こんにちは。
今回は有名建築家が設計した金沢・石川の建築物13選。美術館から図書館までです。
金沢や石川には美術館や図書館、店舗、コンサートホールなど様々なデザインの建築物がありますよね。
そこで、今回は有名建築家が設計した金沢・石川の建築物をまとめました。
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有名建築家が設計した金沢・石川の建築物!
ここからはいよいよ、実際に有名建築家が設計した金沢・石川の建築物を見ていきましょう。
金沢21世紀美術館
金沢21世紀美術館(かなざわにじゅういちせいきびじゅつかん)は、石川県金沢市広坂にある現代美術を収蔵した美術館。
愛称はまるびぃ(由来は「丸い美術館」)であるが、一般的には「21美(にじゅういちび)」と呼ばれることが多い。
もと金沢大学附属中学校・小学校・幼稚園があった場所に、2004年10月9日に開館した。
観光客の多く立ち寄る兼六園の真弓坂口の斜め向かいに当たり、金沢城を復元中の金沢城公園の入口からも近い。
繁華街の香林坊や片町からも徒歩圏内にある、市の中心部に立地した都心型の美術館。
周囲には金沢能楽美術館、石川近代文学館、石川県立美術館、石川県立歴史博物館などテーマの異なる芸術関連施設があり、文化ゾーンを形成している。
石川県金沢市広坂にある建築家ユニットのSANAAが設計した美術館「金沢21世紀美術館」!
SANAAの代表作の一つで、円形で構成された総ガラス張りのおしゃれな建物です。
金沢21世紀美術館のラビットチェアが並んだ写真はSNSでも人気ですね。
この作品で、SANAAは金獅子賞や日本建築学会賞、毎日芸術賞を受賞していますよ。
金沢21世紀美術館 | 21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa.
金沢海みらい図書館
ホールや集会室などの交流機能が複合した新しい地域コミュニティの核となる金沢市4番目の図書館。
本が集積された存在感のある場所として、約45mx45mの平面、高さ12mの空間を25本の柱が支え、「パンチングウォール」が取り囲む単純な空間が、図書館らしいリーディングスペースです。
この大きな空気のヴォリュームつまり、本を読む空気をデザインしています。
やわらかい光、森のような静けさと落ち着きのある空間です。
Coelacanth K&H Architects Inc. : 金沢海みらい図書館
工藤和美と堀場弘の建築ユニット「シーラカンスK&H」が設計した図書館「金沢海みらい図書館」!
石川県金沢市にある公立図書館で、パンチングウォールのドット柄が可愛い建物です。
丸窓は全部で6,000個あり、昼間は内部に自然光を注ぎ、夜は内部の光が漏れてきれいですよ。
この作品でグッドデザイン賞や第54回BCS賞など様々な賞を受賞しています。
石川県西田幾多郎記念哲学館
石川県西田幾多郎記念哲学館(いしかわけんにしだきたろうきねんてつがくかん)は、石川県かほく市に所在する西田幾多郎に関する文化施設である。
施設の設計は安藤忠雄。
日本海に面した内灘砂丘にあり、丘陵地の斜面を利用した広く長い階段庭園と、丘陵上に立つガラス張りの施設の外観が特徴である。
2002年(平成14年)に石川県の「第9回いしかわ景観大賞」を受賞している。
建物は「哲学館」と「研修棟」からなる。
哲学館は、地下1階、1階、2階にそれぞれ展示室があり、西田幾多郎の遺品や原稿、書などが展示されている。
また、地下1階には「空の庭」と呼ばれる四方を壁に囲まれた天井のない吹き抜けがあり、四角に切り取られた空を見ながら思索に耽ることが想定されている。
研修棟は、地下1階にホール(哲学ホール)、1階に図書室、2階に喫茶室、3階に研修室(和室)、4階に研修室(会議室)、5階に展望ラウンジがある。
また、地下1階に「ホワイエ」と呼ばれる円形の屋内空間があり、「空の庭」とは対照的に、ガラスの天窓から丸く切り取られた空を見ることができる。
大規模な改装を行い、2015年(平成27年)3月21日に新装開館した。
石川県かほく市にある建築家の安藤忠雄氏が設計した博物館「石川県西田幾多郎記念哲学館」!
ガラスとコンクリート打ちっ放しが特徴の建物で、「考えること」をテーマに建てられています。
5Fの展望ラウンジからは金沢の街を眺めることができますよ。
2002年に石川県の第9回いしかわ景観大賞を受賞しています。
鈴木大拙館
鈴木大拙館(すずきだいせつかん)は、石川県金沢市にある鈴木大拙に関する文化施設である。
2017年現在の館長は木村宣彰
建物は「玄関棟」「展示棟」「思索空間棟」とこれらを結ぶ回廊からなり、回廊の両側には「水鏡の庭」「玄関の庭」が配されている。
「水鏡の庭」は浅く水をたたえ、「思索空間棟」はその中に浮かぶように立っており、静かな空間を演出している。
「思索空間棟」は床が上下し、座禅を組んだり、腰を掛けて語り合う場として想定されている。
「展示棟」では収蔵品のうち大拙の書、写真など33点が展示されている。
展示品には詳細な説明はなく、これは来館者がそれぞれに考え、大拙の思考を感じるための趣向であるとされる。
施設の設置に併せ、本多の森公園の斜面緑地に沿って金沢市立中村記念美術館まで「緑の小径」が整備された。
辰巳用水が流れる斜面横の階段を上がれば石川県立美術館、用水沿いに下れば金沢21世紀美術館に抜けられ、まちなかの回遊性に配慮されている。
2015年に、日本建設業連合会主催の第56回BCS賞を受賞している。
石川県金沢市にある建築家の谷口吉生氏が設計した文化施設「鈴木大拙館」!
