こんにちは。
今回は有名建築家が設計した大分の建築物13選。美術館や図書館などです。
大分には美術館や図書館、温泉、複合施設、住宅など様々な建築物がありますよね。
そこで、今回は有名建築家が設計した大分の建築物をまとめました。
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有名建築家が設計した大分の建築物!
ここからはいよいよ、実際に有名建築家が設計した大分の建築物を見ていきましょう。
大分県立美術館
大分市の中心市街地に建設中の美術館、1階には、巨大な無柱空間であるアトリウムがあり、その中に気密性、遮音性を持った可動展示壁で自由に間仕切れる企画展示室がある。
閉鎖的な展示室だけでなく、アトリウムと一体とした展示も可能となっている。
また、建物正面の外装には水平折戸を設け、開放することでアトリウムは半屋外空間となり、街に開かれた展示やイベントなど多目的に利用可能となっている。
3階は1階と対照的なオーソドックスな閉鎖的な企画展示室と常設展示室を計画し、展示物に適した展示環境の提供が可能となっている。
外壁は木質ハイブリッド集成材と杉無垢材のブレースを重ね、構造体がそのまま、大分の伝統的な竹工芸のようなパターンの意匠となる。
坂茂建築設計 | Shigeru Ban Architects
建築家の坂茂氏が設計した大分県大分市寿町にある美術館「大分県立美術館」!
ガラスの水平折戸が特徴の建物で、イベント時は外部と繋がった空間を作ることができます。
それに合わせて、1F部分は可動壁なので、フレキシブルに対応可能となっていますよ。
この作品でJIA日本建築大賞、LCDアワーズのアジア・太平洋部門の最優秀新設文化施設、RIBA国際優秀賞を受賞しています。
大分スポーツ公園総合競技場 ビッグアイ
大分スポーツ公園総合競技場(おおいたスポーツこうえん そうごうきょうぎじょう、英語: Oita Stadium)は、大分県大分市の大分スポーツ公園にある陸上競技場であり、サッカーやラグビーなどの球技場としても利用される。
愛称は一般公募によって決まった「ビッグアイ」である。
2019年3月より東京都に本社を置き、大分県内で大分コンビナートを操業する化学工業会社の昭和電工が命名権を取得し、「昭和電工ドーム大分」(しょうわでんこうドームおおいた、英語: SHOWA DENKO DOME OITA、略称: 昭和電ド)の呼称を使用している。
建築家の黒川紀章氏が設計した大分県大分市大字横尾にある多目的スタジアム「大分スポーツ公園総合競技場 ビッグアイ」!
世界最大級の可動屋根が最大の特徴で、外観は球体をモチーフにしています。
上から見ると大きな目のように見えることからビッグアイと呼ばれており、現在は昭和電工ドーム大分となっていますよ。
末田美術館
1981年に由布院に最初に創設された彫刻家 末田龍介・造形作家 末田栞 夫妻の個人美術館。
日々の制作活動が展開される生きた美術館を目指して、プラスティック、石、金属等を素材とする現代彫刻と多彩な色調の染織、タペストリーなどの造形が、建築家 原広司設計のモダンな空間と池を巡る回遊庭園に配置されて楽しい環境を提供している。
建築家の原広司氏が設計した大分県由布市湯布院町川上にある美術館「末田美術館」!
黒でまとめられた外観が特徴の建物で、真っ白い雪とのコントラストや温泉地ということもあって黒色となっています。
内部は黒とは真逆の白い空間にアート作品が置かれていますよ。
風の丘葬斎場
風の丘葬斎場(かぜのおかそうさいじょう )は、大分県中津市にある火葬場、斎場である。
槇文彦設計。
エントランスホールのトップライトはル・コルビュジエのショーダン邸への、中庭はミース・ファン・デル・ローエのバルセロナ・パビリオンへのオマージュとも考えられ、モダニズムの集大成とも言われる。
待合ロビーの写真は各種建築専門誌などでも取り扱われているが、流れるような平面構成も魅力的である。
村野藤吾賞受賞作品であり、ランドスケープデザインで三谷徹は2003年度グッドデザイン賞金賞を受賞している。
建築家の槇文彦氏が設計した大分県中津市相原にある火葬場、斎場「風の丘葬斎場」!
