こんにちは。
今回は有名建築家が設計したおしゃれなカフェ・レストラン14選です。
東京をはじめ、日本国内には様々な建築家が設計したおしゃれなカフェやレストランがありますよね。
そこで、今回は有名建築家が設計したおしゃれなカフェやレストランをまとめました。
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有名建築家が設計したおしゃれなカフェ・レストラン!
ここからはいよいよ、実際に有名建築家が設計したおしゃれなカフェやレストランを見ていきましょう。
猿田彦珈琲 調布焙煎ホール
広島・東京 建築設計事務所 SUPPOSE DESIGN OFFICE Co.,Ltd −Works− 猿田彦珈琲 調布焙煎ホール_01
東京都調布市小島町にある建築家の谷尻誠氏と吉田愛氏が率いるSUPPOSE DESIGN OFFICE(サポーズデザインオフィス)が設計したおしゃれなコーヒーショップの旗艦店「猿田彦珈琲 調布焙煎ホール」!
ガラス張りの向こうには焙煎機4台が設置されており、コーヒーが作られている工程を楽しむことができます。
150坪ある店内には様々なタイプの席が設けられており、カーペットが敷かれたリビングのようにくつろげる空間となっていますよ。
店舗情報|東京・恵比寿のスペシャルティ・コーヒー専門店|猿田彦珈琲
ベラビスタスパ&マリーナ尾道 エレテギア
海を望むリゾートホテルに付属するレストランである。
36m×6.8mのメインダイニングを新築で、既存レストランをキッチンダイニングとして改修した。
敷地は海と山に挟まれた気持ちのよい場所であるため、庭園の中で周囲を眺望するためのガゼボのように、屋根だけを架けて客席を並べ、風や視線が抜けるおおらかな場所を作ることにした。
半分のスペースはガラス建具で囲って内部空間とし、まるで外で過ごしているかのように食事ができることを狙った。
ただしガラス張りの空間特有の冷たく大味な構成とならないよう、上部の屋根架構を繊細であたたかなものにする必要があった。
食材の地産地消をモットーとするレストランに相応しく、構造材はこの地域の山々に植生する赤松を使うことにし、その羽柄材を束ねた架構で人々を包もうと考えた。
一本であれば折れてしまうが、三本を束ねれば強く折れない。
そう言ったのは、このあたりを治めた武将、毛利元就であるが、結束の大切さを説いた地域伝承の物語を屋根に反映することにした。
450ミリピッチの羽柄材の主なサイズは22.5×45ミリ、45×45ミリ、22.5×60ミリ。
これらを近郊に位置する府中町の伝統的家具産業の技術を使ってトラスを構成。
総数約1600本の柔らかでしなやかな小屋組みを実現した。
木のへぎ板葺きの入母屋頂部に設けられた高窓からは、美しい西日が差し込み、このリゾートの売りである日没の時間を特別なものにしている。
メインダイニングの脇の既存棟は大きく低い庇を追加している。
客は通常厨房内で使われるキックドアを開けて入ると、整然としたステンレス製のキッチンと、それと同じ高さのハイチェア、中央に大きな窯を見ることになる。
キッチン脇に客席があり、シェフの隣で料理の味見をしながら食事を楽しむことができる。
建築家の中村拓志氏が設計した広島県尾道市浦崎町大平木にあるおしゃれなレストラン「ベラビスタスパ&マリーナ尾道 エレテギア」!
屋根が宙に浮いているようなガラス張りの建物となっており、海や山などの自然に囲まれた風景を楽しむことができます。
人気のリゾートホテル「ベラビスタスパ&マリーナ尾道」のメインダイニングですが、宿泊しない方でも利用できるようになっていますよ。
このレストランは日事連建築賞やJCDデザイン賞2016の金賞を受賞しています。
メインダイニング Erretegia(エレテギア)| レストラン |ベラビスタ スパ&マリーナ 尾道 公式ホームページ | 極上のリゾートホテル
ブルーボトルコーヒー 京都カフェ
Blue Bottle Coffee Kyoto Cafe | Schemata Architects / Jo Nagasaka
建築家の長坂常氏が設計した京都府京都市左京区南禅寺草川町にあるおしゃれなカフェ「ブルーボトルコーヒー 京都カフェ」!
築100年の伝統のある京町屋をリノベーションした建物で、剥き出しになった梁や柱、土壁など元の建物を活かしたレトロモダンな建築となっています。
大きなガラス窓や吹き抜けが特徴で、開放的な空間となっていますよ。
京都カフェ Cafe | Kyoto Blue Bottle
VinSante(ヴァンサンテ)
建築家の坂茂氏が設計した東京都世田谷区代沢にあるおしゃれなレストラン「VinSante(ヴァンサンテ)」!
