こんにちは。
今回は有名建築家が設計した静岡の建築物14選。美術館からホールまでです。
静岡には美術館やホール、教会、ホテル、店舗など様々な建築物がありますよね。
そこで、今回は有名建築家が設計した静岡の建築物をまとめました。
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有名建築家が設計した静岡の建築物!
ここからはいよいよ、実際に有名建築家が設計した静岡の建築物を見ていきましょう。
静岡県コンベンションアーツセンター(グランシップ)
静岡県コンベンションアーツセンター(しずおかけんコンベンションアーツセンター)は、静岡市駿河区東静岡二丁目のJR東静岡駅南口にある、静岡県立のコンベンションセンター、劇場。
建築家の磯崎新によって設計された。
外観は船をイメージしており、形にちなんだ「グランシップ」という愛称が付けられている。
地下2階・地上12階建てで延べ床面積は60,360m2あり、全長は200mを越え、高さは約60mと巨大な建造物である。
すぐ脇を通過する東海道本線および東海道新幹線の車窓からもよく目立つ。
この建物の土地と建物を合わせた総事業費は約700億円にのぼる。
大ホール(天井高58m)、中ホール、静岡芸術劇場、会議室や県立図書館グランシップコーナーなどがある。
大ホールは、数千人規模の大規模な会議やイベント会場としての使用が可能となっている。
中ホールはコンサートホールとして設計されている。
静岡芸術劇場は舞台芸術の上演を目的として設計されており、宮城聰が芸術総監督を務める公益財団法人静岡県舞台芸術センター(SPAC)の活動の本拠地となっていたり、また静岡市の成人式も行われる場所でもある。
最寄駅は東静岡駅。
イベント開催時は混雑が見られるが、駅から目と鼻の先ということもあり、利便性は高い。
建築家の磯崎新氏が設計した静岡県静岡市駿河区東静岡にある多目的ホール「静岡県コンベンションアーツセンター(グランシップ)」!
船をモチーフにデザインされたファサードが特徴の巨大な建物で、高さ58mもある大ホールが設けられています。
外壁材のスレートが落下してしまったため、現在はメッシュで覆われていますよ。
くるりの森
これは森の概念を持つ建築です。
建築には完成を迎える瞬間があります。
森は今日が完成でもありながら明日も明後日も完成している、つまりは、日々未完成でありながら完成しているとも言える概念が存在します。
この建築はネットをかければ遊具に、そして今後ツリーハウスのように、この構造体に建物が足されて行くことで、人々は建築と呼ぶことになるでしょう。
いつが完成かも分からない、またどういう名前で呼ぶのか分からない、そんな建築に、私たちは大きな可能性を感じています。
広島・東京 建築設計事務所 SUPPOSE DESIGN OFFICE Co.,Ltd −Works− くるりの森
建築家の谷尻誠氏と吉田愛氏が率いるSUPPOSE DESIGN OFFICE(サポーズデザインオフィス)が設計した静岡県浜松市にある遊具「くるりの森」!
白いスチールパイプで作られており、ぐるぐるとユニークな形状をしています。
商業施設の庭の一角に設置されており、まるでアート作品のようなおもしろい建築となっていますよ。
ランドスケープ|フロアガイド|nicoe(ニコエ) | 浜北スイーツ・コミュニティ(静岡県浜松市)
かんなみ仏の里美術館
建築家の栗生明氏が設計した静岡県田方郡函南町桑原にある美術館「かんなみ仏の里美術館」!
お堂をイメージした方形屋根が特徴の建物で、二つの展示室の間にエントランスロビーや多目的室が設けられています。
屋根の形状を活かした展示室は、暗い空間の中に仏像が浮かび上がるように展示されていますよ。
浜松市秋野不矩美術館
建築家の藤森照信氏が設計した静岡県浜松市にある美術館「浜松市秋野不矩美術館」!
長方形の左右に可愛い三角屋根のお家が付いたような外観が特徴の建物です。
館内は柱や梁がむき出しになっており、漆喰の壁との相性も抜群でおしゃれですね。
とらや御殿場店
虎屋の主力工場が位置する富士山の麓、御殿場に昭和55年(1980)にオープンしました。
地域の豊かな自然を感じていただけるようにとの想いを込めた店舗です。
四季折々の美しい富士の山容を表わした季節の羊羹『四季の富士』や、御殿場周辺のみくりや煎茶を使った「あんみつ」など、この地ならではの甘味もご用意しています。
御殿場店(直営店・虎屋菓寮) | とらやの和菓子|株式会社 虎屋
建築家の内藤廣氏が設計した静岡県御殿場市新橋にある店舗「とらや御殿場店」!
