こんにちは。
今回は建築家の内藤廣の建築作品15選。代表作の海の博物館や牧野富太郎記念館などです。
構造を重視した建築が特徴の内藤廣氏。
美術館や駅舎、博物館などの公共施設、とらやの店舗シリーズなど様々な建築物を手掛けていますよね。
そこで、今回は建築家の内藤廣の建築作品をまとめました。
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CONTENTS
内藤廣とは
内藤 廣(ないとう ひろし、1950年(昭和25年) – )は、日本の建築家。
株式会社内藤廣建築設計事務所代表。
東京大学名誉教授。
海の博物館の設計で日本建築学会賞、第18回吉田五十八賞、芸術選奨新人賞美術部門などを受賞、牧野富太郎記念館で第13回1999年度村野藤吾賞を受賞。
土木、建築、都市計画、造園、インダストリアルデザインなどの都市景観に関連した異なる職域によるデザイン・コラボレーションを提唱し、2003年には織部賞を受賞。
2005年に「GSデザイン会議」(GSはグラウンドスケープの略)を篠原修らと発足、同代表。
国土交通省東日本大震災復興都市デザイン検討会委員、岩手県津波防災技術専門委員会委員。
空間デザインコンペティション、建築環境デザインコンペティション、トウキョウ建築コレクション2009、同2010、新国立競技場国際デザイン・コンクールなど、各コンペティションで審査員、及び審査委員長を歴任。
建築家の内藤廣の建築作品!
ここからはいよいよ、実際に内藤廣の建築作品を見ていきましょう。
鳥羽市立海の博物館
鳥羽市立海の博物館(とばしりつうみのはくぶつかん、英語: Toba Sea-Folk Museum)は、三重県鳥羽市浦村町にある、鳥羽市が設置し、公益財団法人東海水産科学協会が指定管理者として運営する博物館である。
移転前に塩害に苦しんだ経験から、外装材には極力金属を用いず、全ての建物の屋根が日本瓦葺きとなっている。
このため、周辺地域の漁村風景に溶け込んだ意匠となっている。
バブル経済時代の設計にもかかわらず、低コストで建築できた点も注目を集めた。
三重県鳥羽市浦村町にある内藤廣氏が設計した博物館「鳥羽市立海の博物館」!
建築家の内藤廣氏の代表作の一つで、展示棟や収蔵庫、体験学習館、ギャラリーからなる建物です。
内部は集成材を使った美しいアーチ型の空間となっていますよ。
この作品で日本建築学会賞作品賞や芸術選奨文部大臣新人賞、吉田五十八賞を受賞し、公共建築百選にも選ばれています。
鳥羽市立 海の博物館 TOBA SEA-FOLK MUSEUM ~漁村と海女文化を伝える~
富山県美術館
富山県美術館 アート & デザイン(とやまけんびじゅつかん アート アンド デザイン、正式名:富山県美術館 英: Toyama Prefectural Museum of Art and Design)は、富山県富山市木場町にある公立美術館である。
略称は「TAD(タッド)」。
日本博物館協会、全国美術館会議、富山県博物館協会会員。
これまで富山市西中野町にあった富山県立近代美術館が、建設から35年以上経ち老朽化したために、富山駅北西側にある富岩運河環水公園西地区の敷地面積12,548m2の見晴らしの丘に、鉄骨造り一部鉄骨鉄筋コンクリート造り地上3階建ての、船の舳先のような形の建物を総工費約85億円で移転新築し、開館。
2017年(平成29年)3月25日13時30分にTADギャラリー・アトリエ・レストラン・カフェなどを先行オープン、「オノマトペの屋上」(遊具がある屋上庭園)は4月29日に供用を開始、展示室等は8月26日より供用開始した。
美術館のコンセプトは「アートとデザインをつなぐ」である。
美術館の外観は、富山県の主要産業であるアルミを多用し、美術館正面の東側2階、3階は全面ガラス張りとなっている。
屋上には芝生張りの屋上庭園を設置しており、晴れた日には東側の2階から屋上庭園では、正面にある富岩運河環水公園越しに雄大な立山連峰を眺望できる。
いたち川沿いの南側屋外芝生広場には階段状のプロムナードがあり、2階屋外広場へと通じるほか、屋上庭園へ直接通じる階段、エレベーターが用意されている。
また駐車場は、雨や雪などがしのげる屋内駐車場となっている。
館内は各階(フロア)ごとにテーマが設けられており、2階、3階には常設展示、企画展示の合わせて6つの展示室を持つ。
また館内はアルミ材のほか県内(氷見)産のスギ材をふんだんに使用しているが、2階、3階の各展示室を繋ぐ中央廊下には、天井、壁に桟状の木材を数多く並べ、床も含め木材で囲まれている。
屋上庭園は「オノマトペ」という遊具が8つあるが、これは美術館建設地に元々「ふわふわドーム」があり、子供たちの遊び場だったため、石井隆一富山県知事が、子供たちのために残すことを要望したことによる。
また3階レストランには、日本橋たいめいけんが地方初出店した。
また、作品を保管する収蔵庫は洪水や、津波からの被害を受けないよう、2階・3階に設けられている。
富山県富山市木場町にある内藤廣氏が設計した美術館「富山県美術館」!