3つの棟と3つの庭で構成された建物です。
思索空間棟はまるで水鏡の庭に浮いているような美しさとなっていますよ。
この作品で2015年に第56回BCS賞を受賞しています。
金沢市立玉川図書館
金沢市立玉川図書館(かなざわしりつたまがわとしょかん)は、石川県金沢市玉川町にある金沢市立の公共図書館である。
本館は1978年竣工。
設計は谷口・五井設計共同体で、谷口吉郎が総合監修、その息子の谷口吉生が設計を担当している。
旧専売公社金沢工場の建物に現代建築を融合させた建物が特色。
別館として近世史料館を併設する。
谷口吉郎・吉生父子の共同作品はこの建物が最初で最後である。
父親である建築家の谷口吉郎氏と息子の谷口吉生氏によって設計・監修された金沢市立玉川図書館!
親子でコラボレーションした唯一の作品となっていますよ。
外壁に錆びに強いコルテン鋼を使用した紫色の錆びたような風合いが印象的な建物です。
元々あった赤レンガの煙草工場を別館とし、そこにこの本館を増設しました。
加賀片山津温泉 総湯
「加賀片山津温泉 総湯」は、温泉文化を継承しつつ、市民と観光客が交流できる、現代にふさわしい温泉施設です。
四季や朝、昼、夜、時間や季節による、自然の景観をぜひご堪能ください。
また、総湯では、タオルや石鹸、おみあげ品も取り揃えております、ぜひご利用ください。
石川県加賀市にある建築家の谷口吉生氏が設計した温泉施設「加賀片山津温泉 総湯」!
全面ガラス張りのファサードが特徴のスタイリッシュな建物で、以前谷口吉生氏が設計した葛西臨海公園展望広場レストハウスに似ていますね。
1階は温泉となっており、窓から柴山潟を眺められる「潟の湯」と、窓から緑豊かな景色を眺められる「森の湯」の2種類あり、どちらもモダンな雰囲気です。
2階には「まちカフェ」というカフェが併設されていますよ。
大樋美術館 大樋ギャラリー
大樋美術館(おおひびじゅつかん)は、石川県金沢市橋場町にある個人美術館である。
大樋焼作品を中心とした、茶道具類の展示をしている。
隣接する大樋ギャラリーでは、十代大樋長左衛門、大樋年雄の作品等の販売も行っている。
2014年春、隈研吾の設計によりギャラリー、茶室などが大規模にリニューアルされる。
今までの重厚で単調だった鉄骨空間を改め、竹や和紙などの地元の自然素材を巧みに取り入れた現代的な和の空間として生まれ変わった。
千住博による巨大な襖絵(非公開)とともに新しい茶室空間の提案を行っている。
大樋ギャラリーでは、十代大樋長左衛門と大樋年雄が制作した作品、また両者のプロデュースによる(大樋セレクション)新たな提案が展示されている。
また、茶室「年々庵」では、歴代茶碗で抹茶を喫することもできる。
石川県金沢市橋場町にある隈研吾氏設計の大樋美術館に併設された大樋ギャラリー!
ガラス張りに格子が特徴の建物で、内部は開放的な空間となっています。
大樋ギャラリーの他にも茶室「年々庵」や、庭園「松濤庭」も隈研吾氏が手掛けていますよ。
大樋長左衛門窯/大樋美術館 Ohi Chozaemon Ware/Ohi Museum/Ohi Gallery
石川県立伝統産業工芸館
石川県立伝統産業工芸館(いしかわけんりつでんとうさんぎょうこうげいかん)は、石川県金沢市兼六町に所在する、主として石川県の伝統工芸品を収集した博物館である。
石川県立美術館の新築移転に伴い旧館を利用して1984年(昭和59年)に開館した。
建物は谷口吉郎の設計により1959年(昭和34年)に竣工したもので、館内から隣接する兼六園へ直接入園することが可能。
経済産業省指定の伝統的工芸品10種を含む36業種が展示紹介されており、九谷焼等いくつかの業種では、製作工程がわかる展示になっている。
石川県金沢市兼六町にある谷口吉郎氏が設計した博物館「石川県立伝統産業工芸館」!
障子のようなデザインが特徴の建物で、水平なひさしなど和風の中にモダンを感じます。
もともとは石川県立美術館だったのですが、今の美術館ができてから石川県立伝統産業工芸館となりました。
ホーム | 石川県立伝統産業工芸館 | 現代のくらしに生きる伝統工芸品ー伝統の美・技・心ー
北國銀行武蔵ヶ辻支店
石川県金沢市青草町にある建築家の村野藤吾氏が設計した銀行の店舗「北國銀行武蔵ヶ辻支店」!
