こんにちは。
今回は有名建築家が設計した北海道・札幌の建築物13選。ホテルや教会、駅舎までです。
北海道にはホテルや教会、駅舎、ドーム球場、大学など様々な建築物がありますよね。
そこで、今回は有名建築家が設計した北海道・札幌の建築物をまとめました。
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有名建築家が設計した北海道・札幌の建築物!
ここからはいよいよ、実際に有名建築家が設計した北海道・札幌の建築物を見ていきましょう。
モエレ沼公園
モエレ沼公園(モエレぬまこうえん)は、札幌市東区にある公園。
札幌市の市街地を公園や緑地の帯で包み込もうという「環状グリーンベルト構想」における北東部緑地ゾーンの拠点として計画された総合公園。
1982年(昭和57年)着工後、2005年(平成17年)にグランドオープンした。
基本設計は彫刻家のイサム・ノグチが手がけ、「全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセプトのもと造成が進められた。
広大な敷地に幾何学的形態を多用した施設が整然と配置されており、自然と芸術が融合した景観を楽しむことができる。
また、テニスコート、野球場、陸上競技場のスポーツ施設があり、冬には歩くスキーやモエレ山を利用したスキーやソリといったウィンタースポーツを楽しむこともできる。
さらに、ごみ処理場跡地を公園化したこと、再生可能エネルギーを利用した冷房システムを施設に取り入れるなど、自然環境に配慮した公園になっている。
なお、モエレ沼公園は広域避難場所に指定されておらず、洪水時にはゲートを封鎖してモエレ沼および内陸部を一時雨水貯留池としている。
北海道札幌市東区にあったごみ処理場跡地を大きな公園にした「モエレ沼公園」!
基本設計は彫刻家のイサム・ノグチ、設計監修は建築家集団のアーキテクトファイブが手掛けています。
特にモエレ沼公園のメイン施設であるガラスのピラミッド「HIDAMARI」は建築やアート好きにおすすめですよ。
この作品で日本建築学会賞やAACA賞、グッドデザイン大賞、札幌市都市景観賞など様々な賞を受賞しています。
札幌ドーム
札幌ドーム(さっぽろドーム、英称: Sapporo Dome)は、北海道札幌市豊平区羊ケ丘にあるドーム球場である。
施設は札幌市が所有し、札幌市と道内財界各社が出資する第三セクター・株式会社札幌ドームが運営管理を行っている。
日本で唯一の完全屋内天然芝サッカースタジアムであり、天然芝サッカー場移動方式「ホヴァリングシステム」を世界で初めて採用した。
このシステムによりサッカー用天然芝グラウンドと野球用人工芝グラウンドの併用が可能となっている。
「第44回BCS賞」・平成14年度(2002年)「赤レンガ建築賞」受賞。
日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)北海道コンサドーレ札幌のホームスタジアム、日本プロ野球(NPB)パシフィック・リーグの北海道日本ハムファイターズの本拠地球場として使用されている。
以前はプロ野球マスターズリーグ・札幌アンビシャスも札幌ドームを本拠地としていた。
また各種イベントにも利用されており、様々な国際大会が開催されている。
開業時より「Hiroba」の愛称がある。
2017年現在、パシフィック・リーグで唯一命名権を導入していない本拠地球場でもある。
開業15周年を迎えた2016年6月2日にマスコットキャラクター「チャームコロン」が誕生。
建築家の原広司氏が設計した北海道札幌市豊平区羊ケ丘にあるドーム球場「札幌ドーム」!
屋根のあるクローズドアリーナと屋根のないオープンアリーナが向かいあった建物で、眼鏡の形がモチーフになっています。
札幌ドームの屋根は除雪いらずの固定型シェル(貝)型となっており、屋根から突き出た部分は展望台となっていますよ。
この作品で第44回BCS賞や北海道赤レンガ建築賞を受賞しています。
旭川駅
旭川駅(あさひかわえき)は、北海道旭川市宮下通8丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅。
1898年(明治31年)開業時から数えて4代目の駅舎であり、旭川市が進めている駅周辺再開発事業「北彩都あさひかわ整備事業」の一環として建設され、2010年(平成22年)10月10日に仮開業、2011年(平成23年)11月23日に全面開業した。
「川のある駅」をコンセプトにしており、市内にいくつもの川が流れている旭川を象徴するデザインになっている。
改札は東改札口と西改札口があり、2階(乗りかえ階)には各ホームへつながるエスカレーター・エレベーターがある。
駅舎は平和通買物公園と緑橋通(北海道道20号旭川停車場線)の延長線上にあるコンコースを通じて駅舎の南北が結ばれている。
木工産業が盛んな旭川市の中心駅にふさわしく内装には北海道産のタモ材が使用され、改札内の壁面「ピープル・ウォール」には「旭川に名前を刻むプロジェクト」によって集められた10,000人の名前がアルファベットで刻まれている。
また、西コンコースには美唄市出身の彫刻家安田侃の作品「天秘」が設置されている。
建築家の内藤廣氏が設計した北海道旭川市宮下通にある駅舎「旭川駅」!