東側の一面ガラス張りのファサードが特徴の建物で、目の前を流れる川や隣接した富岩運河環水公園という敷地を活かした設計となっています。
外装には地元産のアルミを使用しており、内装にはアルミだけでなく、県産の杉をふんだんに使っています。
屋上には広い庭園「オノマトペの屋上」があり、グラフィックデザイナーの佐藤卓氏がデザインした遊具が並んでいますよ。
富山県美術館 | Toyama Prefectural Museum of Art and Design
牧野富太郎記念館
建築家 内藤廣氏設計のこの牧野富太郎記念館は、サスティナビリティー(持続性)という考え方がひとつのテーマになっています。
自然と人間が共生している仕組みを壊さず持続させていくための工夫が構造や設備などに生かされています。
最新のコンピューター解析技術と土佐の伝統技術との共同作業でつくられたこの建物は、景観に配慮した環境保全型建築の方向性を示す優れた建築物として全国的な評価を受け、第13回村野藤吾賞をはじめ数々の賞を受賞しました。
木の温もりを生かし入園者を優しく包み込み、自らを「草木の精」と呼んだ牧野富太郎にふさわしい空間をつくりだしています。
この牧野富太郎記念館は、本館と展示館の2つの建物からできています。
本館には、植物標本室や実験室といった植物学の研究施設、あるいは植物関係の図書を収めた図書室、牧野博士が収集した蔵書、直筆の原稿、植物画など58000点を収蔵した牧野文庫があります。周りの植物の成長により、さらに周辺の自然と調和した空間になっています。
高知の牧野植物園内にある内藤廣氏が設計した記念館「牧野富太郎記念館」!
本館と展示室の二つの円形の建物が直線の回廊でつながっています。
この二つの建物には中庭もあって、建物の3分の1は気持ちの良い半外部の空間となっていますよ。
この作品で村野籐吾賞や高知市都市美デザイン賞特賞、BCS賞、毎日芸術賞など様々な賞を受賞しています。
島根県芸術文化センター
島根県芸術文化センター グラントワ(しまねけんげいじゅつぶんかセンター グラントワ)は、島根県益田市有明町にある芸術文化施設。
島根県立石見美術館と、島根県立いわみ芸術劇場で構成され、2005年10月8日に開館した。
正式名称は「島根県芸術文化センター」で、「グラントワ」は愛称である。
「グラントワ」の由来は、広い屋根と言う意味のフランス語 (Grand Toit) である。
全国からの16,456点の応募の中から選ばれた。
建物の屋根が、石見の景観・風土を象徴する、落ち着いた赤色石州瓦の使用された、大きな切妻屋根で作られていることに由来している。
建物の屋根、外壁には島根県が誇る石州瓦が約28万枚使用されている。
大ホール壁面には、音響・意匠・構造を一体のものとするため、三次元的に複雑な形状を持つコンクリート折版構造が採用されており、約1.8秒(500Hz/空席時)の残響時間が確保されている。
設計は、株式会社内藤廣建築設計事務所。
島根県益田市有明町にある内藤廣氏が設計した美術館と劇場からなる複合施設「島根県芸術文化センター」!