薄い軒とそれを支える細い柱のスマートなファサードが特徴の建物で、入り口側とその裏側はガラス張りとなっています。
内部は天井の高い開放的な空間となっていますよ。
富士山世界遺産センター
木格子の外壁を持つ“逆さ富士”形の建物が、全面の水盤に映り込むと、“富士山”の姿が現われます。
水面に映る“富士山”は、“水の山”としての富士山を象徴的に表しています。
“逆さ富士”形の建物内部は、1階から5階まで緩やかならせんスロープで繋がり、斜路を登りながらスロープ展示を鑑賞することで疑似登山体験ができます。
最上階(5階)の展望ホールまで登ると、大きなピクチャーウィンドウからは、刻々と表情を変える本物の富士山を一枚の絵のように鑑賞できます。
敷地には富士山からの湧水を引き込み、空調熱源として利用した後、それを建物前面の水盤に利用し、富士の水の循環を建築的にも表現しています。
坂茂建築設計 | Shigeru Ban Architects
建築家の坂茂氏が設計した静岡県富士宮市にある博物館「富士山世界遺産センター」!
世界文化遺産に登録された富士山のために2017年の年末に誕生した施設です。
木格子を使用し、逆さ富士をイメージした逆円すい形のデザインが特徴の外観となっています。
池の水面に映る富士山が美しいですね。
また最上階にはピクチャーウインドウから富士山を一望できますよ。
静岡大成中学校・高等学校
ITSUKO HASEGAWA ATELIER / 長谷川逸子・建築計画工房
静岡大成中学校・高等学校(しずおかたいせいちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、静岡市葵区鷹匠二丁目にある私立中学校・高等学校。
学校法人 静岡精華学園が運営している。
建築家の長谷川逸子氏が設計した静岡県静岡市にある学校の校舎「静岡大成中学校・高等学校」!
ランダムに配置された窓が特徴の建物で、グランド側は箱が飛び出したようなファサードとなっています。
グランドのスペースを確保できるよう6階建ての高層建築となっていますよ。
駿府教会
建築家の西沢大良氏が設計した静岡県静岡市葵区相生町にある教会「駿府教会」!
レッドシダーの美しいファサードが特徴の建物で、線路沿いの角地に建てられています。
礼拝堂の壁は2重構造になっており、この建築の課題であった音や光をコントロールしています。
天井にはトップライトが設けられており、内壁の上部や天井からは柔らかい光が降り注ぐようになっていますよ。
日本盲導犬総合センター
Fuji Harness | 千葉学建築計画事務所 CHIBA MANABU ARCHITECTS
静岡県富士宮市にある千葉学氏が設計した盲導犬の訓練施設「日本盲導犬総合センター」!
建築家の千葉学氏の代表作の一つで、複数の塔をつないだ回廊が特徴の建物です。
機能毎に建物を別けることで、建物全体が一つの街のようになっていますよ。
この施設は日本建築家協会賞やBCS賞、AACA賞優秀賞など様々な賞を受賞しています。
静岡市清水文化会館(マリナート)
静岡市清水文化会館(しずおかししみずぶんかかいかん)は、静岡市清水区にあるホール。
老朽化が進み2012年7月16日に閉館した静岡市清水文化センター(清水市時代は清水市民会館(1966年~)⇒清水市民文化会館(1978年~))に代わる施設として建設され、2012年8月1日オープン。
愛称は一般公募によって決定した「マリナート」。
清水駅と長い連絡通路によって直結しており、利便性を確保してある。
建築は大成・鈴与建設共同企業体。
2015年に、日本建設業連合会主催の第56回BCS賞を受賞している。
国鉄清水港線の廃止と清水駅の貨物取扱廃止によって遊休地となり、清水市に売却された清水駅の操車場の跡地に立地している。
建築家の槇文彦氏が設計した静岡県静岡市清水区にあるホール「静岡市清水文化会館(マリナート)」!
大ホールと小ホール、ギャラリーからなる建物で、ガラス張りのファサードが特徴となっています。
大小のホールの壁面はそれぞれマリンブルーとサーモンピンクとなっており、デザインのアクセントになっていますよ。
JR清水駅の目の前に建っており、そのままアクセスできるようになっています。
このホールはBCS賞を受賞していますよ。
資生堂アートハウス
資生堂アートハウスは、1978年(昭和53)に開設しました。
その後、2002年(平成14)のリニューアルを機に、美術館としての機能を高め、近現代のすぐれた美術品を収集・保存すると共に、美術品展覧会を通じて一般公開する文化施設として活動しています。
コレクションの中核は、資生堂が文化芸術支援活動の一環として、東京・銀座の資生堂ギャラリーを会場に開催してきた「椿会美術展」や「現代工藝展」などに出品された絵画、彫刻、工芸品です。
当館の建築は高宮真介、谷口吉生両氏の設計によるもので、1980年(昭和55)に「日本建築学会賞」を受賞。
2010年(平成22)には、竣工後25年にわたって「長く地域の環境に貢献し、風雪を耐え、美しく維持され、社会に対して建築の意義を語りかけてきた建築物」と「その建築物を美しく育て上げることに寄与した人々」を顕彰する「JIA25年賞」(第9回)も受賞し、建物自体が独自のアート性と高い価値を有することがあらためて証明されました。
当館のご案内|資生堂 アートハウス | 資生堂グループ企業情報サイト
建築家の高宮真介氏と谷口吉生氏が設計した静岡県掛川市下俣にある資生堂が運営する美術館「資生堂アートハウス」!
