こんにちは。
今回は有名建築家が設計した愛媛の建築物15選。美術館や博物館からホテルまでです。
愛媛には丹下健三氏の作品をはじめ、美術館や博物館、ホテル、オフィスなど様々な建築物がありますよね。
そこで、今回は有名建築家が設計した愛媛の建築物をまとめました。
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有名建築家が設計した愛媛の建築物!
ここからはいよいよ、実際に有名建築家が設計した愛媛の建築物を見ていきましょう。
今治市伊東豊雄建築ミュージアム
今治市伊東豊雄建築ミュージアム(いまばりしいとうとよおけんちくミュージアム、英称: Toyo Ito Museum of Architecture, Imabari)は、愛媛県今治市大三島にある建築美術館である。
建築家の伊東豊雄の建築作品が展示されている。
ところミュージアム大三島を寄贈した所敦夫が伊東豊雄に設置を提案したことをきっかけに設置が計画され、2011年7月30日にオープンした。
施設建設費には市の他、伊東豊雄や所敦夫などの寄付金が活用されている。
施設は伊東豊雄の作品を展示しているスティールハットと旧邸宅を再現したシルバーハットの2棟の建物で構成されている。
伊東豊雄が設計した図面や建築物が展示されている他、建築物の模型などを展示している他シルバーハットにはワークショップスペースが設けられている。
両施設とも伊東豊雄が設計しており、施設自体が展示物となっている。
近くには現在彫刻などを展示したところミュージアムが立地している他、島内には彫刻家の岩田健の彫刻を展示した今治市岩田健母と子のミュージアムや村上三島記念館など複数のアート展示施設が立地している。
建築家の伊東豊雄氏による愛媛県今治市にある建築美術館「今治市伊東豊雄建築ミュージアム」!
鉄板の多面体で構成されたスティールハットと、伊東豊雄氏自身が住んでいた自宅を再生したシルバーハットの2棟の建物からなる美術館です。
シルバーハットでは今までの伊東豊雄氏による作品の図形や模型などを見ることができますよ。
坂の上の雲ミュージアム
坂の上の雲ミュージアム(さかのうえのくもミュージアム)は、愛媛県松山市にある博物館で、同市が取り組んでいる司馬遼太郎の小説『坂の上の雲』を軸とした21世紀のまちづくりの中核施設である。
2007年(平成19年)4月28日に市内中心部の松山城を頂く城山の南裾に開館し、総工費は約30億円。
三角形という大胆な形状の、地上4階、地下1階の鉄骨鉄筋コンクリート造で、延べ約3100m2である。
展示フロアは2~4階で各階はスロープで結ばれており、2階から4階へは最も負荷がかかる中間部分の支柱を省いた空中階段で繋がっている。
建築家の安藤忠雄氏が設計した愛媛県松山市にある博物館「坂の上の雲ミュージアム」!
三角形のユニークな平面をした建物で、三角形の周りを巡回するようにスロープが設けられています。
内部には支柱のない空中階段が大胆に配置されています。
建物全体だけでなく、様々なところで三角形のデザインが盛り込まれていますよ。
今治市公会堂
今治市公会堂(いまばりしこうかいどう)は、愛媛県今治市別宮町にあるホールである。
地上2階建てで鉄筋コンクリート造り。
今治市出身の丹下健三が設計した建物である。
付近にある今治市役所庁舎の一部や市民会館も丹下健三の設計である。
老朽化やバリアフリー化への対応が不十分なことから取り壊しも検討されてきたが、丹下健三の貴重な建築物であることから保存を求める声が挙がった。
2012年8月から2013年8月末まで外観はほぼそのままに約7億円をかけて改修工事が行われた。
改修工事では空調・舞台設備の更新が行われた他、座席数を258席減らし座席幅の拡大、楽屋の拡張や母子鑑賞室の新設、耐震化工事が行われた。
建築家の丹下健三氏が設計した愛媛県今治市別宮町にあるホール「今治市公会堂」!