赤茶色の石州瓦で覆われた外観が特徴の建物で、屋根に12万枚、壁に16万枚の石州瓦が使用されています。
回廊に囲まれた45m四方の広い中庭があって、その中央には25m四方の鏡のような水盤が設けられていますよ。
この作品でBCS賞や公共建築賞を受賞しています。
安曇野ちひろ美術館
安曇野ちひろ美術館(あずみのちひろびじゅつかん)は、長野県北安曇郡松川村にある絵本画家いわさきちひろと世界の絵本画家の作品を収蔵する世界最大規模の絵本美術館である。
松川村営の安曇野ちひろ公園内に立地する。
いわさきちひろ絵本美術館(現在のちひろ美術館・東京)の開館20周年を記念して、ちひろの両親が戦後に開拓農民として暮らした長野県北安曇郡松川村に姉妹館が建てられることになり、1993年夏、いわさきちひろ記念事業団がプロポーザルコンペティションを企画。
内藤廣建築設計事務所が設計を担当することになった。
また松川村が計画した4haあまりの公園の中に敷地を取得して、姉妹館は整備されることになったため、建物と公園を一体に計画するという趣旨から、整備される安曇野ちひろ公園の計画も村から委託を受け、内藤廣建築設計事務所が同時に設計を手掛けることとなった。
安曇野ちひろ美術館は1997年4月に開館し、2001年3月には本館西側に新館が増築され、本館を含めた展示面積は約2倍に増え、展示室が5部屋となった。
新築、増築時共に施工は前田建設工業が手掛けた。
鉄筋コンクリート造、小屋組木造。
地上1階建。
長野県北安曇郡松川村にある内藤廣氏が設計した絵本美術館「安曇野ちひろ美術館」!
切妻屋根が連続した外観が特徴の建物で、背景の山々になじんだデザインとなっています。
天井の美しい曲線部分は意匠的なものではなく、構造的に必要だったようですね。
旭川駅
旭川駅(あさひかわえき)は、北海道旭川市宮下通8丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅。
1898年(明治31年)開業時から数えて4代目の駅舎であり、旭川市が進めている駅周辺再開発事業「北彩都あさひかわ整備事業」の一環として建設され、2010年(平成22年)10月10日に仮開業、2011年(平成23年)11月23日に全面開業した。
「川のある駅」をコンセプトにしており、市内にいくつもの川が流れている旭川を象徴するデザインになっている。
改札は東改札口と西改札口があり、2階(乗りかえ階)には各ホームへつながるエスカレーター・エレベーターがある。
駅舎は平和通買物公園と緑橋通(北海道道20号旭川停車場線)の延長線上にあるコンコースを通じて駅舎の南北が結ばれている。
木工産業が盛んな旭川市の中心駅にふさわしく内装には北海道産のタモ材が使用され、改札内の壁面「ピープル・ウォール」には「旭川に名前を刻むプロジェクト」によって集められた10,000人の名前がアルファベットで刻まれている。
また、西コンコースには美唄市出身の彫刻家安田侃の作品「天秘」が設置されている。
北海道旭川市宮下通にある内藤廣氏が設計した駅舎「旭川駅」!
ガラス張りのファサードが特徴の建物で、ガラス越しに近くを流れる川を眺められるようになっています。
内部の壁や天井などには北海道産のタモ材がふんだんに使われており、ホームの屋根を支える柱は樹木がモチーフになっていますよ。
この作品で北海道赤レンガ建築賞や鉄道建築協会賞を受賞しています。
旭川|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|駅・鉄道・旅行|JR北海道- Hokkaido Railway Company
虎屋 京都一条店
京都御所のほど近く、烏丸通に面した「とらや 京都一条店」と、一条通を西に入った静かで歴史的な町並みに位置する「虎屋菓寮 京都一条店」がございます。
この地は虎屋が永年にわたり御所の御用を勤めてきた場所であり、少なくとも寛永5年(1628)より前から店を構えていたことがわかっています。
菓寮では季節ごとに表情を変える庭や、稲荷社、江戸時代からのお蔵などを眺めながら甘味が楽しめるほか、日本文化に関わる書籍約600冊を自由にご覧いただけます。
併設の「虎屋 京都ギャラリー」では、京都にちなむ展示や講演会も開催しています(不定期)。
京都一条店(直営店・虎屋菓寮) | とらやの和菓子|株式会社 虎屋
京都府京都市上京区にある内藤廣氏が設計した店舗「虎屋 京都一条店」!
