こんにちは。
今回は建築家の妹島和世の建築作品6選。話題のシーバーズカフェやすみだ北斎美術館などです。
建築家ユニットのSANAAの1人でもある妹島和世氏。
日本人女性で唯一プリツカー賞を受賞しており、国内外に様々な建築物を手掛けていますよね。
そこで、今回は建築家の妹島和世の建築作品をまとめました。
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妹島和世とは
妹島 和世(せじま かずよ、1956年10月29日 – )は、茨城県出身の、日本の建築家(一級建築士)。
横浜国立大学大学院Y-GSA教授、ウィーン応用芸術大学教授、ミラノ工科大学教授、日本女子大学客員教授を務める。
プリツカー賞、日本建築学会賞、吉岡賞他多数受賞。
SANAAを西沢立衛と共同で運営する。
建築家の妹島和世の建築作品!
ここからはいよいよ、実際に建築家の妹島和世の建築作品を見ていきましょう。
すみだ北斎美術館
訪れる人が気軽に立ち寄ることができる、公園や地域と一体となった美術館です。大きな1棟ではなく、スリッ トによりゆるやかに分割された外観とすることで、周辺の下町市街地のスケールとの調和を図っています。
建物全体をゆるやかに分割するスリットは、地上階部分ではアプローチの空間となっており、外部通路で結ばれています。建物全体に「裏」をつくらず、周辺地域のどこからでもアクセスすることができます。
浮世絵作品の保存展示を考慮し、建物全体として閉じながらも、スリット部分からは館内の様子が伺え、地域の人々にとってすみだ北斎美術館が身近に感じられるものとなります。また、館内からも公園や周辺地域を眺めることができ、最上階からは東京スカイツリー®といった墨田の特色を眺めることができます。
建物外壁は、淡い鏡面のアルミパネルを使用しています。建物外壁にやわらかく下町の風景が映り込み、周辺地域の風景に溶け込みます。また、ゆるやかに変化するヴォリュー ム は風景の映り込みをゆるやかに変化させ、見る角度によって表情の変化する外観となります。
東京都墨田区亀沢にある建築家の妹島和世氏が設計した美術館「すみだ北斎美術館」!
英字モチーフのグラフィックのようなファサードが特徴の建物で、外観に入っているスリットはアプローチとなっており、どこの部分からでも入ることができますよ。
また建物はアルミパネルで覆われており、周りの風景を映し出し、周囲に溶け込んでいます。
この作品は2018年に第59回BCS賞を受賞していますよ。
SEA BiRDS CAFE(シーバーズカフェ)
全面ガラス張り、目の前は太平洋の海原。 まるで海に浮いているようなデザイン絶景天空カフェ “リゾート地のような、非日常の空間でお食事ができるお店”がコンセプト
日立市出身の世界的建築家、妹島和世さんがデザインを監修し、2012年にグッドデザイン賞を受賞しました。
また、カフェが直結する日立駅は、2014年に鉄道の国際デザインコンペティション「ブルネル賞駅舎部門」最優秀賞を受賞し、話題となっております。
世界の最も美しい駅舎の一つとして、その斬新で美しい建物は高く評価されています。
全面ガラス張りのため、店内は明るく開放感があり、ポップな家具やアンティークチェアーが並び、まるでリゾートのような雰囲気。
カフェでありながらフードメニューも充実。
各種ご宴会や結婚式二次会など様々なご利用方法をご提案いたします。
茨城県日立市にある妹島和世氏がデザインを監修したカフェ「SEA BiRDS CAFE(シーバーズカフェ)」!
まるで海に浮いているようなデザインで話題のカフェで、全面ガラス張りとなっており、太平洋の海が一望できます。
店内にはイームズチェアやSANAAのラビットチェア、ジャスパー・モリソンのエアチェアなどのデザイナーズ家具が並んでますよ。
この作品がある日立駅の自由通路は2012年にグッドデザイン賞を受賞しており、日立駅は2014年に鉄道の国際デザインコンペティション「ブルネル賞」駅舎部門で優秀賞を受賞しています。
岐阜県営住宅ハイタウン北方
岐阜県北方町にある妹島和世氏が設計した集合住宅「岐阜県営住宅ハイタウン北方」!
ところどころに穴が空いているような外観が特徴の建物で、向こう側が見えるようにテラスが設けられていますよ。
磯崎新氏がコーディネーターとなり、妹島和世氏の他にも高橋晶子氏やクリスティン・ホーリィ氏、エリザベス・ディラー氏の4人の女性建築家がそれぞれ4棟設計しています。
こんなおしゃれな県営なら住みたいですね。
逢妻交流館
豊田市生涯学習センター逢妻交流館(とよたししょうがいがくしゅうセンターあいづまこうりゅうかん)は、愛知県豊田市田町にある生涯学習センター(地区公民館)。
豊田市は中学校区に1つの地区公民館(名称は交流館)を設置しており、逢妻交流館は豊田市立逢妻中学校の校区にある。
旧称は逢妻公民館。
1980年に旧館が開館し、2010年に新館が開館した。
現行館の敷地の北側には水田が広がっており、この水田地帯の中央部を逢妻女川が流れている。
妹島和世建築設計事務所による現行館の建物は、全面が曲面ガラスという壁面が特徴である。
各階で不整形な平面を持つ床、床を支持するポスト注、水平力に抵抗する耐震壁という3要素からなる。
竣工後にはガラス曲面への激突事故や室内の反響問題などが生じ、また全面ガラス張りの壁面に起因する直射日光の問題によって利用を取りやめるグループも現れた。
愛知県豊田市田町にある妹島和世氏が設計した交流館「逢妻交流館」!
アメーバのようなファサードが特徴の建物で、3階建ての各階が少しずつずれたようになっています。
ガラス張りの外観や細い柱、曲面構成などはSANAAや妹島氏個人の建築でもお馴染みですね。
調布駅北口交番
東京都調布市にある妹島和世氏が設計した交番「調布駅北口交番」!
真っ黒い立方体に丸い穴が空いたモダンでインパクトのある建物です。
残念ながら現在は解体されているようですね。
鶴岡市文化会館(荘銀タクト鶴岡)
鶴岡市文化会館(つるおかしぶんかかいかん)は、山形県鶴岡市のホール。
愛称は荘銀タクト鶴岡。
山形県鶴岡市にある妹島和世氏が設計した音楽ホール「鶴岡市文化会館(荘銀タクト鶴岡)」!
いくつもの屋根が積み上がったような外観が特徴の建物で、屋根は反り上がった複雑な形をしています。
内部は天井の木製ルーバーとコンクリートの壁がモダンで解放的な空間となっていますよ。
SANAA名義での妹島和世氏の作品も合わせてチェックしたいですね。
以上で建築家の妹島和世の建築作品6選。話題のシーバーズカフェやすみだ北斎美術館などでした。
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