側面のギザギザした形状の折板構造を採用した建物で、内部は折板構造を活かした空間となっています。
2012年から2013年にかけて耐震や設備などの改修工事が行われていますよ。
同じ敷地内には丹下健三氏が手掛けた今治市庁舎や今治市民会館があります。
カフェ ラ・ミール
広島・東京 建築設計事務所 SUPPOSE DESIGN OFFICE Co.,Ltd −Works− Cafe La Miell
建築家の谷尻誠氏と吉田愛氏が率いるSUPPOSE DESIGN OFFICE(サポーズデザインオフィス)が設計した愛媛県新居浜市高木町にあるおしゃれなカフェ「カフェ ラ・ミール」!
三角形のインパクトのある外観が特徴の建物で、斜めの屋根には石が敷き詰められています。
店内の一部は半地下となっており、三角形の間に設けられた開口部からは自然な光が入るよう設計されていますよ。
伊丹十三記念館
伊丹十三記念館(いたみじゅうぞうきねんかん)は、1997年12月に亡くなった映画監督・俳優・エッセイスト等として活躍した伊丹十三のゆかりの品などを展示する愛媛県の登録博物館。
運営は、公益財団法人ITM伊丹記念財団。
館内には、収蔵展示室、企画展示室のほか、ミュージアムショップ、カフェなども設けられる。
建設発表会見によれば、宮本の「女房として最後の大仕事」とのことで、「温かく愛情がこもった記念館」を目指すとのこと。
設計を担当した建築家・中村好文によると、「簡単で、面白く、伊丹十三らしい」設計。
ガレージには十三の愛車、ベントレー・コンチネンタルが収まっている。
建築家の中村好文氏が設計した愛媛県松山市東石井にある博物館「伊丹十三記念館」!
黒い焼杉の外観が特徴の建物で、敷地内には同じ焼杉を使用したガレージがあります。
中央には中庭と回廊が設けられており、その周りにエントランスやショップ、展示室、カフェ、収蔵庫などが配置されていますよ。
愛媛県総合科学博物館
愛媛県総合科学博物館(えひめけんそうごうかがくはくぶつかん)は、愛媛県新居浜市にある県立の博物館。
自然・環境・生物・天文・産業・技術など、あらゆる科学の知識を体験を通して学べる施設として1994年に設置された。
「かはく」の愛称で親しまれ、年間約17万数千人が来館している。
黒川紀章建築都市設計事務所の設計による建物は、常設展示室が「自然館」「科学技術館」「産業館」で構成されており、屋外の広場にも展示品が陳列されている。
世界最大のプラネタリウムとしてドーム径が30mあり、内部は小劇場並の広さであったが、2010年名古屋市科学館に直径35mの世界最大のプラネタリウムが完成したため世界2位の大きさとなった。
学芸員の研究成果などは展示の他、学校生徒のみならず広く県民を対象にした各種教室・講座などを通して還元されており、愛媛県の科学教育の普及・向上に貢献している。
建築家の黒川紀章氏が設計した愛媛県新居浜市にある博物館「愛媛県総合科学博物館」!
ガラスの円錐形のエントランスが特徴の建物で、他にも正方形の展示棟、三日月形の生涯学習棟とレストラン棟、球形のプラネタリウム棟で構成されています。
直径30mを誇る巨大なプラネタリウムは世界最大級となっていますよ。
ミウラート・ヴィレッジ
ITSUKO HASEGAWA ATELIER / 長谷川逸子・建築計画工房
建築家の長谷川逸子氏が設計した愛媛県松山市堀江町にある美術館「長谷川逸子」!
不等辺四角形が特徴の建物で、展示室は奥にいくにつれて徐々に天井が高くなるよう設計されています。
中央に配置された黒いガルバリウムの建物はゲストハウスとなっており、下部のピロティ部分にはアート作品が展示されていますよ。
亀老山展望台
瀬戸内海の大島の山頂で、「建築を消そう」という試みを行った。
計画地である亀老山の山頂は水平にカットされ、公園として整備されていた。
その部分をもとの山頂の地形に修復し、植栽をほどこし、その地形にスリットをあけ、その中にひと続きのシークエンスを持った展望台を埋蔵した。
オブジェクト型、凸型の建築に対し、凹型の孔のような形状を有する、「見えない建築」を提案した。
Kiro-san Observatory — 亀老山展望台 | Architecture | Kengo Kuma and Associates
建築家の隈研吾氏が設計した愛媛県今治市吉海町にある展望台「亀老山展望台」!
