こんにちは。
今回は有名建築家が設計した富山の建築物9選。美術館やホテルからカフェまでです。
富山県には美術館やホテル、カフェ、図書館、複合施設など様々な建築物がありますよね。
そこで、今回は有名建築家が設計した富山の建築物をまとめました。
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有名建築家が設計した富山の建築物!
ここからはいよいよ、実際に有名建築家が設計した富山の建築物を見ていきましょう。
富山県美術館
富山県美術館 アート & デザイン(とやまけんびじゅつかん アート アンド デザイン、正式名:富山県美術館 英: Toyama Prefectural Museum of Art and Design)は、富山県富山市木場町にある公立美術館である。
略称は「TAD(タッド)」。
日本博物館協会、全国美術館会議、富山県博物館協会会員。
これまで富山市西中野町にあった富山県立近代美術館が、建設から35年以上経ち老朽化したために、富山駅北西側にある富岩運河環水公園西地区の敷地面積12,548m2の見晴らしの丘に、鉄骨造り一部鉄骨鉄筋コンクリート造り地上3階建ての、船の舳先のような形の建物を総工費約85億円で移転新築し、開館。
2017年(平成29年)3月25日13時30分にTADギャラリー・アトリエ・レストラン・カフェなどを先行オープン、「オノマトペの屋上」(遊具がある屋上庭園)は4月29日に供用を開始、展示室等は8月26日より供用開始した。
美術館のコンセプトは「アートとデザインをつなぐ」である。
美術館の外観は、富山県の主要産業であるアルミを多用し、美術館正面の東側2階、3階は全面ガラス張りとなっている。
屋上には芝生張りの屋上庭園を設置しており、晴れた日には東側の2階から屋上庭園では、正面にある富岩運河環水公園越しに雄大な立山連峰を眺望できる。
いたち川沿いの南側屋外芝生広場には階段状のプロムナードがあり、2階屋外広場へと通じるほか、屋上庭園へ直接通じる階段、エレベーターが用意されている。
また駐車場は、雨や雪などがしのげる屋内駐車場となっている。
館内は各階(フロア)ごとにテーマが設けられており、2階、3階には常設展示、企画展示の合わせて6つの展示室を持つ。
また館内はアルミ材のほか県内(氷見)産のスギ材をふんだんに使用しているが、2階、3階の各展示室を繋ぐ中央廊下には、天井、壁に桟状の木材を数多く並べ、床も含め木材で囲まれている。
屋上庭園は「オノマトペ」という遊具が8つあるが、これは美術館建設地に元々「ふわふわドーム」があり、子供たちの遊び場だったため、石井隆一富山県知事が、子供たちのために残すことを要望したことによる。
また3階レストランには、日本橋たいめいけんが地方初出店した。
また、作品を保管する収蔵庫は洪水や、津波からの被害を受けないよう、2階・3階に設けられている。
建築家の内藤廣氏が設計した富山県富山市木場町にある美術館「富山県美術館」!
東側の一面ガラス張りのファサードが特徴の建物で、目の前を流れる川や隣接した富岩運河環水公園という敷地を活かした設計となっています。
外装には地元産のアルミを使用しており、内装にはアルミだけでなく、県産の杉をふんだんに使っています。
屋上には広い庭園「オノマトペの屋上」があり、グラフィックデザイナーの佐藤卓氏がデザインした遊具が並んでいますよ。
富山県美術館 | Toyama Prefectural Museum of Art and Design
Toyama キラリ
富山市の中心部にたつ。
富山市ガラス美術館、富山市立図書館、富山第一銀行の複合ビル。
南からの自然光を有効に分配する斜めのヴォイドを中心に配置して、このヴォイドを媒介として、3つのプログラムの統合を試みた。
このヴォイドを取り囲むように、地元産の杉のムク材の板を配置することで、地域コミュニティのコアにふさわしい、やわらかく、あたたかい空気感をつくりだすことができた。
ミュージアムと図書館はヴォイドを媒介として、ひとつに融け合い、従来の公共建築のかたくるしいイメージを一掃することができた。
Toyama Kirari — Toyama キラリ | Architecture | Kengo Kuma and Associates
建築家の隈研吾氏が設計した富山県富山市にある複合施設「Toyama キラリ」!