ガラス張りのファサードが特徴の建物で、ガラス越しに近くを流れる川を眺められるようになっています。
内部の壁や天井などには北海道産のタモ材がふんだんに使われており、ホームの屋根を支える柱は樹木がモチーフになっていますよ。
この作品で北海道赤レンガ建築賞や鉄道建築協会賞を受賞しています。
旭川|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|駅・鉄道・旅行|JR北海道- Hokkaido Railway Company
札幌聖ミカエル教会
札幌聖ミカエル教会(さっぽろせいミカエルきょうかい)は、北海道札幌市東区北19条東3丁目4-5にある日本聖公会北海道教区の教会。
教会の建物はアントニン・レーモンドの設計であり、レーモンドの作品では北海道内に残る唯一のものである。
木材や煉瓦、砂利などは北海道産のものが用いられ、施工は竹中工務店によって行われた。
また、正面ガラスの紋様は和紙を貼り付けて形作ったもので、アントニンの妻ノエミの手による。
2007年(平成19年)に「第13回札幌市都市景観」を受賞し、同年12月19日に札幌景観資産の第19号として指定を受けた。
建築家のアントニン・レーモンドが設計した北海道札幌市にある教会「札幌聖ミカエル教会」!
レンガ造(一部木造)の美しい建物で、屋根の形と窓の模様が独特のデザインとなっています。
レンガの側壁には自然光を取り込めるスリッドが入っており、外は控え壁(バットレス)となっていますよ。
この作品で2007年に第13回札幌市都市景観を受賞し、札幌景観資産に指定されています。
日本聖公会 札幌聖ミカエル教会 – 日本聖公会 札幌聖ミカエル教会
トマム ザ・タワー
星野リゾート トマム(Hoshino Resorts Tomamu)は、北海道勇払郡占冠村にある山岳リゾート。
エリア中心に位置しているツインタワーのホテル。
リゾート開発の第1期計画として、1987年(昭和62年)12月に「ザ・タワーI」、1989年(平成元年)12月に「ザ・タワーII」がオープンし、2008年(平成20年)に施設外観をクライン・ダイサム・アーキテクツによってリニューアルした。
夏と冬をイメージしたデザインになっている。
北海道勇払郡占冠村にある星野リゾート トマム内にあるツインタワーのホテル「トマム ザ・タワー」!
建築家ユニットのクライン・ダイサム・アーキテクツが外装デザインを手掛けた建物で、インパクトのあるカラフルなファサードデザインとなっています。
画像左側にあるブラウンのタワーは冬の森、右側のグリーンのタワーは夏の森をイメージしたデザインとなっていますよ。
真駒内滝野霊園 頭大仏殿
建築家の安藤忠雄氏が設計した北海道札幌市南区滝野の真駒内滝野霊園にある「頭大仏殿」!
