こんにちは。
今回は有名建築家が設計した秋田の建築物8選。駅舎から図書館までです。
秋田県には駅舎や図書館、美術館、ドーム球場、交流館、記念館など様々な建築物がありますよね。
そこで、今回は有名建築家が設計した秋田の建築物をまとめました。
※当サイトはアフィリエイト広告を利用していますが、当サイトが独自に作成した記事であり、第三者から依頼を受けたものではありません。
有名建築家が設計した秋田の建築物!
ここからはいよいよ、実際に有名建築家が設計した秋田の建築物を見ていきましょう。
秋田県立美術館 平野政吉コレクション
秋田県立美術館 平野政吉コレクション(あきたけんりつびじゅつかん ひらのまさきちコレクション)は秋田県秋田市のエリアなかいち内にある美術館。
『秋田の行事』(1937年)をはじめ、1930年代を中心とした藤田嗣治(レオナール・フジタ)作品を多く収蔵しており、これら収蔵品の多くは藤田と交友のあった秋田の資産家、美術蒐集家である平野政吉(1895 – 1989)の蒐集によるものである。
2013年(平成25年)9月28日、近接する千秋公園内より旧秋田県立美術館(平野政吉美術館)が移転、再オープンして開館した。
新美術館は安藤忠雄の設計によるもので、三角形をモチーフとして構成され、2階には千秋公園方向を望む水庭を有する。
建築家の安藤忠雄氏が設計した秋田県秋田市にある美術館「秋田県立美術館」!
エントランスホールは三角形の吹抜けとなっており、オブジェのような螺旋階段が設けられています。
ミュージアムラウンジの大きな窓からは、水庭や千秋公園などの景色を楽しむことができますよ。
秋田市立中央図書館明徳館
秋田市立中央図書館明徳館(あきたしりつちゅうおうとしょかん めいとくかん)は、秋田市千秋明徳町4-4にある秋田市立図書館の中央図書館である。
建物は谷口吉生の設計で、鉄筋コンクリート造、地上2階建て。
1984年(昭和59年)に日本建築学会東北支部における東北建築賞作品賞を受賞、1998年(平成10年)に旧建設省により公共建築百選に選定された。
1階には建物右側に児童書と絵本のコーナー、左側に一般書のコーナーがある。
中央階段を上って中2階には中庭を望む小ラウンジがあり、2階には読書学習室、参考資料調査室のほか、石川達三記念室(入室無料)がある。
建築家の谷口吉生氏が設計した秋田市千秋明徳町にある図書館「秋田市立中央図書館明徳館」!
磁器タイル打ち込みとシンメトリーな外観が特徴の建物で、2階には半円の中庭が設けられています。
中央にある十字型の吹抜け空間には開架室をはじめ、参考資料室や学習室などを分割する役割も担っていますよ。
この図書館は東北建築賞作品賞や秋田市都市景観賞を受賞しており、公共建築百選にも選ばれています。
田沢湖駅
田沢湖駅(たざわこえき)は、秋田県仙北市田沢湖生保内(おぼない)字男坂(おさか)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)田沢湖線の駅である。
田沢湖観光情報センターを併設した現駅舎は、秋田新幹線の開通に合わせて1997年に坂茂の設計によって建てられた。
列車から駅の中や広場側の賑わいが見え、また逆に駅のどこにいても列車が入ってくるのが見え、さらに広場から駅の背景の山とが透けて見えるような空間として構想された。
地盤が弱く、工期が短かったことから杭を埋める代わりに列柱状に多数使用する工法が採用された。
JR側の要請で木造が不可となったため(坂は木や紙を多用する新建築で知られている)、鉄板の梁が使用されているが、一般的な吹きつけ耐火被覆の代わりに、集成材が耐火被覆と仕上げ(美観)を兼ねる工夫がなされている。
完成した新駅舎はグッドデザイン賞などを受賞したが、坂はのちに建築雑誌の中で「田沢湖駅のオープニングセレモニーにも招待されず悔しい思い」をしたと吐露している。
「ガラスと木を上手に組み合わせたモダンな駅」であるという理由により、東北の駅百選に選定された。
建築家の坂茂氏が設計した秋田県仙北郡田沢湖町生保内字男坂にある駅舎「田沢湖駅」!
広場に向かって柱とガラスがカーブを描いたユニークな建物で、屋根も正面に向かってボールド状となっています。
新幹線の駅に木造は採用できないようで、鉄板と集成材の複合梁を使用していますよ。
この駅舎はグッドデザイン賞を受賞しています。
大館樹海ドーム
大館樹海ドーム(おおだてじゅかいドーム)は、秋田県大館市にあるドーム球場。
施設は秋田県と大館市が所有し、一般財団法人大館市文教振興事業団が、県および市の委託を受けて運営管理を行っている。
施設命名権(ネーミングライツ)契約により、2017年4月1日から愛称を「ニプロハチ公ドーム」としている。
1997年7月11日完成。
ドームの屋根は樹齢60年以上の秋田杉25,000本を使い、アーチ状にしたもので、高さや面積では東大寺大仏殿を上回り、国内最大の木造建築であるとされる。
下部構造は、鉄筋コンクリートである。
硬式野球、軟式野球、ソフトボールのほか、サッカー、テニスなど各種スポーツをはじめ、コンサートなどイベントの開催にも対応可能である。
建築家の伊東豊雄氏が設計した秋田県大館市上代野字稲荷台にあるドーム球場「大館樹海ドーム」!
