こんにちは。
今回は有名建築家が設計した奈良の建築物8選。駅前広場から美術館や博物館などです。
奈良には駅前広場や美術館、博物館、社屋、ホールなど様々な建築物がありますよね。
そこで、今回は有名建築家が設計した奈良の建築物をまとめました。
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有名建築家が設計した奈良の建築物!
ここからはいよいよ、実際に有名建築家が設計した奈良の建築物を見ていきましょう。
天理駅前広場コフフン
つながりとにぎわいを生む、新しいコフン。
奈良県天理市にあるJR・近鉄天理駅の駅前広場は、まちの元気をつなぐ、にぎわいづくりの拠点です。
広場は天理市の「歴史」「地理」「文化」という3つの要素を凝縮したデザインとするため、市内に約1600基も点在しながら日常生活に美しく溶け込んでいる「古墳」をアイコンとして選びました。
古墳を想起する野外ステージや大型遊具、カフェや観光案内などの機能を備え、イベントの開催や観光・ものづくり、農業情報の発信、近隣住民の憩いの場として活用されることで、周辺地域のにぎわいの循環を生むことを目的としています。
天理の芸術文化、スポーツ、ものづくり、教え、そして子どもから高齢者までが絆をもって共に暮らしてきた日々の価値を、いまみんなで共有し、新たな価値を生み出していく。
天理駅前広場はその拠点となります。
奈良県天理市川原城町にある佐藤オオキ氏率いるnendo(ネンド)がデザイン・設計した駅前広場「CoFuFun(コフフン)」!
古墳をモチーフにしたおもしろい建築で、野外ステージやカフェ、遊具などが設けられています。
以前は寂しい場所だったようですが、この駅前広場「CoFuFun(コフフン)」がオープンしてからは、子供から大人までにぎわっていますよ。
この作品で2017年度グッドデザイン賞を受賞しています。
市立五條文化博物館
博物館は、五條市の北部に連なる金剛山地の南麓、標高約300メートルにあります。
森に囲まれた館からは、東に三重県境の高見山、南に市街地と紀伊山地の山並みを一望することができます。
円筒形の本館は、鉄筋コンクリート造で周囲の景観と調和するように半地下式に建てられています(地上1階地下2階)。
外壁は亜鉛引き鉄板で覆われ、内壁は安藤氏独特のコンクリート打放しで仕上げられています。
建物の中心に円形広場を配置し、内部には大きな吹き抜けが設けられています。
円筒形の形から、公募によって「ごじょうばうむ」の愛称がつけられています。
別館は、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造り(地上1階地下1階)で、14畳(8畳・6畳の2間)の和室と休憩・多目的室が設けられています。
この別館は、市民の方の文化活動や研修活動の場としてご利用いただけます。
建築家の安藤忠雄氏が設計した奈良県五條市北山町にある博物館「市立五條文化博物館」!
バウムクーヘンの一部を切り取ったような外観が特徴の建物で、そのことから「五條バウム」と呼ばれています。
階段やエレベーターで上がると3階に入り口が設けられており、2階には野外広場、横にある別館には茶室や多目的室が備わっていますよ。
アップリカ試験研究センター
建築家の丹下健三氏が設計した奈良県山辺郡にある研究所「アップリカ試験研究センター」!
ガラス張りの円形ホールが特徴の建物で、赤ちゃんの発育を研究している施設となっています。
大阪にあるアップリカ本社ビルも丹下健三氏が設計を手掛けていますよ。
入江泰吉記念奈良市写真美術館
入江泰吉記念奈良市写真美術館(いりえたいきちきねん ならししゃしんびじゅつかん)は、奈良県奈良市高畑町にある西日本初の写真専門の美術館。
奈良大和路の風景や文化財を撮りつづけた写真家である入江泰吉の作品を中心に、展示と保存・研究活動を行っている。
建築家の黒川紀章氏が設計した奈良県奈良市高畑町にある美術館「入江泰吉記念奈良市写真美術館」!