紙管を使用したユニークな内装が特徴の建物で、壁や天井はもちろん、パーテーションを利用したワンラックや椅子にまで紙管を使っています。
住宅街の角地に建てられていることを活かし、道路側の2面をガラスの引き戸にすることにより、テラスと連続する空間となっていますよ。
カヤバ珈琲
大正5(1916)年築,木造2階建ての町家の1階にある喫茶店「カヤバ珈琲」は昭和13(1938)年の創業以来,谷中の人びとにとって、大切な場所であった。
残念ながら店を守り続けてきたふたりのおばあさんが亡くなり、しばらく閉店していた。
しかし、たいとう歴史都市研究会とSCAI THE BATH HOUSEの協力の下、谷中を新しい文化の発信地とするプロジェクトの一環として、再び喫茶店として再生することとなり、その改修設計を任された。
この場所は長年積み重ねてきた人びとの思いからなる膨大なストーリーを内包して、既に熟成され、完成された空間となっていた。
ただ、そのまま残してもノスタルジーに陥ってしまう。
そこで、この空間の持つ特性を拡大解釈して見せることで、今の時代にあった別のストーリーがそこに浮かび上がってくるのではないかと考えた。
感情的な部分から離れ、ただ空間特性だけを拾い上げようと固定観念を捨てて見つめ直した。
印象に強く残ったのは、薄暗い室内と窓から見える通りの明るい風景という明暗のコントラスト。
そこで、この光のイメージを増幅させていくことを考えた。
天井に黒いガラスを張り、そこに窓外と室内の映像を映し込み垂直方向に空間を広げていく。
店内に入った瞬間に見える奥の壁は光壁にし、窓外の照度と合わせ、水平に奥へと広がり外に抜けていくような感覚を与えた。
賑やかな通りの往来、店内でくつろぐ人の様子が天井に反射して見える。
この生き生きとした「今この瞬間」の映像越しに、過去から続く大正時代の梁が重なって見えてくる。
ここで珈琲を飲みながら人は何かを夢想する、「今この瞬間」から、過去と未来に繋がる時間の糸が、始まりと終わりが分からないくらいに絡み合い、「カヤバ珈琲」という場ができ上がる。
そんな、常に現在進行形の空間をつくるきっかけを与えることが「生きた保存」なのではないかと思う。
永山祐子建築設計 – YUKO NAGAYAMA&ASSOCIATES
建築家の永山祐子氏が設計した東京都台東区にある喫茶店「カヤバ珈琲」!
大正時代に建てられた木造2階建ての古民家をリノベーションした建物で、外観や内部の一部はそのままにできるかぎり手を加えないよう設計されています。
1階の天井部分に黒い鏡が設けられており、店内の風景が写し出されていますよ。
COEDA HOUSE(コダハウス)
8cm角の棒状のヒバ材をランダムに組み合わせて、一本の巨大な樹木のような建築を作った。
鉄の7倍の引っ張り強度をもつカーボンファイバーロッドによる補強によって、一本の樹木のような、大きく枝を張り出した形が可能となり、地震時の揺れを抑えることも可能となった。
敷地は太平洋を望む崖の上にあり、樹木の形状の構造によって、景観の妨げとなる外周部の柱を消すことができた。
COEDA HOUSE | Architecture | Kengo Kuma and Associates
建築家の隈研吾氏が設計した静岡県熱海市にあるカフェ「COEDA HOUSE(コダハウス)」!
四方がガラス張りになった外観が特徴の建物で、中心にはインパクトのある木組みの柱が建物を支えています。
海側にある人気のカウンター席では、海と空を一望できますよ。
虎屋 京都一条店
京都御所のほど近く、烏丸通に面した「とらや 京都一条店」と、一条通を西に入った静かで歴史的な町並みに位置する「虎屋菓寮 京都一条店」がございます。
この地は虎屋が永年にわたり御所の御用を勤めてきた場所であり、少なくとも寛永5年(1628)より前から店を構えていたことがわかっています。
菓寮では季節ごとに表情を変える庭や、稲荷社、江戸時代からのお蔵などを眺めながら甘味が楽しめるほか、日本文化に関わる書籍約600冊を自由にご覧いただけます。
併設の「虎屋 京都ギャラリー」では、京都にちなむ展示や講演会も開催しています(不定期)。
京都一条店(直営店・虎屋菓寮) | とらやの和菓子|株式会社 虎屋
建築家の内藤廣氏が設計した京都府京都市上京区にある和菓子・喫茶店「虎屋 京都一条店」!