卵を半分にしたような形が特徴の建物で、県産の秋田杉を使用した木造ドームとなっています。
国内最大の木造建築と言われており、中に入ると天井の木造トラスに圧倒されますよ。
この作品は芸術選奨文部大臣賞や日本芸術院賞、グッドデザイン賞、BCS賞など様々な賞を受賞しています。
白瀬南極探検隊記念館
白瀬南極探検隊記念館(しらせなんきょくたんけんたいきねんかん、The Shirase Antaractic Expedition Memorial Museum)は、秋田県にかほ市にある市立の科学館・記念館である。
当地出身の探検家であり、日本人で初めて南極探検に挑んだ陸軍中尉白瀬矗(しらせ のぶ)の業績を記念するため、1990年(平成2年)に旧金浦町に開館した。
建築家である黒川紀章の設計による施設は、円錐型の「オーロラドーム」をドーナツ状に展示室が取り囲む構成となっており、このオーロラドームでは、オーロラの実写映像や南極大陸が形成されるまでを描いたCG映像が上映される。
この他展示室内は白瀬の業績をはじめとする南極探検史の展示が中心であり、白瀬隊が南極探検で使用した資料のほか、当時ノルウェーのアムンセン、イギリスのスコット隊が繰り広げた南極点到達レースの探検記録、また戦後日本が南極探検に使用した雪上車などが展示されている。
この雪上車「KD605」は2014年7月に日本機械学会によって機械遺産に認定された。
また、館の周辺は「南極公園」として整備されており、白瀬が南極探検に用いた船開南丸の実物大の遊具などが整備されている。
建築家の黒川紀章氏が設計した秋田県にかほ市黒川字岩潟にある記念館「白瀬南極探検隊記念館」!
リング状の展示ホールの中央に三角コーン型のオーロラドームを配置した建物で、2つの建物の間には池が設けられています。
ファサードはコンクリート打ちっ放しとなっており、円錐形の形状は氷山をモチーフにデザインされていますよ。
由利本荘市文化交流館 カダーレ
由利本荘市文化交流館 カダーレ(ゆりほんじょうしぶんかこうりゅうかん カダーレ)は、秋田県由利本荘市にある複合公共施設。
文化ホール、図書館、公民館、教育学習施設等の機能を備える。
1996年に移転した由利組合総合病院の跡地に建設され、2011年(平成23年)12月19日に開館した。
由利本荘市美倉町にあった本荘文化会館、本荘図書館、本荘公民館の機能が移転したほか、プラネタリウムなどの教育の拠点としての機能を新たに備える。
「カダーレ」の愛称は「仲間に入って」の意味を持つ方言「かだれ」に由来する。
建築家の新居千秋による設計で、2012年度日本建築家協会賞・第33回東北建築賞作品賞を受賞。
2014年、第55回BCS賞受賞。
大きく分けて、文化ホール、図書館、交流活動施設、教育学習施設、店舗施設(物産館「ゆりぷらざ」ほか)、わいわいストリートのゾーンからなる。
図書館は約22万冊の蔵書が収納可能である。
建築家の新居千秋氏が設計した秋田県由利本荘市にある複合施設「由利本荘市文化交流館 カダーレ」!
外観と内部共にコンクリート打ちっ放しの複雑な形状をした建物で、設計には3次元CADが活用されています。
ホールと図書館が内部通路を挟んで配置され、図書館の上には円球体のプラネタリウムが浮かんでいますよ。
この作品は日本建築家協会賞やBCS賞、グッドデザイン賞、東北建築賞作品賞、公共建築賞を受賞しています。
由利本荘市文化交流館 カダーレ – Yurihonjo City Cultural Center KADARE
国際教養大学図書館
国際教養大学(こくさいきょうようだいがく、英語: Akita International University)は、秋田県秋田市雄和椿川字奥椿岱193-2に本部を置く日本の公立大学である。
大学図書館は仙田満・環境デザイン研究所による設計。
「本のコロセウム」をテーマに半円形のホールがあり、内装は秋田杉を多く利用している。
蔵書数は70,478冊、2013年10月には国際連合寄託図書館に認定された。
建築家の仙田満氏が設計した秋田県秋田市雄和椿川字奥椿岱にある図書館「国際教養大学図書館」!
学生が本と戦うブックコロシアムがコンセプトの建物で、半円形になった階段状の空間が特徴となっています。
傘状になった木造の天井には、地元産の秋田杉がふんだんに使われていますよ。
この図書館は村野藤吾賞やグッドデザイン賞を受賞しています。
24時間365日開館の図書館 | 公立大学法人 国際教養大学
大曲駅
大曲駅(おおまがりえき)は、秋田県大仙市大曲通町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅。
地上駅で橋上駅舎を持つ。
建築家の鈴木エドワード氏が設計した秋田県大仙市大曲通町にある駅舎「大曲駅」!
ステンレスポールが並んだファサードが特徴の建物で、こちらは西側となっています。
東側はガラスのボックスとなっており、ハミングロードと呼ばれる通路で繋がっていますよ。
この駅舎はグッドデザイン賞を受賞しています。
秋田に行くさいに持っていきたい1冊です。
秋田県産の秋田杉を使用した建築もいくつかありますね。
以上で有名建築家が設計した秋田の建築物8選。駅舎から図書館まででした。
有名建築家が設計したおしゃれなホテルをまとめた記事はこちら
有名建築家が設計した東北の建築物をまとめた記事はこちら
有名建築家が設計した山形の建築物をまとめた記事はこちら
有名建築家が設計した仙台・宮城の建築物をまとめた記事はこちら
有名建築家が設計した青森の建築物をまとめた記事はこちら
有名建築家が設計した福島の建築物をまとめた記事はこちら
有名建築家が設計した岩手の建築物をまとめた記事はこちら
有名建築家が設計した北海道・札幌の建築物をまとめた記事はこちら