写真左側にあるレンガの傾いた塔が斎場、右側にあるコールテン鋼を使用した三角形の壁が火葬場です。
光の取り入れ方や様々な素材の使い方など、こだわりを感じる美しい空間となっていますよ。
この作品で村野藤吾賞やBCS賞を受賞しています。
ビーコンプラザ
B-Con Plaza(ビーコンプラザ)は、大分県別府市山の手町にある複合施設の総称。
別府市市民ホール、大分県立別府コンベンションセンターなどからなる。
敷地内の各施設は愛称を共有しているが、運営面では別府市部分と大分県部分とに管轄が分かれる。
1995年に竣工した。
大分県出身の建築家・磯崎新による設計は、BCS賞を受賞した。
施設内で最も多くの面積を取る直方体の建物は、内部で大きく別府市市民ホールと大分県立別府コンベンションセンターに分かれている。
別府市市民ホールは、フィルハーモニアホールと呼ばれる、最大座席数1,190席の音楽専用ホール。
1階席の周囲を、2-4層部分の馬蹄形に並んだバルコニー席が囲んでおり、オペラハウスのような形状となっている。
大分県立別府コンベンションセンターは、コンベンションホールと呼ばれ、長方形のアリーナ部と短辺片側に設置された固定スタンド1,910席を基本形とした多目的スペースになっている。
仮設・移動席などを含めると最大8,000人を収容できる。
集会の他、展示会やスポーツイベントなどに利用されている。
直方体の建物に隣接して円筒形の建物(国際会議場、会議室)と底面が楕円形のレセプションホール棟がある。
その他、駐車場や運動公園などの施設を付帯している。
また、敷地内には「グローバルタワー」という高さ125mの展望塔があり、観光面で、日本で3番目に建設された高層タワーである別府タワーに代わる建物となっている。
地上100mの高さにある展望デッキからは、360度の大パノラマを満喫でき、天気が良ければ別府湾を挟んで四国まで望める(営業時間は9:00 – 21:00。12 – 2月は9:00 – 17:00)。
このタワーは日本夜景遺産に選定されている。
ビーコンプラザのある地区は、別府市役所の他、別府公園、野口原総合運動場などがあり、集客施設が集中する地区となっている。
建築家の磯崎新氏が設計した大分県別府市山の手町にある複合施設「ビーコンプラザ」!
別府市市民ホールと大分県立別府コンベンションセンターが設けられた直方体の建物に隣接して、国際会議場や会議室のある円筒の建物と、楕円形のレセプションホール棟が建てられています。
別府市のシンボルとなっている高さ125mの展望台「グローバルタワー」は、全面ガラス張りで360度別府市内を一望できますよ。
この作品でBCS賞を受賞しています。
大分市美術館
大分市美術館(おおいたしびじゅつかん)は、大分県大分市にある大分市運営の美術館である。
建築家の内井昭蔵氏が設計した大分市大字上野にある美術館「大分市美術館」!
二つの塔をブリッジで繋いだ建物で、上野丘公園内にある開かれた美術館となっています。
複雑な意匠の建物で、様々な形や素材を組み合わせてつくられていますよ。
この作品でBCS賞を受賞しています。
由布市ツーリストインフォメーションセンター
由布市ツーリストインフォメーションセンター – 由布岳の見えるまち。
建築家の坂茂氏が設計した由布市湯布院町川北にある観光案内所「由布市ツーリストインフォメーションセンター」!
ガラス張りにY字型の柱が特徴の建物で、柱や梁が木造のアーチ状につくられています。
1階は観光案内のカウンター、2階は旅に関する図書が観覧できる「旅の図書館」と、由布岳を望むことができる展望デッキが設けられています。
ラムネ温泉館
建築家の藤森照信氏が設計した大分県竹田市にある温泉「ラムネ温泉館」!
焼杉と漆喰によるストライプ柄の壁が特徴の建物で、屋根には手捻りの銅版が張られています。
温泉の壁や天井も漆喰で塗られており、洞窟のような雰囲気になっていますよ。
COMICO ART MUSEUM YUFUIN
温泉観光地として独自の文化を育んできた由布院にたつ、現代アートのための小さな美術館。
由布院盆地を彩る青々とした山々と、展示される現代アートを引き立てるために、黒い焼杉で建物を覆った。
焼杉とは杉板の表面を焼くことで炭化させて耐久性を高めた素材で、西日本では外壁材として伝統的に使われてきた。
遠目では真っ黒のヴォリュームだが、間近で見ると焼杉特有のウロコ模様や木の温もりが伝わってくる。
焼杉をランダムに小端立てにすることで、40mを超える壁面に深いリズムを与え、街並みのリズムとシンクロさせた。
独立した二つの展示室は、屋外から入り込む水盤をはさむ形で静かに向かい合う。
ミニマルな展示空間とは対照的に木と和紙で包まれた2階ラウンジと、それにつながる枯山水の庭は、凛としてそびえたつ由布岳を仰ぎみるための前庭として調えられている。
COMICO ART MUSEUM YUFUIN | Architecture | Kengo Kuma and Associates
建築家の隈研吾氏が設計した大分県の由布院にある美術館「COMICO ART MUSEUM YUFUIN」!