内部の天井は連続した木製の緩やかなアーチ状となっており、店内には柱のない広々とした空間となっています。
中庭や水盤を眺めながらのオープンテラスの席もあって、暖かい季節は人気となっていますよ。
Cawaii Bread & Coffee
もとは小さな印刷工場、その後ガレージとして使われていた46m²の空間のリノベーションを、西沢立衛建築設計事務所にお願いしました。
開放性と透明性は西沢さんの建築の重要なキーワードですが、街にも川にも開かれたパン屋&コーヒースタンドができたと思います。
コーヒーを飲むカウンターからは、亀島川に面した工房でパンを焼く様子をガラス越しに眺めることができます。
つくる人と買う人が交流する店、さりげなく気持ちよい店でありたいという願いが実現しました。
手書きの風合いをもつアラベスク柄の壁紙はこの空間のためのオリジナルです。
建築家の西沢立衛氏が東京都中央区八丁堀にあった印刷工場をパン屋・カフェにリノベーションした建物「Cawaii Bread & Coffee」!
店内に入って手前側にはパンが販売されており、奥側にはガラス張りの工房とスタンド席が設けられています。
かわいいアラベスク柄の壁紙は、西沢立衛建築設計事務所がこの空間のためにデザインしたオリジナルのものとなっていますよ。
ラ コリーナ近江八幡
建築家の藤森照信氏が設計した滋賀県の近江八幡市にある複合施設「ラ コリーナ近江八幡」!
芝で覆われた三角屋根が特徴の建物で、周りの風景と見事に一体化した建築となっています。
ラ コリーナ近江八幡の2Fにあるカフェの内装も藤森照信氏が手掛けており、焼きたてのバームクーヘンが人気となっていますよ。
SEA BiRDS CAFE(シーバーズカフェ)
全面ガラス張り、目の前は太平洋の海原。
まるで海に浮いているようなデザイン絶景天空カフェ “リゾート地のような、非日常の空間でお食事ができるお店”がコンセプト
日立市出身の世界的建築家、妹島和世さんがデザインを監修し、2012年にグッドデザイン賞を受賞しました。
また、カフェが直結する日立駅は、2014年に鉄道の国際デザインコンペティション「ブルネル賞駅舎部門」最優秀賞を受賞し、話題となっております。
世界の最も美しい駅舎の一つとして、その斬新で美しい建物は高く評価されています。
全面ガラス張りのため、店内は明るく開放感があり、ポップな家具やアンティークチェアーが並び、まるでリゾートのような雰囲気。
カフェでありながらフードメニューも充実。
各種ご宴会や結婚式二次会など様々なご利用方法をご提案いたします。
建築家の妹島和世氏がデザインを監修した茨城県日立市にあるカフェ「SEA BiRDS CAFE(シーバーズカフェ)」!
まるで海に浮いているようなデザインで話題のカフェで、全面ガラス張りとなっており、太平洋の海が一望できます。
店内にはイームズチェアやSANAAのラビットチェア、ジャスパー・モリソンのエアチェアなどのデザイナーズ家具が並んでますよ。
このカフェがある日立駅の自由通路はグッドデザイン賞を受賞しており、日立駅は鉄道の国際デザインコンペティション「ブルネル賞」駅舎部門で優秀賞を受賞しています。
カフェ ラ・ミール
広島・東京 建築設計事務所 SUPPOSE DESIGN OFFICE Co.,Ltd −Works− Cafe La Miell
建築家の谷尻誠氏と吉田愛氏が率いるSUPPOSE DESIGN OFFICE(サポーズデザインオフィス)が設計した愛媛県新居浜市高木町にあるおしゃれなカフェ「カフェ ラ・ミール」!