ラベンダーの丘に頭だけ見える巨大な大仏はインパクト抜群です。
丘の中はコンクリート打ちっ放しの礼拝空間となっています。
他にも真駒内滝野霊園にはモアイ像やストーンサークルなどもありますよ。
頭大仏殿(Hill of the Buddha) | 真駒内滝野霊園 【公式】
岩見沢駅
岩見沢駅(いわみざわえき)は、北海道岩見沢市にある北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅である。
新駅舎の基本計画が市施設・自由通路併設型へ確定した事に伴い、岩見沢市とJR北海道は、駅舎としては全国初の試みとなるデザインの一般公募(岩見沢複合駅舎建築デザインコンペ)を2005年3月5日に実施。
応募総数376案の中から有限会社ワークヴィジョンズ・西村浩の案が最優秀賞として採用された。
現駅舎は鉄道の南側に建設され、正面から見て中央の岩見沢駅本体・左側の有明交流プラザ・右側の有明連絡歩道という3つのブロックに分かれた構造。
2006年7月に着工し、2007年6月23日に岩見沢駅本体が暫定開業。
その後、西側の仮駅舎跡地に有明交流プラザ、東側に有明連絡歩道を建設しながら駅舎本体の仮設出入口の封鎖などが行われ、2009年3月30日に全面開業した。
なお駅舎建設にあたって、外壁用レンガに自分のイニシャルなどを刻印する「岩見沢レンガプロジェクト(通称・らぶりっく!! いわみざわ)」という企画が行なわれた。
そのためプロジェクト参加者が訪れて自分のレンガを探したり、旅行者がレンガの刻印に見入る光景を見られる事がある。
また、駅舎の2~3階および自由通路上は大部分がガラス張りとなっており、岩見沢駅前の街並みや駅構内の風景を一望できる。
建築家の西村浩氏が設計した北海道岩見沢市にある駅舎「岩見沢駅」!
マリオン(窓枠)に古レールを使用したガラスのカーテンウォールが特徴の建物で、有明交流プラザと有明連絡歩道を兼ね備えた複合施設となっています。
壁には岩見沢のイメージに合わせたレンガを使用しており、外壁のレンガには岩見沢レンガプロジェクトの寄付によって名前などが刻印されていますよ。
この作品で日本建築学会賞やグッドデザイン賞、北海道建築賞、ブルネル賞、公共建築賞、BCS賞など様々な賞を受賞しています。
岩見沢|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|駅・鉄道・旅行|JR北海道- Hokkaido Railway Company
One Niseko
世界屈指のスキーリゾート、ニセコに建つコンドミニアムとホテルの改修。
皮つきのオークの板を付加することによって、コンクリートとタイルでできた硬く冷たい建築を、可能な限り、やわらかく、暖かいものへと転換させた。
オークの板は外部では庇の材料として用いられ、内部では、壁からライブラリーの棚に至るまで、徹底して用いられている。
One Niseko | Architecture | Kengo Kuma and Associates
建築家の隈研吾氏が改築設計した北海道のニセコ町にあるホテル「One Niseko」!
皮つきの木材を使用したエントランスが特徴で、他にもロビーやラウンジ、ギャラリーカフェ、バーなども木がふんだんに使われおしゃれな雰囲気となっています。
隈研吾氏が手掛けた客室は「ワン・スイート」のみで、特別な一室となっていますよ。
旭川合同庁舎
旭川合同庁舎(あさひかわごうどうちょうしゃ)は、北海道旭川市にある行政施設。
旭川市の都市計画「北彩都あさひかわ」の「シビックコア地区」に建設された合同庁舎。
旭川シビックコア地区整備推進協議会の発足後2001年(平成13年)より第1期工事が開始、2004年(平成16年)に第1期竣工。
2006年より第2期工事が開始され、旭川市科学館(サイパル)側に西館が建築され、2008年(平成20年)8月に竣工。
建築工事期間中に工事現場見学会、段ボールフェスティバル、クリスマスツリー点灯会や旭川市障害者福祉センターおぴったの「おぴったまつり」時期などイベントを開催。
福祉センターと科学館のほか、ショッピングセンターが隣接する。
建築家の黒川紀章氏が設計した北海道旭川市にある庁舎「旭川合同庁舎」!
中央にあるガラスの円錐を挟み込んだように西館と東館が配置されています。
ガラスの円錐部分は吹き抜けとなっており、一般の方でも入れるようになっていますよ。
公立はこだて未来大学
オープンスペース=オープンマインド
「複雑系科学」と「情報アーキテクチャー」という二つの学科を持つ情報系の大学である。
私達は、建築の設計事務所、あるいは大学の建築学科のスタジオのような空間を提案した。
この二つの学科の学生や研究者たちの実質的な作業形態が、私達が建築を設計する時の作業形態に非常に似ていると思ったからである。
一人で考えたいとき、チームで活動したいとき、様々な場面が自在に展開できるような空間である。
その自在な空間を「スタジオ」と呼ぶ。
そのスタジオのすぐ横に先生たちの研究室がある。
研究室とスタジオとの間は透明ガラスで仕切られて、お互いの様子が分かるようになっている。
オープンな構成は、コンピュータワークを中心とするような大学だからこそ、人と人との直接的な関わりがさらに重要だろうと思ったからである。
「オープンスペース=オープンマインド」、この大学のキャッチコピーである。
建築家の山本理顕氏が設計した北海道函館市亀田中野町にある大学「公立はこだて未来大学」!