亀老山の山頂に建てられており、自然の景観を壊さないように地形に埋め込まれたような建築となっています。
しまなみ海道を360度一望することができる人気の展望スポットとなっていますよ。
この展望台はJCDデザイン賞’95文化・公共施設部門最優秀賞を受賞しています。
今治市岩田健母と子のミュージアム
今治市岩田健母と子のミュージアム(いまばりしいわたけんははとこのミュージアム)は、愛媛県今治市大三島にある美術館。
今治市大三島美術館の分館である。
大三島町立宗方小学校の跡地に2011年8月20日開館した。
母と子をモデルに彫刻家岩田健の彫刻作品43点が展示されている。
美術館は、同じく大三島に美術館を持つ伊東豊雄が設計した。
大三島ふるさと憩いの家に隣接している。
大三島島内には、現在彫刻などを展示したところミュージアム大三島や書道作品などを展示している村上三島記念館、建築美術館の伊東豊雄建築ミュージアム、日本画などを展示している大三島美術館など複数の美術館・ミュージアムが立地している。
建築家の伊東豊雄氏が設計した愛媛県今治市大三島にある美術館「今治市岩田健母と子のミュージアム」!
直径30mの円形の壁で構成された建物で、円周部分には庇がかけられ展示スペースを囲んでいます。
屋根のない野外展示スペースとなっており、芝生の上にはベンチや彫刻作品が並んでいますよ。
道後舘
建築家の黒川紀章氏が設計した愛媛県松山市道後多幸町にあるホテル「道後舘」!
江戸期の蔵屋敷をモチーフにしたロビーが特徴の旅館で、吹き抜けに設けられた滝やロビーを巡る川、赤い小橋などが設けられています。
唐破風や欄間、門、連子格子などを取り入れた和風建築となっていますよ。
愛媛県県民文化会館
愛媛県県民文化会館(えひめけんけんみんぶんかかいかん)は、愛媛県松山市にある西日本最大級の多目的ホール。
設計者は丹下健三。
2019年4月から、約1年をかける大規模改修工事中。
建築家の丹下健三氏が設計した愛媛県松山市にある多目的ホール「愛媛県県民文化会館」!
左右の両側が突き出した形状が特徴となっており、建物の前面には広くとられた広場が設けられています。
5階席まである西日本最大のホールを備えており、2019年から改修工事が行われていますよ。
このホール建築はBCS賞を受賞しています。
愛媛県県民文化会館施設情報 | 財団法人 愛媛県文化振興財団
瀬戸内リトリート 青凪
瀬戸内リトリート青凪(せとうちリトリートあおなぎ)は、愛媛県松山市柳谷町にあるホテル。
青い空と海に身をゆだね、凪に静を知る「MINIMAL LUXURY」。
安藤忠雄、建築・設計のホテル。
オールスイート、全7室のラグジュアリー・ホテルです。
建築家の安藤忠雄氏が愛媛県松山市柳谷町にある美術館をホテルにリノベーションしたおしゃれな「瀬戸内リトリート青凪」!
THE AONAGIスイート、半露天温泉スイート、ガーデンスイート、4ベッドスイートの全4種類7室のスイートルームが用意されています。
宿泊客のために用意された2つのプールと、1つの温泉ジャグジー、サウナ、ダイニング、スパ、ギャラリーも楽しめますよ。
瀬戸内リトリート青凪に泊まったときの記事はこちら
今治のオフィス
愛媛県今治市に建つ自社ビルの計画。
しまなみ街道の終着に位置する、自然の豊かさが広がる敷地の中で、この豊かな自然を内包するような、限りなく大らかで、ゆるやかに繋がる建纂。
オフィスという機能をワークスペース、ストックスペース。
食堂やミーティングスペースなど働く上で必要な要素を細分化し、敷地を切り取るように囲われたガラスのハコの中に散りばめた。
その場所で起こりうる行為は、まるで公園のように自由にフレキシブルに使用され、その用途にあった空間として機能する。
また、本来同じ空間に配置されるワークスペースとストックスペースを分け、外周に配置することで、外部と各諸室との緩衝書として機能し、開放的な空間でありながらも、縁側空間のように、熱環境を整備する役割を同時に果たす。
広島・東京 建築設計事務所 SUPPOSE DESIGN OFFICE Co.,Ltd −Works− 今治のオフィス part1
世の中は名前が支配しているのではないだろうか。
一般的に、ゴミ箱と呼べばゴミを入れるものとして使い。