大きな瓦屋根とガラス張りの外壁が特徴の建物で、まるで宙に浮いているようです。
平屋のように見えますが、展示室などは地下にあり、周囲の景観を壊さないように配慮されていますよ。
この作品でBCS賞や日本芸術院賞などを受賞しています。
O-RUSH奈良
O-RUSH奈良 | (外車)輸入車高価買取・輸入車レンタカー・輸入車中古車販売・整備のオーラッシュ【O-RUSH】
建築家の遠藤秀平氏が設計した奈良県奈良市三条大路にある輸入車中古車販売の店舗「O-RUSH奈良」!
湾曲したコルゲート鋼板の屋根とガラスを多用した斬新な建物となっています。
他にも名古屋や千葉、京都、大津、千葉の店舗も遠藤秀平氏によるもので、O-RUSH奈良を含めたO-RUSHの店舗の建築デザインは2006年度グッドデザイン賞を受賞していますよ。
なら100年会館
なら100年会館(なら100ねんかいかん)は、奈良県奈良市のJR奈良駅前にある多目的ホール。
奈良市市制施行100周年の一環として1999年2月1日に杮落とし。
設計者は磯崎新。
それまで県下最大だった奈良県文化会館よりも多い最大1,692人収容可能(大ホール)で、県内最大のホールでもある。
中ホールではクラシックを中心とする演奏会に、小ホールでは演劇や展示会などに対応しているが、エレベーターが大ホールに繋がっていなかったり、地上駐車場から入口までは建物を半周しなければならないなど建築当時のままでバリアフリー化は全く進んでおらず、お年寄りや障碍者には利用しにくい構造となっている。
建築家の磯崎新氏が設計した奈良県奈良市のJR奈良駅前にある多目的ホール「なら100年会館」!
巨大で黒いくじらのような外観が特徴の建物で、文化の船をイメージしてつくられています。
またこの建物はパンタドーム構法という珍しい建築方法で建てられていますよ。
なら100年会館:::Nara Centennial Hall:::
中川政七商店新社屋
伝統工芸品の生活雑貨を扱う老舗ブランドの本社屋。
郊外に建つものの、駐車場を裏手にまわして道路沿いにファサードを設け、旧市街の町屋にも似た短冊状の平面によって、賑わいと静けさを両立した。
周囲の家並みから連続する勾配屋根は、光の状態に変化をつけるための高低差と、火災時の煙を自然に排出するための傾きによって、不均質なオフィス空間をつくり出している。
町と人に育まれる伝統工芸の会社ならではの仕事場となった。
yasutakayoshimura | Nakagawa Office
建築家の吉村靖孝氏が設計した奈良県奈良市東九条町にある中川政七商店の新社屋!
色の違う6つの家型の平屋が並んだ建物で、近隣の住宅にもうまく馴染めるようにデザインされています。
隣棟と高さを変えることにより、ハイサイドライトを設けて光を取り込んでいますよ。
この作品でJCDデザインアワード2010銀賞や2014年日本建築学会作品選奨、2010年度グッドデザイン賞などを受賞しています。
中川政七商店(なかがわまさしちしょうてん)公式サイト|通販サイト
中川政七商店旧社屋増築棟
2年前に新社屋を設計した企業の旧社屋を増築するプロジェクト。
既存部はほぼ手を付けず、構造的に縁を切ったうえで、トイレやキッチンなど水回りとエントランスや階段など主要動線部分をまかなう棟を増築することにした。
駐車場を確保すると増築可能な土地は限られるが、2x20mの平面を持つ薄っぺらい建物とすることで、予算や工期を改装想定時のままに収めた。
ファサードとしての建築である。
yasutakayoshimura | Nakagawa Office Annex
建築家の吉村靖孝氏が設計した奈良県奈良市にある「中川政七商店旧社屋増築棟」!
旧社屋の前面に2x20mという薄い平面をもつガラスのファサードの建物を増築しました。
薄っぺらい平面の増築部にはエントランスや階段、休憩室、トイレ、キッチンなどが設けられていますよ。
中川政七商店(なかがわまさしちしょうてん)公式サイト|通販サイト
奈良県に行くさいに持っていきたい1冊です。
どの建築作品も素敵で、奈良の建築めぐりを楽しめそうですね。
以上で有名建築家が設計した奈良の建築物8選。駅前広場から美術館や博物館などでした。
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