山本理顕氏の代表作で、スタジオと呼ばれる5階分を吹き抜けにした大空間が特徴の建物で、部屋は全てガラス張りとなっています。
本部棟の他にも増築された研究棟も山本理顕氏が手掛けていますよ。
この作品で第54回日本建築学会賞作品賞や第43回BCS賞などを受賞しています。
公立はこだて未来大学 -Future University Hakodate-
情緒障害児短期治療施設バウムハウス
北海道伊達市にある藤本壮介氏が設計した情緒障害児短期治療施設「バウムハウス」!
建築家の藤本壮介氏の代表作で、白い立方体の部屋がランダムに並べられた建物です。
バウムハウスは管理棟や生活棟の他にも家族療法棟や体育館もあり、全て藤本壮介氏が手掛けていますよ。
この作品で2007年に日本建築大賞を受賞しています。
水の教会
https://tomamu-wedding.com/waterchapel/
水の教会(みずのきょうかい)は、北海道勇払郡占冠村の星野リゾート トマム内にあるチャペル。
第31回『BCS賞』(1990年)受賞。
「あるがままの自然を、人間の意志によって切り取った空間こそ『聖なる空間』である」とする建築家安藤忠雄が設計した。
白樺(シラカンバ)の森とL字型のコンクリートに沿って進むアプローチから非日常空間への演出が始まり、教会内部は自然の要素「水・光・緑・風」に触れることができるものとなっている。
礼拝堂はガラス扉(5m×15m)がスライドして開放的な空間になる。
十字架は水深15cmの水辺の真ん中にあり、祭壇に水が流れていることで人が足を踏み入れることの出来ない神聖な空間を作っている。
屋上には、鉄筋コンクリート製の4本の十字架がトップライトを囲んで立てられており、外観上の特徴になっている。
建築家の安藤忠雄氏が設計した北海道勇払郡占冠村のトマム内にある教会「水の教会」!
コンクリート打ちっぱなしのシンプルな外観が特徴の建物です。
目の前に湖が広がり、そこに十字架が建っており、建物から眺められるようになっています。
実際に結婚式も挙げることができるみたいですよ。
こんなおしゃれな空間で、結婚式を挙げることができたら素敵ですね。
この作品で1990年にBCS賞を受賞していますよ。
水の教会 CHAPEL ON THE WATER | 星野リゾート トマム
Même(Memu Meadows)
競走馬の牧場 (大樹ファーム) が、サステナブルな建築・都市のあり方を追求する研究・教育・研修施設として再生した。計画は2つのパートに分かれる。
第一部は、草原の中に建てられた実験住宅群。
第二部は大学の研究室を対象として行っている国際既存厩舎、走路を改修した宿泊研修棟である。
馬の厩舎は、馬の住まいから人間のための宿泊施設へとリノベーションされた。
馬のための全長30mの案内走路の一部はレストラン、バーへと転換され、これらのリノベーションデザインにおいて最先端の環境技術が展開されている。
実験住宅の第一号は我々が担当し(2011年)、その後一年に一棟ずつコンペで選ばれたデザインが実際に建設されていく。
早稲田大学(2011)、慶応大学(2012)、ハーバード大学(2013)、カリフォルニア大学バークレー校(2014)が既に建設され、学生建設プロセスに参加している。
将来は世界に例のないサステナブル住宅ヴィレッジが大草原の中に出現するだろう。
Memu Meadows — Memu Meadows | Architecture | Kengo Kuma and Associates
建築家の隈研吾氏が設計した北海道広尾郡大樹町芽武にある実験住宅「メム」!
外側と内側を布で覆いその間に光を透過する断熱材を入れています。
温水パイプを使い壁に暖かい空気を送ることができるようになっていますよ。
BRUTUS(ブルータス)の札幌特集です。
札幌に行くさいに持っていきたい1冊となっていますよ。
BRUTUS(ブルータス) 2018年 11月15日号 No.881 [札幌の正解]
北海道に行くさいはチェックしておきたい建築ですね。
以上で有名建築家が設計した北海道・札幌の建築物13選。ホテルや教会、駅舎まででした。
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