御影石やガラス、アルミなどの異素材を組み合わせた外観が特徴の建物で、美術館や図書館、銀行なども入っています。
内部は地元産材のルーバーを使用した吹き抜けの解放的な空間となっていますよ。
富山市立図書館 On-Line | 富山市立図書館公式サイト
高志の国文学館
高志の国文学館 | KOSHINOKUNI Museum of Literature
高志の国 文学館(こしのくにぶんがくかん、KOSHINOKUNI Museum of Literature)は、富山県富山市舟橋南町にある富山県立の文学館。
2012年(平成24年)7月6日に開館した。
日本博物館協会、富山県博物館協会会員。
松川沿いにある旧富山県知事公館の建物や緑豊かな庭園を活用しており、研修施設とレストランが設置されたほか、隣接地に展示部門を配置している。
富山県富山市舟橋南町にあるシーラカンスアンドアソシエイツが設計した文学館「高志の国文学館」!
富山県の主要産業であるアルミ鋳造のパネルを内外に使用した建物で、パネル部分には葉の模様が描かれています。
ライブラリーコーナーの大きなガラスの前にはソファが設置されており、庭園を眺めることができますよ。
この文学館はBCS賞や中部建築賞を受賞しています。
カフェ・クレオン
木を「組む」のではなく、「積む」ことによって、森のような建築を作りたいと考えた。
エレメントとして選択したのは、105mm角の断面を擁する、最も標準的で安価な角材である。
この角材に特殊な加工をせず、ただ積み上げていくだけで、有機的な空間を作りたいと考えた。
角材には特殊な加工をほどこしていないので、解体・移動の必要が生じた時は、もとの角材へと用意に戻すことが可能である。
コンクリートには存在しない、木という素材の持つフレキシビリティを最大限に生かす工法である。
積み上げた角材は、30mmφのスチールロッドを縦に貫通して固定した、積み上げた角材の上に、折板をのせて屋根とし、さらにその上に発砲セラミックの緑化素材(グリーンビス)をのせて、空調負荷を低減させた。
解体、移動に対しても、この屋根の工法は有効である。
Café Kureon — カフェ・クレオン | Architecture | Kengo Kuma and Associates
建築家の隈研吾氏が設計した富山県富山市呉羽町にあるカフェレストラン「カフェ・クレオン」!
角材を積み上げてつくられた斬新な建物で、隈研吾氏らしい木の温もりを感じる建築となっています。
壁面はガラス張りとなっており、開放的な空間となっていますよ。
富山県総合福祉会館(サンシップとやま)
富山県総合福祉会館(とやまけんそうごうふくしかいかん)は、富山県富山市にある県立の会館である。
愛称はサンシップとやまで、これは「新しい福祉の船出」と、この近くの舟橋から名付けられた。
社会福祉活動の公的拠点機能と福祉活動者の養成・教育機能を併せ持つ施設として、1999年9月に竣工した。
船をイメージしたガラス張りの外観が特徴的で、全日本建設技術協会より平成11年度全建賞を受賞している。
1階は最大300席の可動式ホールと4階まで吹き抜けのアトリウム、2階には福祉に関する蔵書約8,000冊・DVD等約600巻を有する福祉図書館、情報コーナーや喫茶コーナーを備えた県民サロン、福祉総合相談センター、福祉用具展示室がある。
4階は庭園で、5階から7階にかけては8室の研修室が設けられている。
建築家の池原義郎氏が設計した富山県富山市にある福祉施設「富山県総合福祉会館(サンシップとやま)」!
ガラス張りの独特の形状が特徴の建物で、船をモチーフにした外観となっています。
4Fには芝生の庭園があって、三角形の部分を見上げることができますよ。
富山国際会議場
富山国際会議場(とやまこくさいかいぎじょう、TOYAMA INTERNATIONAL CONFERENCE CENTER)は富山県富山市大手町にあるコンベンションセンターである。
愛称は「大手町フォーラム」。
富山市中心部の大手町にあった富山保健所の移転跡地に、槇文彦の設計によって1999年(平成11年)に完成した、地上4階・地下1階の建物で、北側と東側の道路に接した面には、ガラスカーテンウォールと木製の格子スクリーンを組み合わせた外観が特徴である。
内部施設は6か国語の同時通訳ブースを持つ825人収容のメインホール、最大4分割が可能な多目的大会議室、特別会議室、小会議室、レセプション・ミニコンサート・パーティなどが行えるパントリーを備えたホワイエ、交流ギャラリーなどを備え、会議場前の大手モール(大手町通り)を利用したイベントの同時開催も可能である。
また、大手モールを挟み東隣のANAクラウンプラザホテル富山とは地下1階通路で繋がっており、会議場、大手モール、そしてホテルを一体として複合的に利用する事ができる。
3階ホワイエからは目の前の富山城を望むことが可能である。
建築家の槇文彦氏が設計した富山県富山市大手町にあるコンベンションセンター「富山国際会議場」!