三角形のインパクトのある外観が特徴の建物で、斜めの屋根には石が敷き詰められています。
店内の一部は半地下となっており、三角形の間に設けられた開口部からは自然な光が入るよう設計されていますよ。
スターバックスコーヒー 太宰府天満宮表参道店
大宰府天満宮に至る参道に沿ってたつ、スターバックスコーヒー。
間口7.5m奥行き約40mの長細い敷地を考慮して、木をななめに組み、光と風が流れるような有機的な空間をつくった。
内部空間を覆い尽くすX形の木組みは、60角の1.3m~4mの杉材を約2000本使用して、材の全長は4kmにおよぶ。
木組みは筋交いとして、建物を支える。
全体を組んだ後、ジョイントをダボで縫うことにより、木組みをより硬いものとした。
太宰府という歴史ある土地と、現代的な木造技術の遭遇が、他のスターバックスとは異なるユニークな空間を生み出した。
建築家の隈研吾氏が設計した福岡県太宰府市宰府にあるコーヒーショップ「スターバックスコーヒー 太宰府天満宮表参道店」!
伝統的な木組み構造が特徴で、それがそのままインテリアにもなった斬新な建物です。
メディアでも話題になった店舗で、インスタ映えにもおすすめのスポットとなっていますよ。
このカフェ建築はグッドデザイン賞を受賞しています。
太宰府天満宮表参道店 | スターバックス コーヒー ジャパン
CONNEL COFFEE(コーネルコーヒー)
東京・港区の草月会館の2階に位置するカフェ。
1977年に建築家・丹下健三によって設計された当時のインテリアがまだ残っていることや、赤坂御所や高橋是清翁記念公園、そしてイサムノグチが手がけた石庭への眺望が美しいことから、天井や壁面には触れず、新たな造作壁も建てることなく、床と家具のみをデザインすることにした。
床にはnendoが手がけたフローリング「stream」を使用し、2つに分かれた空間を流れるように繋ぎ、カウンターの側面も同じフローリング材で仕上げ、さらに一体的な印象が生まれるようにカウンターや階段のフローリングの目地が全て床と揃うようにした。
カウンターの天板には艶のある黒い人造大理石を使うことで天井のグレーペンミラー仕上げと呼応させ、竣工当時からここで使用されてきたエーロ・サーリネンの「チューリップ・チェア」は補修してマットブラック塗装を施して再利用することにした。
また、一緒に使われていた「チューリップ・テーブル」も同じく補修され、天板には天井と同じグレーペンミラーを貼った。
結果的に、この場所がもつ潜在的な価値を引き出すようなインテリアデザインが生まれた。
カフェはnendoが運営母体となり、様々な人たちとの有機的なコラボレーションを行っていきたい、との思いから名前を「connel」(=様々な要素を「こねる」)とした。
ロゴはnendoのロゴから「n」を抽出し、グニャリと曲げるようにして2つの「c」にし、オリジナルマグカップは持ち手部分を手でこねて作ることで一点一点異なる形状となるようなデザインにした。
さらに、マドラーはマグカップの中で自立するような形にしつつ、錫製にすることで使っていくにつれて徐々に形状が柔らかく変化していくようにした。
東京都港区赤坂にある佐藤オオキ氏率いるデザインオフィス、nendoが手掛けたおしゃれなカフェ「CONNEL COFFEE(コーネルコーヒー)」!
建築家の丹下健三氏が設計した草月会館の2Fにあるカフェで、ガラス張りの壁やミラーの天井などは当時のままとなっています。
nendoがデザインしたのは床と家具のみとなっており、床のフローリングとカウンターの側面は同じデザインに合わせてありますよ。
CONNEL COFFEE by bondolfi boncaffe | コーネルコーヒー
ほうとう不動
山梨県富士河口湖町に建つほうとうの店舗です。
南に見える富士山と、建物が一体となって風景をつくるような壮大な建築です。
冬以外はオープンエアーでほうとうを楽しむ店舗で、日中は自然光のみで光がまわるよう計画した親自然的な建築です。
2010年にオープンして以来、河口湖の新しいランドマークとして多くの観光客が訪れる場所になっています。
四季を通して自然とともにおおらかに建つたいへん気持ちのよい建築です。
是非、行ってみてください。
TAKESHI HOSAKA architects | WORKS
建築家の保坂猛氏が設計した山梨県南都留郡富士河口湖町にあるおしゃれなレストラン「ほうとう不動」!
富士山に浮かんでいる雲をイメージした建物で、インパクトのある意匠に仕上がっています。
内部は洞窟のような空間となっており、広い店内なので団体でも利用可能となっていますよ。
このレストランは日本建築仕上学会作品賞や山梨建築文化奨励賞を受賞しており、海外でも様々な賞を受賞しています。
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商店建築 2018年 5月号 カフェ&ロースタリー大特集 [雑誌]
どのカフェやレストランもおしゃれで、一度は行ってみたい建築となっていますね。
以上で有名建築家が設計したおしゃれなカフェ・レストラン14選でした。
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