この作品は数々の美術館を設計してきた谷口吉生氏が一番最初に手掛けた美術館です。
横長のミラーガラスが特徴の建物で、円と立方体をつないだS字のような平面で構成されています。
この美術館は日本建築学会賞やJIA25年賞を受賞していますよ。
浜松サーラ
浜松のロードサイドにあるこの建物は、築28年を経過して老朽化が進み、間取りの陳腐化や設備の不具合等が発生したことから、大規模改修を行うことになった。
旧耐震建築物であるため、改正耐震改修促進法(2006 年1 月施行)に基づき、あわせて耐震補強工事を実施することとなった。
コンクリートの調査を行ったところ、構造図では軽量コンクリートで計画されていたが、実際は普通コンクリートが使用されていた。
通常の補強では、解決できないと考え、金箱温春氏とあらゆる構造の可能性とデザインについて議論を進めた。
耐震補強は、外部から鉄骨ブレースをリボンの様に巻きつける補強で、世界初の耐震構法「スパイラル ブレースドベルト補強」を採用している。
さらに耐候性能を恒久的に維持させるため、これをガラスで覆い、そして、建築全体をガルバリウム鋼板によりパッケージして、コンクリートの劣化を防止している。
これは、躯体と金属板の間に空気層を設けることによる断熱性の向上を図り、空調エネルギーを低減させ、省エネルギー化によるCO2発生量の抑制が期待できる。
構造躯体を覆う金属板による外壁のデザインは、星を誕生させるガス分子、地球をつつみこむ層状のガスをコンセプトに、この建物がいつまでも輝きを生み続けるようになることを表現することとしている。
これは、クライアントである、ガスエネルギー供給会社のコンセプトとも一致する。
内部は、既存の閉鎖的な室内環境を改善するため、諸室とはの間仕切りをガラス張りにすることや、デッキテラスと室内を一体利用可能にする、また吹抜けを新設するなど、平面的にも三次元的にも広いスペースを生み出し、間仕切りの無い自由度の高いオープン&フレキシブルな空間として、将来の可変性にも対応できるものとした。
また、動線は、メインエントランスを新たに設け、駐車場から内部へのアクセスを容易にすることにより利便性を向上させた。
お客様用トイレの新設、休憩スペースの設置などによる快適性の向上を図っている。
建築家の黒川紀章氏が設計した建物に耐震補強などの改修を青木茂氏が行った「浜松サーラ」!
鉄骨ブレースをスパイラル状に配置し、全体をガルバリウムで覆っています。
斜めに入った鉄骨ブレースが見事に斬新な意匠を作り上げていますよ。
ATAMI海峯楼
水でできた「縁側」によって、建築と海とを接続しようという試み。
ガラスの箱は水の中に浮かび、水は絶えず溢れ続けてそのエッジを失い、太平洋の水と、建築の中に捕らえられた水とがひとつに融け合う。
建築と自然とは、境界をガラスにする事によって接続されるわけではなく、縁側や庇などの水平面を媒介として、一つに接続される。
日本の伝統的建築は、そのような仕掛けに溢れていた。
この建築の隣地にはブルーノ・タウトが設計した「日向邸」(1936年)がたっており、タウトはそこで〈建築とは形態ではなく自然との関係性である〉という日本建築の原理を実践しようとした。
この建築はタウトへのオマージュでもあり、タウトによって日本人が再発見した日本建築の伝統を、現代によみがえらせる試みでもある。
Water / Glass — 水 / ガラス | Architecture | Kengo Kuma and Associates
建築家の隈研吾氏が設計した静岡県熱海市春日町にあるおしゃれなホテル「ATAMI海峯楼」!
水とガラスをイメージしてつくられた高級ホテルで、全4室の全てオーシャンビューとなっています。
上の写真は海で浮かんでいるような雰囲気を味わえるウォーターバルコニーです。
是非一度は泊まってみたいホテルですね。
このホテルはアメリカ建築家協会ベネディクタス賞を受賞していますよ。
ねむの木こども美術館どんぐり
建築家の藤森照信氏が設計した静岡県静岡県掛川市上垂木にある美術館「ねむの木こども美術館どんぐり」!
どんぐりをモチーフにしたドーム型のどんぐり屋根が特徴の可愛らしい建物です。
写真の左側にある芝棟の屋根には草を生やしていますよ。
静岡県に行くさいに持っていきたい1冊です。
静岡は富士山はもちろん、建築も楽しめそうですね。
以上で有名建築家が設計した静岡の建築物14選。美術館からホールまででした。
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