内部の天井は連続した木製の緩やかなアーチ状となっており、店内には柱のない広々とした空間となっています。
中庭や水盤を眺めながらのオープンテラスの席もあって、暖かい季節は人気となっていますよ。
高知駅
高知駅(こうちえき)は、高知県高知市栄田町二丁目にある、四国旅客鉄道(JR四国)土讃線の駅である。
現駅舎は3代目で、2008年(平成20年)2月26日に完成した。
内藤廣設計の新駅舎ホームは、地元の杉材で作られたアーチ状の大屋根となっている。
愛称は「くじらドーム」、大きさは、線路と平行する東西方面に60.9m、南北に38.5m、高さ23.3mで、杉のみではメンテナンス上問題があるため、外部にチタン亜鉛合金を使用している。
駅舎では、南国の明るく開放的なイメージを表現するために内部を白色で統一している。
駅の利用客の動線上に市の観光案内所を設置し、逆に喫煙所は故意に動線から外す配置となっている。
高知県高知市栄田町にある内藤廣氏が設計した駅舎「高知駅」!
アーチを描いた大屋根が特徴の建物で、屋根にはチタン亜鉛合金、天井には高知県産の杉を使用しています。
集成材を使ったドーム屋根は森林県である高知県のイメージにぴったりですね。
ちひろ美術館・東京
ちひろ美術館・東京(ちひろびじゅつかん・とうきょう)は、公益財団法人いわさきちひろ記念事業団によって運営される東京都練馬区の美術館。
世界初の絵本美術館である。
いわさきちひろを中心に、各国の絵本の原画を主たる展示物とする。
美術館は2回の増築を経て、延床面積も広がったが、増築を繰り返したため迷路のようになり、また段差が多く体の不自由な人から利用しづらいとの声が寄せられるようになった。
そうした声を踏まえ、全面改築される事となり、2000年12月に一旦休館した。
2002年9月7日に再オープンし、名称も「ちひろ美術館・東京」に改めた。
同館は設計を安曇野ちひろ美術館の設計をプロポーザルコンペティションで指定され、1997年に完成させた内藤廣が手掛け、施工を戸田建設東京支店が担った。
内部にはシバザクラやツルバラが植えられた「ちひろの庭」やアトリエが忠実に再現されたほか、100席の多目的展示ホールも設けた。
また全館バリアフリー化した。
第45回BCS賞(2004年)受賞。
東京都練馬区の内藤廣氏が設計した絵本美術館「ちひろ美術館・東京」!
赤に近い錆色の外観が特徴の建物で、2つの中庭を囲むように4つの棟をつないだ構成となっています。
美術館側の要望により全館バリアフリーとなっていますよ。
この作品で2004年に第45回BCS賞を受賞しています。
十日町情報館
十日町情報館(とおかまちじょうほうかん)は、新潟県十日町市の公共図書館。
1999年(平成11年)に開館した。図書館法第10条と十日町情報館条例に基づいて運営されている。
2007年度(平成19年度)から2016年度(平成28年度)までは指定管理者の特定非営利活動法人(NPO法人)らいぶフォーラムが運営していたが、2017年度(平成29年度)より再び十日町市の直営となり、図書館サービスは同法人に業務委託された。
2013年公開の映画『図書館戦争』のロケ地のひとつとなった。
設計は内藤廣が担当した。
豪雪地帯という特性に配慮して、屋根は3mの積雪に耐えられるようにしている。
また陸屋根を支えるリブが南北に張り出して印象的な外観を形成している。
内部は西半分が約8万冊を収蔵する開架室で占められ、ワンフロアながら「信濃川が形成した河岸段丘」をイメージして書架の間に傾斜を設け、階段とスロープで書架を結ぶという空間を構築した。
新潟県十日町市にある内藤廣氏が設計した図書館「十日町情報館」!
中央の吹き抜け空間を囲むように配置された書架やスロープが特徴の建物で、河岸段丘がモチーフになっています。
外観はフラットな屋根とそれを支えるリブが特徴で、豪雪地帯に配慮した設計になっていますよ。
日向市駅
日向市駅(ひゅうがしえき)は、宮崎県日向市上町にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である。
現在の駅舎は、建築家の内藤廣や東京大学の篠原修など建築や都市の専門家・鉄道関係者・行政関係者・市民たちが協力し、10年以上にも及ぶ期間を経て完成した。
地元から杉材の活用を強く要望されたため、杉を使用している。
高架駅にもかかわらず木造を思わせる造りになっており、高架下の駅本屋内部も杉を前面に押し出したデザインで統一されている。
島式ホーム1面2線の高架駅で、ホームは比較的広い。
エレベーターが設置されており、バリアフリー対応である。
2008年(平成20年)9月、鉄道に関係する国際的なデザインコンテストのブルネル賞で最優秀賞を受賞した。
耳川流域のスギ材をふんだんに使い、独特の建築様式を取り入れた駅舎が世界で高い評価を受けての受賞である。
駅舎の最優秀賞受賞は日本初である。
また、この地元宮崎県産杉材を用いた駅舎を含めた駅周辺の再開発による景観が評価され、国土交通省の2014年(平成26年)度の「都市景観大賞」都市空間部門の大賞に当駅周辺地区が選ばれている。
宮崎県日向市上町にある内藤廣氏が設計した駅舎「日向市駅」!
