2014年(平成26年)に神岡振興事務所の耐震工事を行うことが決まり、総工費3億5600万円をかけた工事が2016年(平成28年)春に完了、6月4日に移転開館した。
図書館部分の床面積は840m2で、独立館時代の2倍に広がった。
建築家の磯崎新氏が設計した岐阜県飛騨市神岡町東町にある図書館「飛騨市神岡図書館(飛騨市神岡振興事務所)」!
神岡町役場として建てられた建物で、現在は飛騨市神岡振興事務所となっており、1階に飛騨市神岡図書館が設けられています。
立方体や半円筒を組み合わせたようなファサードが特徴の建物で、半円筒部分はマリリン・モンローのボディラインをモチーフにしたと言われていますよ。
みんなの森 ぎふメディアコスモス
みんなの森 ぎふメディアコスモスは、岐阜県岐阜市にある岐阜市立中央図書館を中核施設とする複合施設である。
2015年(平成25年)7月18日開館。
メディアコスモスは図書館機能・地域交流機能を持つ複合施設・公益文化施設であり、岐阜大学医学部・附属病院跡地の市街地再開発事業として整備された。
JR岐阜駅や名鉄岐阜駅から約2km北に位置し、岐阜城がそびえる金華山のふもとに位置する。
敷地の南側には公的機関が集積している。
建築家の伊東豊雄氏が設計した岐阜県岐阜市にある図書館を含む複合施設「みんなの森 ぎふメディアコスモス」!
地元産の東濃ヒノキを使用した木造格子屋根が特徴の建物です。
2階にある図書館はうねったような天井とグローブと呼ばれる釣り下がった傘がおしゃれで話題になりましたね。
みんなの森 ぎふメディアコスモス – ´Minna no Mori’ Gifu Media Cosmos
岐阜に行くさいに持っていきたい1冊です。
岐阜県の建築巡りにおすすめですよ。
以上で有名建築家が設計した岐阜の建築物14選。国際会議場から美術館や図書館まででした。
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