それを逆さまにして椅子として使おうとはしないように名前自体がそのものの使い方さえをも決めているのではないかと思うことがある。
オフィスにおいても同様のことがある。
社員食堂ではお昼の時間だけが食事によって食堂と空間が定義され、会議室では会議がないときは誰も使用しない機能のない部屋になっているのが現状である。
オフィスにおける部屋の使われる時間、時間帯が名前によって判限されていないかを、再考することによって、新しいオフィスの使われ方と、環境を同時に解く計画とした。
この建物のエントランスを我々はパークと名付けた。
扉をあけたその先に拡がる空間は、もちろん工ントランスホールとして機能しながらも、お昼になれば社員さんがお弁当を持ち寄り食事をすることによって食堂となり、お客さまと商談をすれば会議室へと、部屋の名前が変わっていく場所になる。
またこのパークが執務空間をぐるりと囲い込む計画によって、外部と内部の中間領域になることで、執務空間のエネルギー付加を最小限に抑える役割りと、書類やカタロクなどの一時的に利用するものたちの収納場所になることで、執務空間からは収納体積がディスカウントされ、空調を機能させる体積も必要最低限のものへエネルギーをつかう状況を設計した。
このように使う人が行為によって場所に名前をつけていくことで、あらゆる場所に機能が生まれることとなった。
既に社会に定着している名前や概念をいちど取り除くことによって新しい空間の可能性を私たちは見つける事が出来たのではないかと考えている。
名前を取り除くことによって機能を拡張させながら、名前をつけることで人の使い方を導く。
そんな「なまえと建築の関係性」に可能性を感じている。
広島・東京 建築設計事務所 SUPPOSE DESIGN OFFICE Co.,Ltd −Works− 今治のオフィス part2
建築家の谷尻誠氏と吉田愛氏が率いるSUPPOSE DESIGN OFFICE(サポーズデザインオフィス)が設計した愛媛県今治市にあるオフィス「今治のオフィス」!
木のルーバーに覆われたおしゃれな外観が特徴の建物で、部屋は円形で、ガラスの壁に仕切られています。
パークと名付けられたエントランスは吹き抜けとなっており、休憩や打ち合わせなどに活用できるようになっています。
吹き抜けを囲むように緩やかなスロープが架かっていますよ。
このオフィス建築は第1回JIA四国建築賞の大賞を受賞しています。
SKK松山
敷地の三方をJR予讃線、空港からの幹線道路、高層マンションに囲まれた地にあって、騒音や視線を制御しながら、いかに快適な執務空間を実現するかがテーマとなった。
ここでは、居室部分をできるだけ開放的なつくりとしながら、再生木材による大型のルーバーやステンレスメッシュのスクリーンなど透かしつつ遮る要素を外部に巡らせ、そこに生まれる外部空間を内部に取り込もうと試みている。
駐車場を含めて敷地全体を取り囲む形でデザインを行うことで、外部空間をインテリア化し、実際の床面積以上の広がりを獲得しようとした。
内部においても、境界をできるだけ透明な建具とすることで、連続する空間となることを目指した。
Plants Associates Inc. – SKK松山
建築家の宮崎浩氏が設計した愛媛県松山市にある3階建てのオフィスビル「SKK松山」!
木製のルーバーや金属製のスクリーンが設けられた建物で、JRや道路などからの騒音や視線に配慮された設計となっています。
直線を基調としたスタイリッシュな建築となっていますね。
SKK松山の他にも徳島にあるSKK徳島や高知にあるSKK高知も宮崎浩氏が手掛けていますよ。
菅井内科
ITSUKO HASEGAWA ATELIER / 長谷川逸子・建築計画工房
建築家の長谷川逸子氏が設計した愛媛県松山市にあるクリニック「菅井内科」!
波打ったカラフルなファサードが特徴の建物で、ガウディのカサ・ミラを彷彿させるデザインとなっています。
メインアプローチは商店街側となっており、先ほどの曲面とは打って変わって平らな壁面に仕上がっていますよ。
愛媛県に行くさいに持っていきたい1冊です。
愛媛にも見応えのある建築が集まっていますね。
以上で有名建築家が設計した愛媛の建築物15選。美術館や博物館からホテルまででした。
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