3つのアーチ型の窓が特徴の建物で、船の形をモチーフにしていますよ。
赤茶色のレンガ風タイル張りで、味わいのあるレトロな外観となっています。
もともとは加能合同銀行本店として建てられており、その後今の場所に移築されました。
九谷焼窯跡展示館(窯跡覆屋)
石川県加賀市にある建築家の内藤廣氏が設計した覆屋「九谷焼窯跡展示館(窯跡覆屋)」!
真っ黒いスチールの外観が特徴の建物で、内部はスチールの立体トラスに覆われています。
蹴ろくろ体験や絵付体験もできるみたいですよ。
本多の森ホール
北陸電力会館 本多の森ホール(ほくりくでんりょくかいかん ほんだのもりホール)は、石川県金沢市石引にあるコンサートホールである。
通称は本多の森ホール。
北陸電力がホールを所有しており、運営は財団法人金沢コンベンションビューローが行っている。
前身は石川厚生年金会館(いしかわこうせいねんきんかいかん)のホール部分である。
同会館部分であったホール以外のスペースは石川県が所有しており、そこに2011年、石川県本多の森庁舎(いしかわけんほんだのもりちょうしゃ)が開設された。
前身を分割所有したため、北陸電力会館 本多の森ホールと石川県本多の森庁舎は一つの建築物に同居している。
兼六園の隣、石川県立美術館・石川県立歴史博物館・加賀本多博物館・成巽閣・石川県立伝統産業工芸館・石川県立能楽堂など文化施設の集まる「本多の森公園」の一角に位置している。
公園内の石川護国神社の隣にあった石川県営兼六園野球場(1973年閉鎖)の跡地に1977年5月1日に完成した。
建築家黒川紀章による設計で、施工は熊谷組。
許される建蔽率を最大限利用したため野球場のグラウンド形状に沿った扇形の外観であり、収容人数は1707席。
金沢市の金沢歌劇座に次ぎ石川県で2番目の規模を持つホールである。
完成した翌年の1978年には第19回BCS賞を受賞している。
石川県金沢市石引にある建築家の黒川紀章氏が設計したコンサートホール「本多の森ホール」!
石川県営兼六園野球場の跡地に建てられたため、建物は道路に沿った扇状の形になっています。
もともとは石川厚生年金会館として建てられており、1978年には第19回BCS賞を受賞していますよ。
山代温泉 古総湯・総湯
古総湯
温泉の歴史や文化を体験する山代温泉のシンボル。
明治時代の総湯を復元し、外観や内装だけでなく入浴方法も当時の雰囲気のまま味わうことができます。
ステンドグラスや壁の九谷焼のタイルなども忠実に再現しています。
2階には、湯上がりに涼むことができるようになっています。総湯
誰でも気軽に、毎日楽しめる共同浴場。
総湯が建つ場所は魯山人ゆかりの旧吉野屋旅館の跡地。
歴史と格式を感じさせる吉野屋の門をくぐって入ります。
吹き抜けの天井には、大きな天窓があり、清々しい気持ちにさせてくれます。
壁面には地元九谷焼作家による手書きタイルが貼られ、多彩な絵柄が楽しめます。
また、売店の温泉玉子ソフトクリームが人気です。
古総湯を中心した
http://www.yamashiro-spa.or.jp/yamashiro
石川県加賀市にある内藤廣氏が設計した温泉「山代温泉 古総湯・総湯」!
建築家の内藤廣氏が10年以上にわたってアドバイザーとして街づくりに関わっており、古総湯の復元と総湯の建て直しを行いました。
山代温泉の建物だけでなく、「湯の曲輪」と呼ばれる広場の整備をし、街を再生させるプロジェクトです。
このプロジェクトで2012年度グッドデザイン地域づくりデザイン賞を受賞していますよ。
金沢駅
金沢駅(かなざわえき)は、石川県金沢市にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・IRいしかわ鉄道の駅。
駅舎は、JR西日本系ホテルのヴィアイン金沢や金沢百番街と一体化している。
2001年(平成13年)、JR金沢駅・北鉄金沢駅ともに第3回中部の駅百選に選定された。
2011年(平成23年)には、アメリカ・Travel + Leisure(ウェブ版)の「世界で最も美しい駅」の一つに選定された。
建築家の白江龍三氏が設計した石川県金沢市にある駅舎「金沢駅」!
加賀宝生の鼓をイメージしてデザインされた「鼓門」と背後にある「もてなしドーム」からなる建物です。
「もてなしドーム」はアルミ合金とガラスを使用しており、「鼓門」と「もてなしドーム」からは歴史と新しさの対比を感じることができる美しい建築となっていますよ。
旅行などで金沢・能登に行くさいにおすすめなおしゃれガイドブックです。
どの建築も素敵で、金沢・石川に来たさいには是非行ってみたいですね。
以上で有名建築家が設計した金沢・石川の建築物13選。美術館から図書館まででした。
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