黒い焼杉を使用したファサードが特徴の建物で、湯布院の街並みと調和するデザインになっています。
この美術館のロゴなどのデザインはデザイナーの原研哉氏が手掛けていますよ。
旧大分県立大分図書館(アートプラザ)
アートプラザ(英:Art Plaza)は、大分県大分市にあるギャラリー等からなる大分市の複合文化施設である。
大分市出身の建築家磯崎新の代表作であり、日本建築学会賞を受賞した旧大分県立大分図書館を改装し、1998年2月に開館した。
旧大分県立大分図書館は、新県立図書館(豊の国情報ライブラリー)の建設に伴う建て替えによって取り壊しが予定されていたが、大分市が大分県から建物及び敷地の譲渡を受けて、アートプラザとして再生したものである。
開館した1998年には公共建築百選に、また、2003年にはDOCOMOMO Japanが選定する日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選ばれている。
1階は市民ギャラリー、2階にはネオダダの作品をはじめ大分市美術館所蔵の現代美術作品を常設展示している60’sホール、ギャラリー等に多目的な使用ができるアートホール、実技室、研修室等が設けられ、3階は磯崎新の建築作品の模型や資料を常設展示する磯崎新建築展示室となっている。
建築家の磯崎新氏が設計した大分県大分市にある図書館「旧大分県立大分図書館(アートプラザ)」!
現在、大分市が土地や建物を譲り受け、複合施設の「アートプラザ」となっていますよ。
磯崎新氏の初期の代表作で、この作品で日本建築学会賞を受賞しています。
他にも公共建築百選やDOCOMOMO Japanが選定する日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選ばれていますよ。
House N
建築家の藤本壮介氏が設計した大分県にある住宅「House N」!
白いキューブ型の建物に四角い穴が空いたような外観が特徴で、3層の入れ子構造となっています。
真ん中の箱にだけガラスが入っており、一番外側が半外部の庭となったおもしろい住宅ですね。
中津市立小幡記念図書館
中津市立小幡記念図書館(なかつしりつおばたきねんとしょかん)は、大分県中津市片端町にある公立図書館。
1993年に竣工した現在の建物は槇文彦が設計した。
公共建築百選に選定されており、日本図書館協会建築賞を受賞している。
建築家の槇文彦が設計した大分県中津市片端町にある図書館「中津市立小幡記念図書館」!
低く抑えられた建物で、正面左側に大階段があり、そこから上がっていくと開かれた屋上が設けてあります。
内部は白を基調としており、上部のスリットから優しい光を取り込んでいますよ。
この作品で公共建築百選に選ばれており、日本図書館協会建築賞を受賞しています。
由布院駅
由布院駅(ゆふいんえき)は、大分県由布市湯布院町川北にある、九州旅客鉄道(JR九州)久大本線の駅である。
駅舎は1990年(平成2年)竣工。
大分県出身の建築家・磯崎新の設計によるもので、礼拝堂がイメージされている。
木造で黒塗りの外観を持ち、中央部は高さ12mの吹き抜けのあるコンコースで、隣接して観光客と地元文化の交流を目指したイベントホールを兼ねた待合室が配置され、改札口がない構造となっている。
コンコースとホームは風を防ぐ大型で厚いガラス扉で仕切ることができ、待合室には温泉水を利用した床暖房の設備がある。
湯布院町(当時)とJR九州が約2億円の建築費用を半分ずつ負担して完成した。
建築家の磯崎新氏が設計した大分県由布市湯布院町川北にある駅舎「由布院駅」!
礼拝堂をイメージした黒い外観が特徴の建物で、中央には自然光が降り注ぐ吹き抜けのコンコースが設けられています。
ギャラリーも兼ねた待ち合い室は白を基調としており、曲線の架構やトップライトが特徴となっていますよ。
由布院駅 | 駅情報一覧| 駅・きっぷ・列車予約 | JR九州
大分に行くさいに持っていきたい1冊です。
大分県は温泉だけでなく、建築も楽しめそうですね。
以上で有名建築家が設計した大分の建築物13選。美術館や図書館などでした。
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