ガラス張りのファサードが特徴で、内側に木製格子のスクリーンを配置しています。
シンプルな箱型の建物で、上品で落ち着いた建築となっていますよ。
富山市民プラザ
富山市民プラザ(とやましみんプラザ、Toyama Shimin Plaza)は、富山県富山市大手町にある公共機関、民間の商業施設が入居し、富山市中心市街地の活力を高め、賑わいを取り戻すための都市空間の構築を目的とし建設された複合施設である。
コンセプトを「生活価値創造」としている。
富山市中心部の大手町にあった富山市民病院移転跡地に、市制100周年事業の一環として槇文彦の設計により1989年(平成元年)12月16日に完成し、翌17日に開館した建物で、音楽用ホール(アンサンブルホール)、富山外国語専門学校や富山市民学習センター、レンタルギャラリースペース、マルチスタジオ、多目的ホールなどの生涯学習、文化・美術施設、またスポーツクラブ、各種商業施設など公共・民間の施設が入居している。
建築家の槇文彦氏が設計した富山県富山市大手町にある複合施設「富山市民プラザ」!
複雑な形状をした外観の建物で、公共施設やショップ、レンタルスペースなど入っています。
内部は白を基調とした清潔感のある空間となっていますよ。
この建築はBCS賞や公共建築賞を受賞しています。
黒部市国際文化センターコラーレ
PROJECTS / CHIAKI ARAI URBAN & ARCHITECTURE DESIGN
黒部市国際文化センターコラーレ(くろべしこくさいぶんかセンターコラーレ)は、富山県黒部市三日市にある音楽、芸術文化、生涯学習などの複合文化ホール。
愛称はコラーレ(COLARE) 。
富山弁で「来られ」(来て下さい、いらっしゃいの意味)から命名された。
1995年(平成7年)11月3日に開館した地上4階、地下1階の総合文化センターで 、コンサートや演劇、演芸、講演、会議、生涯学習などに幅広く利用されている。
敷地内には野外能舞台を備えている。
設計者は新居千秋である。
また施設内には黒部のコミュニティFM放送局であるラジオ・ミューが入居する。
当センターのカーターホールが音響家が選ぶ優良ホール100選に選ばれているほか、1996年(平成8年)には日本建築学会より日本建築学会賞(作品)を受賞、2008年(平成20年)には、当センターの文化事業に対し、一般財団法人地域創造 (JAFRA) が主催するJAFRAアワードにおいて「総務大臣賞」を授与されている。
建築家の新居千秋氏が設計した富山県黒部市三日市にある国際文化センター「黒部市国際文化センターコラーレ」!
薄いピンクの外観が特徴の建物で、中心には池が設けられています。
音響家が選ぶ優良ホール100選に選ばれたカーターホールや、富山県内唯一の野外能楽堂などが配置されていますよ。
この国際文化センターは日本建築学会賞作品賞を受賞しています。
リバーリトリート雅樂倶
リバーリトリート雅樂俱(英称: River Retreat Garaku)は、2000年5月にオープンした富山県富山市春日温泉郷にあるリゾートホテル。
神通峡が目の前の風光明媚な立地。
現在25室の客室、和洋2つのレストラン、和風洋風2つの温泉施設、カフェ&バー、ショップ、茶室、SPA等の施設がある。
館内および敷地内に300点のアートも展示しており「川のほとり、アートの宿」がコンセプト。
富山市の樂翠亭美術館、魚津市のホテルグランミラージュは姉妹館。
建築家の内藤廣氏が設計した富山県富山市春日にあるスモールラグジュアリーホテル「リバーリトリート雅樂倶」!
PCコンクリートを校倉に組んだ壁がロビーや階段に設けられたおしゃれなホテルで、25室ある客室は全て違うデザインとなっています。
ホテル内外には約300点ものアート作品が設置されており、美術館のようなホテルとなっていますよ。
富山に行くさいに持っていきたい1冊です。
他にも世界一美しいスタバと呼ばれているスターバックス富山環水公園店も有名ですね。
以上で有名建築家が設計した富山の建築物9選。美術館やホテルからカフェまででした。
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