地元産の杉材をふんだんに使った建物で、駅舎としては珍しい木造となっています。
杉は梁や天井はもちろん、ベンチにも使われていますよ。
この作品でブルネル賞やBCS賞、都市景観大賞など様々な賞を受賞しています。
日向市駅 | 駅情報一覧| 駅・きっぷ・列車予約 | JR九州
九谷焼窯跡展示館(窯跡覆屋)
石川県加賀市にある内藤廣氏が設計した覆屋「九谷焼窯跡展示館(窯跡覆屋)」!
真っ黒いスチールの外観が特徴の建物で、内部はスチールの立体トラスに覆われています。
蹴ろくろ体験や絵付体験もできるみたいですよ。
九州大学椎木講堂
福岡県福岡市西区元岡にある内藤廣建氏が設計した大学講堂「九州大学椎木講堂」!
直径100mの円形が特徴の建物で、箱崎地区の旧工学部地区本館と同じ外壁タイルが使用されています。
最大3,000人を収容できるコンサートホールや、巨大な空間のガレリアなどからなる大学の施設です。
リバーリトリート雅樂倶
リバーリトリート雅樂倶(英称: River Retreat Garaku)は、2000年5月にオープンした富山県富山市春日温泉郷にあるリゾートホテル。
神通峡が目の前の風光明媚な立地。
現在25室の客室、和洋2つのレストラン、和風洋風2つの温泉施設、カフェ&バー、ショップ、茶室、SPA等の施設がある。
館内および敷地内に300点のアートも展示しており「川のほとり、アートの宿」がコンセプト。
富山市の樂翠亭美術館、魚津市のホテルグランミラージュは姉妹館。
富山県富山市春日にある内藤廣氏が設計したスモールラグジュアリーホテル「リバーリトリート雅樂倶」!
PCコンクリートを校倉に組んだ壁がロビーや階段に設けられたおしゃれなホテルで、25室ある客室は全て違うデザインとなっています。
ホテル内外には約300点ものアート作品が設置されており、美術館のようなホテルとなっていますよ。
山代温泉 古総湯・総湯
古総湯
温泉の歴史や文化を体験する山代温泉のシンボル。
明治時代の総湯を復元し、外観や内装だけでなく入浴方法も当時の雰囲気のまま味わうことができます。
ステンドグラスや壁の九谷焼のタイルなども忠実に再現しています。
2階には、湯上がりに涼むことができるようになっています。総湯
誰でも気軽に、毎日楽しめる共同浴場。
総湯が建つ場所は魯山人ゆかりの旧吉野屋旅館の跡地。
歴史と格式を感じさせる吉野屋の門をくぐって入ります。
吹き抜けの天井には、大きな天窓があり、清々しい気持ちにさせてくれます。
壁面には地元九谷焼作家による手書きタイルが貼られ、多彩な絵柄が楽しめます。
また、売店の温泉玉子ソフトクリームが人気です。
古総湯を中心した
http://www.yamashiro-spa.or.jp/yamashiro
石川県加賀市にある内藤廣氏が設計した温泉「山代温泉 古総湯・総湯」!
建築家の内藤廣氏が10年以上にわたってアドバイザーとして街づくりに関わっており、古総湯の復元と総湯の建て直しを行いました。
山代温泉の建物だけでなく、「湯の曲輪」と呼ばれる広場の整備をし、街を再生させるプロジェクトです。
このプロジェクトで2012年度グッドデザイン地域づくりデザイン賞を受賞していますよ。
内藤廣氏の作品集はこちら。
内藤廣の建築 1992-2004――素形から素景へ1 (素形から素景へ 1)
内藤 廣の建築 2005-2013 素形から素景へ2 (素形から素景へ 2)
どの作品も体験してみたいものばかりですね。
以上で建築家の内藤廣の建築作品15選。代表作の海の博物館や牧野富太郎記念館などでした。
有名建築家が設計したおしゃれなホテルをまとめた記事はこちら